東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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999の今日、ひとみ姐さんの誕生日だ。

昨日の朝、目黒川の上を眺めていたら雲が地図の様に見えた。
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ホラ、下がスペインとフランスで上がイギリスとアイルランドみたいじゃないか。まぁ、それだけのことなのだが。

     亡き友を映す盃呑み干せぬ 鈴虫の音に泪ごまかし

今日はひとみ姐さんの誕生日だ。予定では、目黒の『寿司いずみ』で飯をご馳走する予定だったのだが、それも出来ずに終わってしまった。

七夕の夜に怪我をして、皆既日食の日に荼毘(だび)に付し、自分の誕生日に四十九日を迎えた。更に息子の誕生日が月命日となる。まるで、どの日も忘れないように姐さんが仕込んだみたいだナ。

今日は一人息子のオースティンと熊本に居るご両親達で、ひとみさんをお墓に入れた。54歳を迎えた日にようやく冥土に旅立った事だろう。
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そう云えば、ひとみさんの名字は興梠でアル。以前、焼酎の仕事で宮崎県の高千穂地方を訪れた時、至るところで目にした名前が「興梠」だった。「こうろき」や「こうろぎ」と読むのだが、高千穂の大半の方々がこの名字なのだ。鹿島アントラーズの興梠慎三は、「こうろき」だネ。彼も当然宮崎出身だ。高千穂では、興梠不動産、興梠酒店等々、矢鱈と見かけるのだ。

彼女は長崎の佐世保で育ったのだが、お父さんの血筋が宮崎なんだネ。でも、中学生か高校生の時に、同級生たちから「こうろぎ!虫!」と呼ばれるのがイヤで、勝手に区役所に出向いて改名してしまったのだ。それ依頼、ひとみさんの名字は「興梠」と書いて、「こうろ」と読むようになったのだ。
そう云えば、昨年カーソルのコラムで高千穂の事を書いたっけ。

だから、僕が渋谷の喫茶店『ZOO』で初めて、ひとみ姐さんと出逢った時は、何の臆面も無く「はじめまして、こーろデス!」と名乗ってたっけ。あれから、もう30年以上が経つのだナ。
オースティンも先月21歳となり、立派に独り立ちが出来た。彼がベースを弾く「DUSTZ」もメジャーデビューを果たし、12月にはワンマンライブも決まったらしい。早く世の中を席巻して欲しいネ。

今年の夏、荒木マタエモンさんと一緒に野方から阿佐ヶ谷まで呑み歩いたのがひとみ姐さんの最後の写真になったナ。
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そして、姐さんはいつでも食べて呑んでいるのであった。
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by cafegent | 2009-09-09 16:49 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)