東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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亀戸は藤の花、浮間ではさくら草が咲き誇っている。

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もうすぐ端午の節句だね。天高く鯉のぼりが泳いでいた。気持ち良さそうだネ。

だが、僕はと云えば、風邪を引いてしまい声が出ない。うぅ、参った。
どうも扁桃腺が弱いのか、熱や鼻づまりよりも喉にくる事が多い。
今回もそうだ。咳と喉の痛みだけである。そして、声がまともの出ないのだ。一昨日、日中はポロシャツ1枚で十分温かかったのだが、夜から徐々に冷えて来た。赤坂に在る代理店の前で、仕事の電話が長引き1時間近くもポロシャツ姿で外に居たら、すっかり体調がおかしくなった。

「立ち飲み なるきょ」へ寄ってみたら、相変わらずの賑わいだ。
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カウンターの奥では、歌唱力抜群の女性シンガーが楽しそうに呑んでいた。西麻布の角の焼肉店の様な名前のコだネ。ちょうど来週、新曲「明日がくるなら」がリリースされるので、忙しい合間の息抜きだろうか。

旨い芋焼酎を呑んでいると、久しぶりの友人たちがやってきた。
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此処に来ると同世代の連中が皆元気でなによりだ。
皆が元気で陽気だと、こっちも元気が湧いてくるってもんだナ。ウム、早く風邪など治さなければ。
        ◇     ◇     ◇
明日の日曜日まで、北区の浮間公園にて「浮間さくら草祭り」が催されている。
小さなさくら草が、なんと10万株も咲き誇っているのだ。一面がピンクや白の花で埋め尽くされ、訪れる人々を魅了するのだナ。
改めて、この国は素敵だなぁと思う。満開の桜を楽しんだら、今度は足下の桜を楽しむことが出来るのだから。

    我が国は草も桜を咲かせけり

良い句だネ。小林一茶が詠んだのだが、荒川の土手あたりを見て浮かんだのだろうか。
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永井荷風も一句詠んでいる。

   葡萄酒の色にさきけり桜草

ワインを持ってくるあたりが、なんとも荷風らしくて粋だネ。

亀戸天神社では、連休最後の6日まで「藤まつり」が開催されている。
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こちらも見事な藤棚から見事な花が舞い降りており壮観な眺めだ。美しい花に酔いしれたら、「亀戸餃子」にて旨い餃子と酒なんてのもイイ。
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さて、俳句と言えば、あの名優渥美清も俳句をたしなんでいたそうだ。俳号も寅さんらしく「風天(ふうてん)」である。私生活を一切明かさなかった昭和の名優の在りし日の姿を残した句から探ろうと試みた方がいる。コラムニストで、元毎日新聞社の記者だった森英介さんだ。
渥美清が残した221句を元に半年をかけて、家族や句会仲間を訪ねたそうだ。そして、昨年十三回忌にあわせて「風天 渥美清のうた」(大空出版)を発表した。

渥美清が詠んだ一句。

   お遍路が一列に行く虹の中

森さんは徳島出身で、近くに八十八カ所の一番札所が在ったそうだ。渥美さんのこの一句に惹かれ、興味を抱いたのだそうだ。朝日新聞のコラムから拾い読み。

さくら草の事を書いていて、なんとなく荒川土手をカッ歩する寅さんの姿が浮かんだのだ。あぁ、焼酎ハイボールが恋しくなってきた。
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by cafegent | 2009-04-25 17:17 | ひとりごと