東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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仕事の合間の東京散歩は、まるでごった煮日記だナ。

この土曜日は驚く様な暖かさだったね。
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空には飛行機雲。

朝から、立石「宇ち多”」に並んでいたが、着ていたスタジアム・ジャケットも脱がないと汗ばむ程の陽気だった。
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暫くすると、「兵六」仲間の二人がそれぞれ登場し、「宇ち多”」の後は地元の面々とお好み焼き「きく」、居酒屋「ゆう」とハシゴ酒。
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お嬢さんの受験が終わるまで暫く酒を控えていたスーさんが合格の知らせに一安心と久しぶりの酒だったのだ。
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そんな席へお邪魔出来て、嬉しいじゃないか。
これでまた週末も「宇ち多”」で呑めるね、スーさん。

楽しい時はあっと云う間。夕方から仕事だったので、僕だけひと足お先に失礼した。
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そうそう、沼袋のもつ焼き屋「ホルモン」に通っているらしいマッキー牧元さんが、先日野方の「秋元屋」を訪れたそうな。雑誌「食楽」のページをめくっていたら、マッキーさんが都内のポテサラを巡っていたのだ。数々の名店のポテトサラダを紹介していたが、堂々と「秋元屋」のあのポテサラも絶賛していた。嬉しいねぇ。
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先日も毎度お馴染みとなった日曜四時秋元屋と口開けからカウンターで呑んでいたら、何やら外に白いハンチング姿が立って居た。冬場の秋元屋はビニールシートで入り口が覆われているので、よく目をこらさないと判らないのだが間違いなくライターの森一起さんだった。モツ好きの小学生の息子を連れて仲良く外で並んでるではないか。あぁ、あと5分早ければ僕らの隣が二席空いていたのになぁ、残念。

でも、お店の方が気を使って席の入れ替えをしてくれて、そんなに待たずして僕らの対面のカウンターに座れたね。良かった、良かった。
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そして、森さん豆乳割りで、息子はサイダーでもつ焼きだー!
森さんも隔月ペースで「食楽」にコラムを書いているのだが、安くて美味い店を探したいならば、とても重宝する情報だ。

そう云えば、マッキーさんは僕と同じ誕生日、水瓶座だ。あぁ、僕も明日になれば、また一つ歳を取るのだナ。ふぅ。

さて、先週の日曜日まで深川江戸資料館に於いて「豊田コレクション 手ぬぐいでごあいさつ」展が開催されていた。

日本橋堀留町の老舗、戸田屋商店で長年浴衣や手拭い制作に携わった豊田満夫さんが集めた日本手ぬぐいのコレクションの中から企業や商店、芸人などがお祝いやご挨拶の時に配る贈答品としての手拭い300点を厳選して展示していた。
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江戸から続く伝統的な図案からモダン、ハイカラなデザインまで実に豊富な柄に足を止めて魅入ってしまった。
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今でも開店祝いや噺家さんのご挨拶等に手拭いを配られる事が有るが、当時は広告の役割りをしっかりと果たしていたのだナと改めて深く知る機会となった。その手拭いの図案から誰が何の為に作って配ったかなどと想いを巡らすのもまた愉しい展覧会だった。

帰り際、好きな手拭いに名入れをしてくれると云うので、江戸名所「亀戸天満神社」の太鼓橋と藤の花が描かれた一枚を選んでみた。
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色々な文字のシルク版から一つひとつ文字を探し出して手刷りしてくれるのだが、さすが職人の技は凄いねぇ。あっという間に出来上がった。
さぁ、僕だけのマイ手拭いの完成だ。4月から催される藤まつりの頃まで家に飾って楽しむとしよう。
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と云う訳で先日の建国記念日に浅草まで出掛けて日本手拭いを飾る額を買って来た。祭日の浅草は人で溢れていたが、さっと買い物を済ませ人通りの少ない雷門の裏手を歩き「簑笠庵」へと向かった。

この日は1月に七十一歳になったばかりの叔母を連れてお邪魔した。
前日も友達たちと「今半 本店」ですき焼きを食べたそうだが、美味しい酒と肴を味わうのだから二連チャンの浅草も良かろうと誘ってみた。

先ずはビールで乾杯し、お馴染み「トマトと玉葱のサラダ」から。
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これが滅法美味いのでアル。酒に行く前のビールにはピッタリのアテだろうネ。
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薩摩富士の兵六呑みに移り、菜の花からし和えを戴いた。
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さっと湯を通した菜の花の色鮮やかなこと。美しいねぇ。

続いて、炊きたての「お煮しめ」だ。
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里芋に蓮根、人参がほっこりと煮えて良い味が出ている。最後の煮汁まで一滴残らず飲み干した程美味かった。

叔母が金目の煮付けが食べたいと云ったのだが、生憎前日に無くなったとの事だった。山本さんにオススメの魚を伺ったらホウボウが入って来たと云う。
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胸ヒレが大きいホウボウは刺身で食べるのも美味いが、塩焼きが良いと云うので焼いて戴いた。

おぉ、立派な塩焼きの姿になって現れたネ。
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しっかりと身が締まっており、白身の甘みと絶妙な塩加減がスバラシイお味。酒の肴にも最高だし、云う事無しの旨さだった。

日が暮れ出した頃、ガラリと戸が開いた。おや、いつもお世話になりっぱなしの神保町「兵六」の厨房を預かるお二人がそれぞれご夫婦でやって来た。「兵六ガールズ」(と勝手に呼んでいるのだが..)が作る酒の肴は何を戴いても旨い。いや、酒がススむのでアル。

そして、簑笠庵に差し入れで持って来たアサリの串焼きをお裾分けして戴いた。
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これ、戴くの二度目なのだが、本当に旨い。浦安の名物だそうだが、一つひとつ丁寧に貝殻から身を取り、串に刺して焼くのだから大変な手間だろうね。
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魚場の方々に感謝しつつ、盃を一杯またゴクリとやる。むふふ、最高だね。

このアサリの串焼きには日本酒だろう、と今度はキリリと冷えた山廃純米酒「末廣」のお裾分け。
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このお酒、実は年末の酒場放浪記の取材で「兵六」でロケがあった時の吉田類さんからの心付けだそうだ。なのに、「兵六」は三代目主人を始め、皆さん余り酒が強くないってことで、ついつい呑ん兵衛の僕らがご相伴に預かるって寸法だ。嬉しいねぇ、こんな旨い酒を戴いちゃって。

我が叔母ちゃんもビールしか呑まないとか、云っておきながら冷酒もクイクイといってたナ。愉しい晩になってよかった、よかった。70過ぎても元気にこうして酒が吞めるのだから、元気ってのは最高だネ。
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箸休めにぬか漬けを戴き、またも簑笠庵名物「アジフライ」を戴いた。
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これはもう何も言わないから、是非皆さん一度お食べアレ。

〆は山本さんの最近のお気に入りの一皿「鶏ささみの柚子胡椒和え」をのせたお茶漬けだ。
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腹も一杯になったし、程よく酒に酔った。我が家に戻り、一休み。

あれだけ食べたのに甘い物は別腹ってコトで(オマエは女子か?って云われそうだが..)、先日京都から送って頂いた辻和金網の足付き焼き網で正月に突いた餅を焼いてみた。
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ふっくらと焼き上がったらお湯にくぐらせ甘いきな粉にからめるのだ。
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おぉ、我ながら美味しい安倍川餅が出来たかな。

幸せな気分をそのままに亀戸天神社の手拭いを額に飾ってみた。
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うん、いいじゃないの。春を迎える頃までの間、ひと足早い藤の花を愛でるとしよう。あぁ、愉しい。

なんだかごった煮の様な日記になってしまったかナ。まぁ、よいか。
by cafegent | 2009-02-16 18:34 | ひとりごと