東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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七夕の朝、入谷まで小さな夏を買いに。

今日は双七、七夕だね。
七十二候では「温風至る」、風がもわっとする時季だが、今日は正にそうだね。皆、短冊に願い事を書いて笹に飾ったんだろうか。
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もう夏なんだ。家の近くでは、見事なビワの実が成っていた。
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さて、昨日から「入谷朝顔まつり」が始まっている。
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今朝は早く家を出て、打ち合わせの前に入谷の真源寺、鬼子母神まで出掛けてみた。
幸い天気も良く、早朝から皆元気よく朝顔を売る声が往来の足を止めていた。
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団十郎や四色咲きの行灯作りの鉢が人気だったナ。

今年は家で数種類の朝顔の種を蒔き、ちょうど今咲き出している時季なので、朝顔市では世話になった方へのお中元代わりに送ってもらうことにした。どれも素敵だし、沢山の店が出ているので大いに迷うのだが、オーシャンブルーと云う品種がとても美しい色で目を引いたので、選んでみた。素敵な色だナ。
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用事も済ませ、後は鬼子母神でお詣りだ。
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この時に授かれる朝顔のお守りを戴くと、「身體健全」祈願として火打石でカチカチとお祓いをしてくれるのだ。
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ほおずき市同様、これを授かると夏を乗り切れる気がする。
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境内でも沢山の朝顔が出ていたナ。
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通りの反対側では、縁日の屋台が軒を連ねていた。
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日射しが強くなりはじめていたので、冷やしキュウリを一本戴いた。
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夏はこれに限るネ。青臭さが少し残っているのが、また良い。昔の味がしたなぁ。
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       ◇      ◇      ◇
毎週、日曜の朝は「日曜美術館」を観ている。

今回は、故・犬塚勉画伯の特集だった。山を愛し、自然に魅せられ、草原を描き、森を描き、渓谷の奥深くを描き続けた画家。草の葉一本一本を緻密に細密に描き、スーパーリアリズムを極めた作品群である。

犬塚勉は奥多摩に住み、小中学校の美術教師をしながら、絵を描き続けた画家だ。1988年、38歳と云う若さでこの世を去った。昨年没後20年を迎え、展覧会も開催され、話題となっていた。

写真を越えたリアリズムを追求しながら、自然と対話し続けた画家は、新たな画風を模索し、目の前の原風景を超越した作品を描き出した。
そして、どうしても川の水がうまく描けない、もう一度水を見てくる、とまた谷川岳の渓谷に赴き、悪天候により遭難。そこで命尽きたのである。残ったカメラの中からは、渓谷の川の流れの写真が残っていた。
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絶筆となった「暗く深き渓谷の入口」では、背景の森が一度緻密に描かれた後、黒く塗られている。正面を塞ぐ巨大な石と山から流れ落ちる水を強烈な磁力で引き寄せているようにも見えた。

「山の暮らし」と名付けられた、原木の切り倒した木口に当たる光の陰影が印象的な一枚の作品があった。8月末まで奥多摩の『せせらぎの里美術館』で「犬塚勉展」が催されているが、其処の館長が、「横倒しになった巨木の木口が太陽に照らされて光っているが、ずっと観ているうちに、あたかもその木の中から外に向かって光を放ち輝いているかの如く見えてくる。それは、まるで犬塚勉そのものが、中から光を放っているかのようだ。」と語っていた。これは、もう実際に観に行かなくてはならんナ。「日曜美術館のサイト」

日曜美術館を観ながら、靴を磨いた。調子に乗って6足も磨いたら、すっかり汗ダクになった。でも、美しく光る靴を眺めると気分爽快だ。

シャワーを浴びたついでに、今度は風呂場を徹底的に掃除した。風呂場の窓を開けていたら、おや?てんとう虫が入って来た。
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コイツは植木のアブラムシを食べてくれるから大事にしなくちゃナァ、とベランダに移す事にした。仲間が増えるとイイナ。

朝から、一仕事したので腹が減る。「HACCI1912」と云う流行りの蜂蜜を貰ったので、近所のパン屋で食パンを一斤買って来た。
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大正元年創業の水谷養蜂園の娘が独立して始めたブランドで、コスメや洗顔石けんが人気なのだそうだね。で、これは国産のれんげはちみつとの事なのだが、蜂蜜で、コレは美味い!とかこれは好かん、ってのが今ひとつ判らない。まぁ、表現に困るのだが、厚切りにしたトーストにバターを塗って、たっぷりと蜂蜜をかけて食べると、こりゃもう美味いに決まってるのだナ。
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蜂蜜の甘みで、深煎りの珈琲が一層美味しく感じたし、満足だ。
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夏野菜たっぷりのサラダもカリカリに焼いたパンチェッタが抜群にマッチして旨かった。
by cafegent | 2009-07-07 13:39 | ひとりごと