東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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浅草「ガサ市」で一足早く年の瀬を感じる。

あと二週間もすれば、今年も終わりだネ。
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毎年この時期になると浅草では、浅草寺本堂の裏手広場に「ガサ市」が立つ。
ガサ市は、注連縄(しめなわ)、輪飾り、門松用の松など正月のお飾り用品一切合切が売られる市だ。品物を出し入れする際にガサガサと音を立てるところから、ガサ市と呼ばれるそうだが定かじゃない。
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祝い扇子、注連(しめ)飾り、大根〆、牛蒡〆、玉飾り、輪飾り、伊勢海老、干し柿、神馬藁(ほんだわら)、裏白(うらじろ)、譲葉(ゆずりは)、薮柑子(やぶこうじ)、末広、福包と云った縁起物が、全国各地からトラックで運ばれて来て、此処で初めて町の鳶(トビ)職達に売られて行く訳だ。

「伊勢海老」は甲冑鎧に見立てて、疫病を防ぐ縁起物、「神馬藁」は、繁殖旺盛なことから、一粒万倍、子孫繁栄を意味している。「譲葉」は家や資産を譲渡する、ゆずるを意味し、どのお飾りもこんな風に見立てや洒落から成り立っているのだ。
江戸っ子は何でも洒落ているが、これが縁起物らしいのだナ。

小売りをする訳じゃないので、一般客は居らず、トラックで来る業者や鳶職連中しか居ないが、この市が始まると新しい注連飾りの藁の匂いに誘われ「今年ももうすぐ終わりか」などと感じるのでアル。ただ、最近じゃ門松や注連飾りを飾る家(いや、飾る場所が有る家)が少なくなってきて、売れ行きはイマイチらしい。なんだか寂しいネ。
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そして、明日から浅草寺の本堂前で催される「羽子板市」(歳の市)は沢山の人出で賑わいを見せる。早咲きの盆梅や福寿草、千両万両の花などの小さな盆栽が処狭しと並べられて、一段と年の瀬を感じさせてくれる浅草の風物詩だ。
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年の暮れの気忙しい最中、ちょっと街を抜け出して浅草まで出掛ければ日本に生まれて来て良かったナ、としみじみ思うのだ。
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奉納羽子板を見た後は、薮の熱燗で暖まるとしようか。
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by cafegent | 2009-12-16 16:46 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)