東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

日々是雑文雑記

梅雨が明けた途端、目黒川沿いの蝉が一斉に啼き出した。
b0019140_14132696.jpg
全英オープンゴルフでの石川遼クンも凄いが、FC東京の石川直宏も凄い快進撃を続けている。なんと公式戦6試合連続ゴールだと。この勢いを続けてくれれば、今年のFC東京は素晴らしい結果を残しそうだネ。若武者、長友もいるし、我らが塩田も味スタに戻って来たし、嬉しい限り。僕も来週は対サンフレッチェ広島戦を応援しに行くぞ。

そして、絶妙なタイミングでFC東京の応援番長『兵六』の三代目が小平の練習場へ出掛け、石川のサインを貰って来たのだ。
b0019140_145670.jpg
ノッテる男は格好良いねェ。

梅雨明けを待って新しい靴をおろしてみた。自分の足にピタリと合う靴を探すのは可成りの時間がかかるものだ。靴屋で試し履きをした時には丁度良いと思っても、いざ街に出て履いてみると足に合わず痛くなったりする。そんな事を長年繰り返し、自分の足に合うメーカーを知る。そこがまた愉しいのだナ。エドワード・グリーンやオールデンは、僕の足に全く合わなかった。ARTIOLIは最高の履き心地なのだが、チト高い価格帯ゆえにそう何足も手が出ない。

そんな中で、スペインのYANKOは僕の足に素晴らしくジャストフィットした。ヤンコの靴は昔ワールド・フットウェア・ギャラリーが輸入をしていたが、知らぬ間にヤンコ・ジャパンが出来ており、青山の外苑西通りに直営店舗が出来ていた。
其処はかつて、『ブルドッグ』と云うお好み屋が在った場所だった。そうか、あの店も無くなったのか、と少しショックだったが店主ももう隠居生活に入ったのだろうナ。
b0019140_1463710.jpg
この黒のスェードともう一足ダブルモンクストラップを購入したが、足を包み込む感じがとても気持ち良く、すっかり気に入ってしまった。デザインも履き心地も良いが、何より手頃な価格と云う事が素晴らしい。そして、メンテナンスもしっかりしているので、修理も保護も此処に持ち込めば安心して長く履き続けられるのが嬉しい限りでアル。

今年の夏、僕はすっかりピンクにハマっている。
ピンクのパンツにピンクのソックス、そしてYANKOのスエードを合わせてみた。気分はまるでフレッド・アステアさ。なんちて。
       ◇       ◇       ◇
先日の「日曜美術館」で拝見した画家、犬塚勉展を観に奥多摩『せせらぎの里美術館』まで遠出した。青梅線御岳駅で下車し、渓谷を降りて多摩川沿いの歩道を歩いた。
b0019140_1473640.jpg
川ではカヤックを漕ぐ人々も沢山居た。更に進むとフライフィッシングを楽しむ人たちも大勢いた。
b0019140_14281846.jpg
川岸では釣ったばかりの魚を焼いてバーベキューを楽しんだりしてる。花を観て、虫を見つけ、時々川縁に座って一休み。

ノンビリと一時間近くかけて歩けば、マイナスイオンと森林浴を存分に愉しむことが出来る。
b0019140_148105.jpg
ヤマユリも咲いていた。
b0019140_1483325.jpg
真っ黄色のメスのシオカラトンボを観ていたら、僕の肩にオスが停まった。見事なエメラルドブルーだがこいつも随分とデカイね。
b0019140_149096.jpg
写真に納めたいと思ったら、意思が通じたのか、肩から降りてくれた。
b0019140_1493252.jpg
こっちには赤トンボが停まってる。
b0019140_1495124.jpg
短時間にこんなに沢山の虫に出会えるのも自然ならではの楽しみだ。
b0019140_14102616.jpg
したたる汗を拭いながら、ようやく目的の美術館に到着した。
b0019140_14111023.jpg
町立の美術館は、古民家風な佇まいで廻りの緑溢れる景観に溶け込み馴染んでいる。

草木の一本一本まで細かく描かれた大作「梅雨の晴れ間」や長い時間木と向き合ってこそ描ききれたであろう「ブナの森から」等、画家の残した作品を多数観ることが出来た。スーパーリアリズムは、写真以上にリアルに目に飛び込んで来るので、木の壁に掛けられた絵の筈が、観ているうちに開いた窓の向こう側の景色を観ているような錯覚に陥った。
b0019140_14112991.jpg
(コレは僕の壁に貼ったポストカードだ。)
絶筆となった「暗く深き渓谷の入口」の前に立った時は、何か犬塚勉氏が語りかけてくれた様な冷気を感じた。リアルを越えて、自然を描ききる事にようやく到達した矢先、谷川岳で遭難し帰らぬ人となった画家の最後の作品は、強烈な力を放っていた。最後まで自然と向き合って自然を描こうとした画家、犬塚勉。
38歳は、一番精力的に絵を描ける年齢だったろうに、自然の神様はなんて意地悪だったのだろうか。
b0019140_14142876.jpg
美術館を出て、川沿いを歩きながら、川の流れや石、草木などをあらためて眺めてみた。
b0019140_147203.jpg
犬塚勉が描きたかった自然、そして自然から何を感じ、何を伝えたかったのか、今はもう残された作品から想い描くしかないのだナ。
b0019140_1415949.jpg
青梅から拝島に出て、西武線に乗り換えて野方へ向かった。
相変わらず日曜の夕方は『秋元屋』の煙に燻されるのだ。
b0019140_14211337.jpg
奥多摩の自然で流した汗を冷えたハイボールが癒してくれた。
あぁ、僕は犬塚勉とは真逆な生き方をしているのだナ。まぁ、良いか。

『とらや』の今月の季節水菓子に「若葉陰」が登場した。
透明な琥珀寒天の中、水辺に浮く若葉の陰から金魚が覗く姿が愛らしい菓子だ。
b0019140_14125989.jpg
此処の店にこれが並ぶと夏到来と云う気にさせてくれる。ただ、午前中に行かないと売り切れてしまうのが難点なのだナ。さて、今日は『日本橋屋長兵衛』の夏菓子「金魚すくい」でも買いに出掛けようかナ。
[PR]
by cafegent | 2009-07-17 14:31 | ひとりごと