東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々雑文雑多日記/佐藤国男氏の木版画に和む。

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東京スカイツリーの工事が着々と進み、天に伸びて行くタワーの姿を見物しようと建設現場見学に訪れる方々が日々増しているそうだ。
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最近では、「工場萌え」に心ときめかせる工場ファンも増えており、工事現場見学ツアーも人気らしい。

先日、朝日新聞の紙面を飾ったパナソニックの15段広告のヴィジュアルが美しかった。
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建設途中のスカイツリーの絵なのだが、十間橋辺りの川面に映っているのは完成後の634mの勇姿だ。
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完成した東京スカイツリーのライトアップは、パナソニックがオールLEDで挑む、と云う自信に満ちたメッセージ広告だネ。

鬼怒川の『東武ワールドスクェア』では、一足早く東京スカイツリーがお目見えしたそうだ。当分の間は、この世界一の電波塔の話題が尽きないネ。
       ◇        ◇        ◇
新聞の話題からもう一つ。  
新版画など木版画が好きな方ならば、優れた「光線画」の作品を残した版画家井上安治も要チェックだろう。「東京真画名所図解」や「新吉原夜桜之景」、「浅草橋夕景」など素晴らしい版画を創り出したが26歳の若さで病死した。
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この「亀井戸藤」は東京真画名所図解のシリーズのひとつだ。
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その没後120年を記念した『井上安治』展が、東京ガスの運営する小平市のガスミュージアムで開催されている。
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東京真画名所図解の「外桜田遠景」も好きなひとつだナ。
「坂の上の雲」の時代、開化期の江戸東京の風景画をたっぷりと堪能しに行ってこよう。
   3月28日(日)まで/入場無料(月曜休館日)
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こちらは、昭和初期の東京の風景。吉田博の「東京拾二題」シリーズの「堀切の志ょうぶ」だ。広角レンズでとらえた様な構図が素晴らしい。画面の手前一杯に広がる花菖蒲が美しいネ。架け替えて大正解だ。
       ◇        ◇        ◇
同じ木版画でも、ガラリと違う作風を紹介したい。
先日、日本橋『丸善』に小島功先生の展覧会を拝見しに出掛けた時、偶然同ギャラリーのホワイエで佐藤国男さんの木版画を目にしたのだ。絵本も置いてあり、随分と懐かしい思いで、版画を拝見した。

北海道函館市に在る『山猫工房』の木版画がとても素晴らしいのだ。
20年程前に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の絵本を手に取り、はじめて北海道北檜山町出身の佐藤国男と云う木版画家を知ったのだナ。

函館に住む佐藤氏の彫る木版画は、子供の頃に読んだ宮沢賢治の世界を見事に描いている。

「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」「どんぐりと山猫」等々、誰もが遠い昔に一度は読んだ事のある話の場面々々を木版画で刷っている。また、氏の本職は大工との事で、木版画を飾る額縁も全てが作家自身の手による手彫りなのだ。味わい深いイチイの木を使い、作品毎に合わせた額装で仕上げているのだ。

部屋の中での飾る場所を思い描きながら、とても印象に残った作品を一つ購入した。「銀河鉄道の夜」のシリーズから「カンパネルラ」だ。
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この版画ひとつで空間がグッと暖かくなったのだナ。
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Commented by 加藤誠則 at 2010-03-18 21:17 x
小学校で子どもたちといっしょに俳句を勉強しています。
毎月「ハートランド」という句集を発行していまして、
一枚、季節の画像を貼っています。
その画像をこちらの画像からコピーさせていただいて
よろしいでしょうか。
必ず出典として、こちらのURLを明記しますので、
どうかお願いいたします。
Commented by cafegent at 2010-03-19 12:57
加藤さま、こんにちは。
どうぞ、素人写真なので、ご自由にお使いくださいませ。
by cafegent | 2010-03-18 16:03 | ひとりごと | Trackback | Comments(2)