東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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新宿カブトで燻され、S-KEN&HOT BOMBOMSに酔う。

今週は月曜から立石へ。酒朋ビリーと『宇ち多”』で待ち合わせ。
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カシラとアブラで軽くちょい呑みをして青砥経由、関屋まで。

京成関屋駅と東武牛田駅は向かい合わせの至近駅だが、その間にとびきり美味い三冷ホッピーが呑めるアロハな酒場『モアナ』が在る。
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冷えたジョッキに冷えたキンミヤ、そこに冷えたホッピーが一気に注がれる。これこそ三冷の極意ナリ。
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いつでも賑わっているのが判るネ。そして、あっちでもこっちでもカレーを頼んでいるので、店内にカレーの良い芳香が漂っているのだ。

それにしても、カレーの匂いってのは不思議な力が有る。例えば鴨せいろが喰いたくて蕎麦屋に入っても誰かのカレー南蛮が運ばれてくると、その香りにつられて僕も自然にカレー南蛮を頼んでしまうのだ。

此処はカレーライスも人気だが、カレー味のもつ煮込みも評判だ。

美味いホッピーに大満足して、僕は神保町へ。

『兵六』の暖簾をくぐると先日奥会津の旅をした酒朋ハッシーと内田君が既に呑んで居た。そう云えば、立石『宇ち多”』で「さっき、ウチダに内田クン来たよ」と教えて貰ったっけ。立石から神保町とは同じコースを歩んでるネ、僕ら酒呑み連中は。そして、皆で『銀漢亭』へ。

ハッシーは、いつでも爽やかな笑顔だネ。
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内田君もすっかりi-Phoneがお気に入りのご様子だ。
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この日も愉しく夜が更けたナ。
         ◇        ◇        ◇
火曜日はライターの森一起さんと久しぶりに新宿呑み。
夕方四時少し前に思い出横丁前で待ち合わせをして、向かった先は鰻串焼きの名店『カブト』だ。

縄のれんの奥は既にビッシリと埋まっていた。僕ら三人だったのだが空いている席は二つ。おや、参ったナと思いきや皆さん詰めてくれて予備のイスを入れてくれた。
久しぶりのカブトは相変わらず香ばしい炭焼きのニオイが漂っていた。
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この日は新宿ロフトにてライブイベント「DRIVE TO 2010」を聴きに行く。80年代の東京を席巻したムーブメント「東京ロッカーズ」の復活イベントだ。当時のロッカーたちも皆既に50歳を越えている。そりゃそうだ、僕だってアト三ヶ月で50歳なんだからネ。ライブは6時半からスタートするが、ちらほらと此処思い出横丁内にもライブに参加するミュージシャンたちの姿をお見かけした。

早い時間に来ないとスグに品切れになる自慢のれば焼きを求め、僕らはこの時間にやって来る訳だ。先ずはビールで乾杯をし串焼きは一通りでお願いする。
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えり焼き、ひれ焼き、肝焼き、蒲焼き、それにれば焼きでアル。
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長年注ぎ足された鰻のたれが串焼きの味を決めるのだ。
漫画「深夜食堂」に出てくるような素晴らしいタレの壺が在る。
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ビールの後はお馴染みキンミヤを戴く。
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此処も北千住『大はし』同様に梅エキスが置いてあり、自分の好みの味に出来るのだ。むはは、ちょい垂らしでドライマティーニの如く。

    うなぎ屋は団扇で美味さをたたき出し

『カブト』の壁にさりげなく貼ってある一句でアル。

塩蒲を追加して大満足。大将の仰ぐ団扇に僕まで燻される。あぁ、至福の平日午後酒。

お次ぎは新宿センター街の路地裏、五時口開けの『三日月』を目指す。
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ちょいと『カブト』に長居をしたので五時を廻っていた。
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ガラリと戸を開けるとカウンター席は既に満席。テーブル席が空いているナ、と思ったら予約が入ってるとの事。大将の優しい「ごめんね!」の声に僕らもスンナリ諦めた。また次回にしよう、と西武新宿駅近くの台湾料理屋『台南担仔麺』へ。

随分とご無沙汰していたが、まだ在ったのネ。でもメニュ−を見れば担仔麺以外は殆どが値段が上がってた。普段『熊八』で呑む森さんと『宇ち多”』で呑むワタクシは一品500円以上の肴には手が出せない始末。
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で、散々悩んだ挙げ句、香菜と腸詰、それに酒の友ピーナツとしらす炒めをアテに紹興酒を一本戴いた。
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味は昔と変わらず美味しかったが値上げして量は少なくなっていた感じだったナ。まぁ良いか。
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此処の腸詰は、甘めだから辛いのをつけないとネ。
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新宿ロフトでは「東京オリエンタルサロン」が開催。

先ずはバースペースでブラックベルベッツのライブから。
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今年は立石フェスタや丸の内でのライブと彼らの名演奏を聴く機会が多かったナ。
ヲノサトルさん、ゴキゲンなオルガンさばき、お疲れさまでした。

そして、メインステージでは、野宮真貴をフューチャーして往年のプラスチックスを憶わせるような中西俊夫のバンドPLASTIC SEXのステージを観た。
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真貴ちゃんは先日友人のバースデーパーティでお会いしたばかりだが、ステージに立つ姿は相変わらず素敵だ。

会場では知った顔が次々と現れた。レッドシューズのモンちゃんやウィウィの寺本りえ子さんも久しぶりに会ったナ。

会場内も満杯となりお待ちかねS-KEN&HOT BOMBOMSの登場だ。
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一年前のs-kenさんの結婚式の時以来のライブだが、今回もまたエキサイティングで素晴らしい演奏だった。それにしてもS-KENカッコ良過ぎるゼ。

ゲストで登場したこだま和文氏も良かったなぁ。

今回のライブイベントは、東京ロッカーズがインディーズを席巻した1979年の伝説的ライブ「DRIVE TO 80s」から30年、また「DRIVE TO 2000」から10年目と云う節目の今年、ナント30日間連続ライブと云う歴史に残る名イベントとなり、11日のリザードの完全復活と云う大イベントで幕を閉じた。

ムーンライダース、ヒカシュー、FILMS、頭脳警察、突然段ボール、ヴァージンVS、遠藤賢司、戸川純、そしてバッファロードーター、等々80年代のムーブメントそのまま復活したって感じだった。

会場では、本イベントを企画した一人サエキけんぞうさんにも久しぶりにお会いした。ライブパンフレットまで頂戴し、感謝感激でアル。

そして、この日のライブに招待してくれたs-kenさん、本当にありがとうございました。またカッコイイ演奏を愉しみにしてます。

ライブの熱気を引きずって僕らは渋谷のんべい横丁の『Non』ヘ。
そう云えば、此処のヨっさんに子供が生まれたそうだ。ヨっさん&アキちゃん、おめでとう。今度お祝いしないとネ。
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ワインを呑んですっかり酔っぱらった。心地良い晩秋の風にあたり一人帰ったのであった。
by cafegent | 2009-11-12 19:33 | 飲み歩き