東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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千日詣りで、ほおづきをひとつ。

昨日の雨とは打って変わって朝から青空が広がった。
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それにしても、茹だるような暑さだネ。こんな暑さに負けてたまるか、とバテ解消に鰻を食べて来た。慈恵医大のすぐ近く、江戸から続く老舗の鰻屋『ての字 本丸』でうな重を戴いた。此処は全国から美味い鰻が届くので、愛知だったり、その日によって違うのだ。
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今日の鰻は九州のだった。ふっくらと蒸された鰻は東京人の好みだ。口の中で溶けるほど柔らかい。時間に余裕があって、懐が温かい時は南千住の『尾花』へと出向くが、身近で美味い鰻が喰いたくなった時は、此処が一番だ。なんせ、安くて美味いのだから。
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さて、腹が一杯になったところで、慈恵医大を通り抜け、愛宕トンネルへと向かう。
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そう、今日と明日は、愛宕神社の「千日詣り」である。
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ほおづき縁日が開催され、沢山の人で賑わいを見せる。
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七月十日は浅草観音の「ほおずき市」が始まる日だが、その発祥となった由縁あるお祭りが、この「愛宕神社千日詣り」なのだ。千日詣りの元となった四万六千日(しまんろくせんにち)は、この日に観音様に参詣すると46,000日お参りしたのと同じだけ功徳(くどく)が得られるとされている。
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愛宕様のお告げを受けた人が愛宕山のほおづきを子供に煎じて飲ませれば虫の薬となったり、と「愛宕のほおづき」として多くの人々に珍重されたとされる。
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愛宕や浅草のほおづき市は、初夏の風物詩だね。
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縁起物のほおづきを一鉢買うと、神社の神主様がお祓いをしてくれるのだ。二礼二拍手一礼をして、千日詣りを済ませて来た。
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「四万六千日、お暑い盛りでぇございます」、黒門町の師匠、八代目桂文楽の十八番(オハコ)、『船徳』でこの台詞を聴くと夏が来たのだなぁ、と感じるのである。
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そんな夏を扱った古典落語『船徳』を実にタイミング良く、四万六千日の七月十日に聴けるのである。

僕の大好きなイラストレーター原田治さんが主宰する築地のアートスクール『パレットクラブ』にて、定期的にパレットクラブ寄席『古今亭菊六落語会』が催されている。第九回目の今回は、原田さんがかねてより菊六さんに新ネタおろしをリクエストしていたと云う『船徳』をかけると云うのだ。そんな訳で、文楽師匠の十八番を久しぶりに聞き、菊六さんがどんな風に演じるのだろうか、と今から大いに楽しみなのでアル。
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by cafegent | 2009-06-23 17:10 | ひとりごと