東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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良き仲間と愉しい酒を呑む。今宵も東京呑み歩き。

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この度は、丸口屋舌波掌中人形展にご来場頂きましてまことにありがとうございます。

え〜、なんと申しましょうか、最初は焼酎片手の与太話から始まって、気がつけばこんなことになってしまいました(笑)。

まぁなにぶん素人の作ったソレでございますので、どうかお気軽な気分でご覧下さい。
でもって、本棚の片隅の小さな人形を観たあとは、ぜひとも眺花亭特製の美味いコーヒーをどうぞ。     丸口屋舌波(まるくちやぜっぱ)
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てな訳で、先日沢山の方々が駆けつけた丸口屋舌波こと酒巻憂兄ぃの初展覧会『掌中人形展 第壱集 眺花亭落語名人会』が好評のうちに幕を閉じた。
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彼は名前の通り優しい男でアル。人当たりといい、酒での席といい、いつも廻りの皆を和ませてくれるのだ。でも、只の優しい男ってな訳じゃない、そうやって皆と酒を酌み交わしつつ、徹底的に我々を観察しているのだ。そして、それを密かに絵に描いているのだ。前にも書いたが、その画風はNYタイムズで活躍した似顔絵師のアル・ハーシュフェルドの描くスタイルに近い。
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神保町の酒場『兵六』に集まる面々を描いた作品もいつか個展に登場するだろう。その彼が創るフィギュアは、「掌中人形」と名付けた通り手のひらの中にすっぽり納まってしまう程小さな人形でアル。
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以前、兵六で見せて頂いた人形よりも一回り、いや二回りは小さい人形だ。
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今回の展覧会用に総て創り直したそうだ。小さな座布団も一針々々彼が縫ったそうだ。
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彼の人柄がしみじみと伝わってくる実に愉しい人形展だったナ。
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初日に伺った時は、両国の地ビール屋『麦酒倶楽部ポパイ』で愉しく乾杯をした。そして最終日は、京都から戻って駆けつけた。いつもの兵六仲間の面々と愉しい宴となったナ。さぁて、丸口屋舌波兄ぃの次なる個展に大いに期待しようじゃないか。
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そうそう、私設図書館『眺花亭』の美味しい珈琲、ご馳走さまでした。
         ◇        ◇        ◇
昨日は酒朋ビリーから『宇ち多”』の誘いが有ったのだが、前日に行ったので僕は神保町に向かうことにした。駅に向かって歩いていると携帯が鳴った。ビリーからである。「今、押上駅に着いたのだけど、神保町に向かいます。ご一緒させて!」と云う訳で、男二人『兵六』酒の酌み交わしとなった。
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夕べは友人のインテリア・デザイナー樋口泰輔さんのバースディパーティとの事で、青山『立ち飲み なるきよ』に行く予定をしていた。
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美味い餃子と満願寺に舌鼓を打ち、酒を程々に愉しんだ後、ビリーを誘って青山へ。
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地下鉄を出て表参道を青学方面へ歩く。ちょいと『スパイラルカフェ』でビールでも引っ掛けようと、中のカウンター席へ立ち寄ると知った顔に出逢った。毒舌のドン小西サンは以前家が近所だったので、白金の酒場などで良くお会いした。負けてしまったが、CFのプレゼンにも出て頂いた事がある。

ドンさんはいつも素敵な美女と一緒だが、この夜もバーバリーのプレスをしている素敵な美女たちを引き連れて夜の帳へと消えていった。ダイエットしたそうで、凄くスリムになったドンさんは相変わらずお洒落に決めており、グレーのジャケットと揃いのストールが粋だったナ。
あぁ、こんな粋なオヤジになりたいねぇ。
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頂いた名刺を見ると、ドン小西さんは「三重の観光大使」になったそうだ。三重県出身だったのネ。

スパイラルを出て、『なるきよ』に行くと奥座敷では盛大に樋口さんの誕生祝いの宴が繰り広げられていた。ドンさんの後は、ドン・チガリーノことチガちゃんも居たし、ヴィヴィアンにジャスミンも相変わらずのお洒落にキメていたネ。

久しぶりに野宮真貴ちゃんにもお会いした。久しく夜の都会を徘徊しておらず、ご無沙汰している連中に沢山逢ったナ。
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『なるきよ』の料理は今夜も素晴らしい。カウンターも座敷も知った顔が続々と現れた。愉しい酒が続くなぁ。
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この日が、初なるきよのビリーも素敵なコの横でゴキゲン状態だ。
いやぁ、毎度毎度美味い料理に旨い酒をありがとうネ、成清よ。感謝!
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そして、樋口さん42歳の誕生日おめでとう!仕事も遊びも一番脂が乗った時期だネ。また通いたくなる素敵な酒場を創ってネ。

終電を気にするビリーと別れ、僕は渋谷のんべい横丁の『Non』へと移ることにした。
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先日、ビリーと根岸の『鍵屋』で呑んだのだが、彼処の壁に成田一徹さんが創った切り絵が飾ってある。
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朝日新聞に連載中の「東京シルエット」の作品だが、燗をつけるご主人の清水賢太郎氏と太い楓のカウンターで独り酒を片手に愉しむ居酒屋研究家の太田和彦さんの姿だ。武蔵小山『牛太郎』、神保町『兵六』、神田の『六文銭』、そして根岸の『鍵屋』、と段々と僕も通う店が限られてきた。そうそう、恵比寿の『さいき』も忘れちゃならない。

居心地の良い居酒屋は主人の応対が実に良い。主人の態度が横暴だったりすると二度目に暖簾を潜る事はない。店主はいつも機嫌が良い方がイイのだ。それが時と共に店の佇まいに重なり、素敵な雰囲気を醸し出すのだナ。
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てな話をしていたら、フラリと知った顔が入って来た。顔は知っているが会った事はない。ハテ、誰だっけと思ったら居酒屋研究家の太田和彦さんだった。
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太田さんが絶賛する神楽坂の『伊勢藤』はちょいと苦手だが、『シンスケ』など他の酒場は沢山教わり通ったものだ。そんな話に花が咲き、沢山呑んでしまった。

ハテ、夕べはどうやって家に着いたやら。朝起きたら夕べの服を着たままだった。参ったナ。
by cafegent | 2009-10-16 14:39 | 飲み歩き