渋谷『麗郷』の変わらぬ味に感謝。
2009年 09月 16日
僕は残念ながらその日のチケットが取れなかった為、聴く事は出来なかったが、新聞で知って驚いた。
むふふ。でも、イイ事もあったのだ。額装を頼んでいた談志師匠のサインが出来上がって来たのだ。浮かしの装釘に仕上がった。
秋の花見は曼珠沙華だナ。
此処の曼珠沙華の群生地は本当に見事だ。これが終わると紅葉か。
9月7日付の朝日新聞「天声人語」を読んで、素晴らしい名言を知った。
アメリカン・フットボールの伝説的指導者ニュート・ロックニー氏は、〈要は個人ではなくチーム一丸で動くこと。私は監督として、ベストの11人ではなく、11人でベストになる選手を使う〉と云う名言を残した。
この記事は、政権交代後の鳩山新内閣に対する我々の期待と不安に鳩山由起夫と小沢一郎がどう動き進めるのかを提言している。
“スターに頼らず、まとまりの中から力をひねり出すのが団体競技のイロハだろう。究極のチームプレーである政治もしかり。とりわけ、期待も不安も大きい政変後の内閣は、実力者をそろえた上で、結束と結果を求められる。花も実もである。”と。
そして、最後にこう締め括った。
“冒頭のロックニーには〈勝ちすぎは負けすぎと同じほど悲惨だ。どちらも大衆の熱狂を冷ます。〉の言もある。だが、大差の総選挙に白ける間もなく、いよいよ本当の勝負が始まる。チームと戦いぶりを確かめようと、スタジアムは満員だ。”とね。
本日、麻生内閣が総辞職したネ。いよいよ、「鳩山・一郎内閣」が固まるのだ。冒頭のロックニーの名言の如く、鳩山政権を担う閣僚たちに大注目が続きそうだナ。
11月3日に行われるナビスコ杯の決勝でも、我らがFC東京の勝利を願っている。
◇ ◇ ◇
先日、友人と二人で久しぶりに渋谷の台湾料理『麗郷』にお邪魔した。此処は僕が学生時代から通っている店なので、かれこれ30年以上もお世話になっている。マダムもお元気でなによりだ。
此処は地下から二階まで有るが、僕は断然一階が好きなのだ。厨房を眺めながら呑む酒が愉しいネ。
昔は、「シジミの醤油漬け」で生の蜆を紹興酒と醤油に漬け込んで出していたが、いつの間にか醤油炒めに変わってしまったナ。新鮮な生でも食べられる蜆が手に入らなくなったと云う事か。残念だナぁ。
お次ぎは定番「腸詰」を二人前。
そして、「空芯菜炒め」だ。
豚マメと云う腎臓やガツ炒めなんかも抜群に旨いのだ。
ガッツリと腹一杯にしたい方は、蟹チャーハンやビーフンがオススメだナ。ビーフンは汁も焼きも旨い。
至福の時間を過ごし、お会計をして貰うとマダムが、「まだ、お腹入るでしょ!ちょっと待っててネ」と厨房へ。
そして、出て来たのがこのご飯だった。
コレ、メニューに乗っていないまかないご飯なのだが、病みつく美味さだなぁ。
其処で出逢ったコを誘って学芸大学の『246(にょろ)』へ移動。
下から鈴虫の啼く音が聞こえてくると思ったら、店で飼っているとの事だった。
僕の連れは、帰る方向が一緒だとか言って、彼女と一緒に帰るとサ。
学芸大学駅から武蔵小山までは真っ直ぐ一本道なので、僕はもう一軒ムサコで呑む事にした。
バー『Trio』は、ワインがメインのワンコインバーだが、ギネスも美味い。