東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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朝から新聞で魔羅が痛い程立つことがあるのだナ。

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昨日は、朝のニュースでは天気が良いとの事であったが、午後から猛烈な風が吹き気温もグンと下がったね。夕方四谷三丁目での打ち合わせが終わり、そのまま酒場へと向かった。門前仲町駅の階段を上がると相変わらず冷たい風が人を殴る様に襲いかかってくる。ハンチングが頭から吹き飛ばされそうになり片手で押さえないと歩けない始末だ。

「大坂屋」を覗くと目一杯客で溢れてる。カウンターも後ろもビッシリだ。こりゃ駄目だと、辰巳新道へ寄り道。
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久しぶりに『とん亭志ん作』にでも寄ろうと向かったら閉まってる。
なんと、閉店していたのだ。この横丁で焼きとんが喰えたのは、此処一軒だけだったので残念無念。(調べてみたら、昨年末でご主人の体調の理由で閉めたそうだ。)まだ70歳で元気だと思っていただけに、心配だナ。あぁ、トマトサラダとしそ巻きが懐かしい。
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で、お隣りの『みよし』でちょいと呑んだ。寒い日は熱燗がイイネ。
お造りを肴にお酒二つで切り上げて、『大坂屋』に戻ってみた。

店内は相変わらず一杯だったが、カウンターを詰めてくれて、なんとか椅子一つ入る事が出来た。先ずは、サッポロ赤星。熱燗でほっこりした胃に気持ち良い。カウンターは男性二人組に一人客二人、僕をおいてカップル一組。それに後ろ側にサラリーマン諸氏が五人。ミニ忘年会なのだろうか、随分と楽しく盛り上がってたナ。

余りの忙しさに遊びに来ていた『大坂屋』の娘さんが急遽お手伝いに廻っていた。でも、さすがは母娘でアル。日本酒の注ぎ方や鍋の扱いがしっかり板に付いていた。ピアノの先生で、二児の母(とっても美しい方なので虹の母かナ)だそうだが、『大坂屋』の四代目になる日がいつか来そうな予感がするネ。

煮込み鍋がグツグツ音を立て、窓を叩く風に抵抗しているようだった。
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フワが無くなってしまい、シロとナンコツで酒がススんだ。その間もひっきりなしに戸が開くが、タイミングが良い方だけが入れ替わりで入れるのだ。また誰か来そうだと思い二本目の熱燗が空いたところで、お勘定をしてもらい店を出た。
       ◇       ◇       ◇
今朝の朝刊を読んでいて、頁をめくった途端に現れたチャン・ツィーの姿態に心ときめいた。
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美しい、窓から降り注ぐ光を浴びてなんと眩しかったことか。
これ、オメガの広告なのだが、もう時計なんてどうでも良いのだナ。
シビレちゃったなぁ、僕は。

思わずそそり立つ自分の魔羅を握ってしまったヨ。
男なんてモンは、幾つになったってトキメいて、興奮するのだ。

それにしても、最近の新聞広告にはハッとさせられる事が続く。
昨日だってベッドの中で朝刊を開いたら、思わずドキっとした。
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朝から小雪のこんな姿がデーンと現れたら海綿体が充血してしまうじゃないか。また寝直して妄想にふけりたくなった。

   爺ぃ、其処で何かしておるのはジィか? 
           はぃ、自慰でござります。なんちて。

4日の朝日新聞での、『少年ジャンプ』誌の広告がこれまた凄かった。朝刊はだいたい30〜40頁で構成され広告量によって日々変わるが、人気漫画「ワンピース」の15段広告が紙面をジャックしたのだ。
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40ページの朝刊の中で、ナント9ページがワンピースでアル。

この漫画、コミックス初版が最高発行部数285万部を達成した記念とのことで、12月の少年ジャンプはワンピース特集らしく、3号連続の繋がる表紙絵だそうだ。それにしても、いったい幾らの広告予算を投じたのだろう。凄いなぁ。
       ◇       ◇       ◇
今、千葉の川村記念美術館で開催中の展覧会が面白そうだ。

『静寂と色彩:月光のアンフラマンス』とのタイトルがついた展覧会だが、「アンフラマンス」とはマルセル・デュシャンが自身のノートに書き残した造語だそうだ。直訳すると「極薄」や「超薄」となる。
デュシャンは「ある状態が異なる状態へと移行するときに生まれる僅かな境界域」をこう呼び、そこに芸術の源泉を見い出したのではないか、との視点から本展覧会は構築されている。

デュシャンは「人が席を立った後に残る温もりをアンフラマンスだ」と解釈しているそうだ。亀が池の中に潜った後の波跡もまたアンフラマンスだナ。
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本展のキュレーターは、この「アンフラマンス」を「夜が明けてなお早朝の空に消え残る月の光彩」と喩え、月光に類縁する精神性を感じさせる作品を国内外から集めて二部構成で見せている。

日本の仏画や円山応挙、新版画の川瀬巴水から現代美術家の栗田宏一、渡辺えつこ等、それにターナー、デュシャンなど総勢22作家の様々な作品に見られる「境界域」をこの目で感じてみたい。

また、スイスのエンマ・クンツのドローイング作品が本邦初公開と云うのも興味が湧いた。自然治療師(江原某なんかじゃなく、真のスピリチュアリスト)として活動していたクンツは、近代医学では治療を施せなかった患者を治したり、振り子を使って(ダウジング)、水脈や鉱脈を探り当てたり等をしていたが、その傍らで芸術活動を続けていた。

スピリチュアルな直感的イメージと数学的幾何学模様が創り出す彼女の作品は「宇宙の法則を記す為に描き、21世紀に向けていた」のでアル。
仏教画の曼荼羅絵図にも見えて来るエンマ・クンツのアンフラマンスの世界は本展覧会の目玉だ。

また美術館の庭でも、ガラス工芸作家の増田洋美の歪んだガラス球がまるでシャボン玉の様に光の中に溶け込んでいるそうだ。彼女の作品は軽井沢の『ギャラリー桜の木』のテラスで拝見した事があるが、「アンフラマンス」なる切り口で改めて作品に触れてみたい。
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川瀬巴水の木版画は夕暮れと夜の闇の間の微妙な色合いの作品が多く、我が国よりも欧米で非常に評価が高かった。
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此処最近の円高のおかげで、前々から欲しくて探していた巴水の作品をアメリカのコレクターから安く手に入れる事が出来た。今は凄いよネ、国際宅急便だと一週間で手元に届くのだから。でも、関税が思ったより高くてオドロイた。
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今年の正月は、巴水の雪の富士山を眺めて過ごすのだ。むふふ。

『静寂と色彩:月光のアンフラマンス』
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Commented by 竹ちゃん at 2009-12-08 13:56 x
最近ですがブログ読ませて頂いてます。あまり、笑わせないで下さい。面白すぎます。これからも楽しみにしてます。
Commented by 東京居酒屋漂人 at 2009-12-09 13:57 x
いつも楽しく拝見させて戴いているものです。
本日12月9日水より来週15日火まで、上野松坂屋南館5階美術画廊にて銀座渡辺木版美術画舗主催の川瀬巴水木版画展が開かれていますよ。御参考迄。
Commented by cafegent at 2009-12-09 19:57
あの巴水の「清洲橋」の版画が50数万円でしたが、コレクターには珠玉です。
Commented by 東京居酒屋漂人 at 2009-12-10 12:07 x
巴水はブームになっている様です。世界的にも。
昔は安かったです。1990年代初頭、自分は『清洲橋』を10万円程で購入しました。高騰の原因は、巴水に開眼する新しいファンが急増しているからの様です。


by cafegent | 2009-12-08 13:11 | ひとりごと | Trackback | Comments(4)