東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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『みたままつり』で御霊を拝み、夏の夜を愉しんだ。

ラジオのニュースによれば、東京も梅雨が明けたそうだ。
いよいよ本格的な夏の到来だネ。

昨日から靖国神社にて『みたままつり』が始まった。
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酒朋キクさんに誘われて、初めて見物に行ったのだが、想像を遥かに越えた壮大な行事にびっくりした。日が暮れても気温が下がらず30度を越えていたが、靖国神社では人の熱気で更に茹だるような暑さだった。
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『みたままつり』は、戦没者の御霊を慰めるための行事であり、関東のお盆であるこの時期に催されている。終戦の2年後から始まった祭りは今年63回目を迎えたそうだ。しかし、こんなに凄いとは知らなかったなぁ。僕は毎年お盆は実家の墓参りしかしなかったので、この時に靖国神社に来たことが無かったのだ。
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普段の静寂とした空気から打って変わり、鳥居をくぐると数万個の提灯の光りに圧倒された。
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大村益次郎の銅像下では盆踊り大会も始まっており、浴衣姿の姐さんたちが団扇片手に踊ってる。待ち合わせをした筈の友人達は、ちゃっかり先に踊りの輪に混じって踊ってた。
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さぁて、みんな揃って、いざ祭りへと。
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沢山の献灯の光が藍色の夜空を幻想的な雰囲気に。

本殿へと続く参道はグルリと提灯で囲まれて、その下では沢山の夜店露天が軒を連ねている。
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僕も久しぶりにカルメ焼きの前で足が止まってしまったヨ。
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暫くすると青森の七夕まつり「ねぶた」も奉納され、祭半纏が威勢良く境内を練り歩いていた。
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二つ目の鳥居の先には見事な仙台七夕の飾りが吊られ、境内を華やかに彩っていた。
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能楽堂では、日本舞踊やダンスなどの奉納芸能が繰り広げられていた。また、参道の両側では各界の著名人による「懸雪洞(かけぼんぼり)」が奉納展示されていた。政治家有り、芸能人有り、力士有りと多数の書画が飾られ、多くの人を魅了していた。
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ちなみにこちらは、森光子さんの書だ。流石、素晴らしいネ。
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皆が見上げているのが、献灯だネ。
参道を埋め尽くす大小3万灯を越える提灯は戦争で亡くなった方のご遺族、戦友、崇敬者等からの奉納だそうで、小泉純一郎などの名前がデッカく墨書きされていた。
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その中で神保町の小さなスーパー富士屋が大量の提灯を奉納していたのには皆驚いた。
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なんせ『兵六』とさほど変わらない程の小さな店だしネ。

ご先祖の御霊を慰めた後は、待ちに待った『蛇女見物』と相成った。
毎年ヘビ女を楽しみにしていると云うチト変わった面々について行き、お化け屋敷と見世物小屋へ。
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新宿花園神社の見世物小屋も来なくなてしまったし、最近では「平塚七夕まつり」くらいでしか観られなかったので、可成りウヒヒな気分で入って来た。

ヘビ女の追っかけをしていると云うY先生によれば、現在活躍中のヘビ女は二人だけになっているそうだ。まぁ、余りご高齢になってしまうとヘビ女じゃなく、ヘビババァになっちまうからなぁ。
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只でさえ暑いのに、見世物小屋の中は4、50人は入っているんじゃなかろうか、熱気ムンムンの酸欠状態に近かった。

最初は小さな奇術師、マメ山田によるマジックが始まっていた。
そして、場内アナウンスに続いてメーンイベント、蛇女の登場だ。

「ヒットエンドラ〜ン!」でお馴染み鳥居みゆき似のコユキ姐さんは、生きたシマヘビを持って現れた。場内の皆に生きた蛇を触らせてくれ、会場は大盛り上がり。そして、コユキ姐さん、クネクネと動き回る蛇をつかんで、おもむろに首元をガブリ。口元から血が滴りながらも、頭を喰いちぎった。更に頭ごと骨を引き出して、残った胴体を逆さに持って歯磨き粉のチューブを絞り出すかの如く、蛇の血を一気に搾り呑む。
ヒクヒクした蛇の胴体をまたガブリと喰いちぎりゴクンと飲み込んだ。場内騒然となる中、ブラボーと拍手喝采でアル。

蛇を喰いちぎった途端、絶妙のタイミングで蛇を会場内に放り投げたもんだから、お客たちが叫ぶ叫ぶ、携帯は落とすでテンヤワンヤの大騒ぎになるが、ご愛嬌である。投げたのはゴム製のヘビちゃんなので、一安心ってな訳だ。

なんとも得体のしれないヘビ女に圧倒されつつ、お次ぎはチベットの野人の登場だ。しかし、コレ本当に芸って呼べるのだろうか、ってな位凄いパフォーマンスだったナ。毛むくじゃらで真っ黒く塗りたくった野人は、何故かキンタマだけが白くこぼれ出ていて、否応無しに其処に目が行ってしまうのだ。

続いて登場した中国孤児の芸は国際問題に発展しないのか、と心配してしまう程だったが、おっぱい丸出しで芸に徹していた女性には言葉を失った。

途中で酸欠気味になり、服はもう汗ダクである。小屋の外に出て、生き返ったヨ。これだけ、楽しめて600円ってのは絶対に安いネ。蛇女で300円、野人のキンタマに100円、中国孤児姐さんのパイオツに200円だナ。うーん、また来よう。

思いっきり汗かいて、思いっきりお下劣な芸に笑い、靖国神社を後にした。途中のコンビニで冷えたビールを調達し、神保町までひと歩き。
毎度の『兵六』へと繰り出したのだった。
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『みたままつり』は木曜まで開催されている。最終日の16日は芝濱睦会による「みこし振り」が奉納される。これも毎年楽しみにしている方が多いそうなので、是非観に来ようかナ。そしてまた、コユキ姐さんを拝むとするか。ウヒヒ。
by cafegent | 2009-07-14 14:20 | ひとりごと