東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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赤羽「いこい」で、ほっこり昼酒。あぁ、憩い。

八月だと云うのに青空が見えず、雲天の空が続いているね。
今日は「広島原爆の日」だ。今朝は多くの犠牲者を追悼し、世界中の核廃絶を願う平和記念式典の模様をテレビで拝見した。広島市長の熱い思いが麻生内閣にどこまで届いたかは判らないが、2020年までに核兵器廃絶が実現出来ることを信じたい。

秋葉市長が「オバマジョリティ」を掲げ、米大統領を支持するスピーチをし、最後に英語で「We can abolish Nuclear weapons. Yes,we can.」と訴えた。
三宅一生氏の呼びかけで、オバマ大統領も式典に参列するかと思われたが、残念ながら大統領は来なかった。が、きっと思いは同じだろう、と信じている。
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先週末、ひとみ姐さんと良く足を運んだ赤羽に行って来た。

赤羽駅を出てロータリーを突っ切ると、朝から開いてる酒場『いこい』へ。いつもは夕方、此処で一杯ひっかけて、『米山』へと繰り出すのだが、まだ午前中だったので、のんびりと過ごす。

ひとみ姐さんが好きだったカウンターの左一番奥へと進む。親爺さんが「こっちも空いているヨッ」と広い方を薦めてくれたのだが、この日はどうしても此処じゃなくちゃ駄目だった。
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そして、姐さんの好きだった冷や奴にきんぴらを戴き、レモンサワーを戴いた。うぅ、うめぇ。このジョッキで210円なのだから、懐に優しい店だよなぁ、此処は。姐さんは180円のハイボールだったナ。
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姐さん、決まってこのカシラを頼んでいたっけ。「あたし、小さいから余り食べないからさぁ」なんて言っておきながら、一番喰ってたなぁ。

程よく呑んで、お次ぎは『まるます家』へ。前回は、二階の座敷で誰かの家呑み気分だったが、この日はタイミング良く左のカウンターが空いていた。週末のせいか、どんどん混み出して、後ろでは待つ人たちで溢れていた。うぅーん、ラッキー。先ずは瓶ビールを戴き、金升の常温を戴いた。
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これも姐さんが好きだった酒だ。此処はうなぎと鯉こくが名物だが、ひとみさんはいつもイカを頼んでた。
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〆にうな丼を戴いて、昼酒終了。

帰りに武蔵小山のパン屋さん『nemo』に立寄り、ひとみさんがいつも買っていたガーリックバターの小さなバゲットを購入。

のんびり歩いていたら、パルム商店街の中に帽子屋を見つけた。先日、銀座『くのや』で手に入れた浴衣に合わせて、新しいパナマ帽も買ってしまった。

銭湯でひとっ風呂浴びて汗を流し、夜は雷門『簑笠庵』へと向かった。

新しい浴衣に帽子で気分良く、ようやくいつもの呑んだくれ爺ぃに戻った感じかナ。『簑笠庵』は、いつもの面々が既に酔い心地のご様子だ。
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ひとみさんの友人が赤と白のワインを持って来てくれたので、ガーリックパンをスライスしてもらい、皆で乾杯だ。
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きっと何処かで姐さんも「うひひ」とか云いながら呑んでるのかナ。

この日の魚は金目鯛を煮付けにして戴いた。
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どうです、この見事な大きさ。煙草と比べてもホラ、立派でしょ。ペロリと平らげ、残った煮汁で卵かけご飯にしてもらう。
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あぁ、幸せだナ。
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最後は僕の手土産の鰻串をアテに赤ワインをご馳走になっちまった。

それにしても前回のイカの刺身といい、毎度毎度、此処にはホント世話になっているなぁ。みんな勝手に魚や食材を持って来ては、山本さんに料理してもらうんだから、頭あがらんデス。
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山本さん、京子さん、またまた美味しい酒と料理をご馳走さまでした。
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さて、今ホテルニューオータニ内に在るニューオータニ美術館にて、「謎のデザイナー 小林かいちの世界」展が開催している。
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小林かいちは、大正、昭和に着物の図案家として活躍した人で、アールデコの様式美をテキスタイルの中に取り入れたりと、抜群のセンスの持ち主だ。絵はがき、絵封筒、絵画作品等々、約300点もの作品が紹介されているので、是非とも沢山の方にも観てもらいたいものだ。

伊香保に在る保科美術館では、遺族が寄贈した作品が常設で展示されているが、僕は一目みて虜になってしまった。

夢二とはまた違う大正ロマンの世界は、夏の白昼夢の中に誘われるかのようだ。
「ニューオータニ美術館のサイト」
by cafegent | 2009-08-06 17:24 | 食べる