東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是雑文日記/新聞拾い読みから。

今朝散歩をしたが、不動前近く「かむろ坂」の桜はもう見頃だ。
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今朝は、武蔵村山の和菓子店『紀の国屋』の「おこじゅ」を戴いた。
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朝から甘い物が、脳の目覚めに良いと勝手に思い込んでいるワタクシ。

「おこじゅ」とは多摩の昔ことばで三時のおやつの事だそうだ。
どらやきともチト違い、蜂蜜と黒糖の香り立つお菓子だ。深煎りの珈琲にマッチしたナ。

酒と甘いものに目が無いと常日頃公言していると皆手土産などに持参して来てくれる。嬉しい限りでアル。
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夕べは伊勢の『赤福餅』を戴いた。あぁ、これだから最近また腹が出てきたのだナ。イチロー選手は腹が出たら野球選手を引退すると語っていた。僕なんか何度引退すりゃいいんだろう。トホホ。

よし!また頑張って痩せるとしようか。
       ◇       ◇       ◇
昨日、日暮里に在るギャラリー『SCAI THE BATHHOUS』へ、タイのアーティスト、アピチャッポン・ウィーラセタクンの展覧会を観た。
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スカイ・ザ・バスハウスの名の通り、此処は昔「柏湯」と云う銭湯だった建物だ。
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ジュリアン・オピーなどの作品を紹介している白石コンテンポラリーアートが運営しているギャラリーだ。
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下足箱も当時のままだ。

今回の個展「NATIVE LAND」は、映画監督としても活躍している作家らしい映像作品『ナブアの亡霊』がメインだ。暗闇の中で炎に包まれたボールでサッカーに興じる若者の姿が不気味だった。
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解説によれば、なんでもナブアに古くから伝わる「未亡人の亡霊」伝説にインスパイアされた作品との事。
ナブアの農民たちの間では、全ての男性が未亡人の霊に誘惑されてあの世に連れて行かれるのだそうだ。ホントかね。

ギャラリーのナナメ前には昔から喫茶『愛玉子』(オーギョーチィ)が佇む。
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薬草の甘い香りがプルンプルンの寒天となり、口の中にツルンと滑り込むのだ。
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これ、肝臓にも効くらしいネ。ホントかね。
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此処に居るとまるで時が止まったかの様な気になるナ。
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暖簾の「喫茶」のフォントもイイ味だしてるネ。
       ◇       ◇       ◇
さて、今日はエイプリルフールだね。
雑誌「ソトコト」を出している木楽舎は、朝日新聞の朝刊に「しじみの新時代到来!」の微笑ましいウソ広告を新聞15段で掲載していた。
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「ソトコト」ホームページ内の「しじみチャンネル」は結構面白い。

世の中嘘がマコトになるような幸せなニュースでもないのかしら、と思ってしまう朝だった。

そして、新年度のスタート。今年も恒例「サントリー」の新入社員へのエール広告が掲載された。
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今年は角瓶ではなく、山崎10年ハイボールだった。

    「千載一遇。汗をかこう。誇りと品格を持て。」

キビシくゲキを飛ばしながら、新社会人たちにエールを送っている。
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汗をかき懸命に働くことを若者たちがダサいと思うならば、それは間違っている。誇りと品格を持ち、それを実行して働けば夕刻には疲れも出るだろう。そんな夕暮れは、喉に爽風がとおるがごときハイボールの一杯で元気を取り戻そう、とね。

この広告、作家伊集院静氏の手描き文字が素晴らしいのだナ。作家は文体も個性だが、文字そのものも作家自身を表していると思う。

伊集院さんがアートディレクターの長友さんと出した文画集「べっぴんの鯛」と云う本が有るのだが、この中でも手描きのことばが満載で素晴らしいのだ。
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夜酒を舐めながら眺めるのにとても良いホンだと思う。
まぁ、余談だけどネ。
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べっぴんの鯛
       ◇       ◇       ◇
朝日新聞の夕刊水曜版は、アート特集なので毎週楽しみにしている。
国内外のアート情報や展覧会開催情報をまとめて知る事が出来るし重宝している。

先日、竹橋のMOMATで観た『生誕120年 小野竹喬』展にて、僕がとても印象深く拝見した作品『宿雪』について取り上げており、丁寧に解説をしていた。
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これを読んでから観に行くと違った見方が出来て愉しいだろうネ。

展覧会ピックアップでは、世田谷美術館で開催されている「川上澄生:木版画の世界」展が紹介されていた。この展覧会も面白そうだ。
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昨年5月に横浜そごう美術館で大々的な回顧展が開催されたが、今回は栃木県立美術館と鹿沼市立川上澄生美術館所蔵のコレクションによる展覧会だ。

昔、ウィスキーのCFでも使われたので、このへっぽこ先生の版画は覚えている方も多いだろう。
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これ教員時代の自画像だそうだ。

     かぜとなりたや 
     はつなつのかぜとなりたや
     かのひとのまへにはだかり
     かのひとのうしろよりふく
     はつなつの はつなつの
     かぜとなりたや
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新聞で取り上げていた版画は「初夏(はつなつ)の風」だ。

版画家棟方志功は、この作品を見て感銘を受け、版画家になることを決意したのだヨ。川上澄生は詩人でもあったので詩や言葉を絵と共に木版画で数多く描いており、独自の作風となっていた。

本展覧会は約500点の版画で構成されるとの事だが、保存上の理由から約半数ずつを会期の前期後期に分けての展示となるらしい。こりゃ、二度行かないと駄目ってことだネ。
砧公園の中にある世田谷美術館にて5月9日まで開催中。
詳しくは「世田谷美術館/企画展」HPでネ。

こちらは、
過去の日記から。

さて、昼ご飯は何を食べにいこうかナ。
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Commented by ティコティコ at 2010-04-02 11:08 x
我が家の近くの『SCAI THE BATHHOUS』にいらしたのですね、『愛玉子』にも入られて・・・

次回はすぐ近くの言問い通りとの交差点の角にある喫茶店「カヤバ」にいらしてみてください、古くて良い味出してますョ!
Commented by cafegent at 2010-04-02 16:14
はい、今月「兵六散歩の会」の幹事なので、下見がてら歩いて来ました。喫茶「カバヤ」是非行ってみます。ありがとうございます。
Commented by スコッチエッグ at 2010-04-05 17:00 x
横から失礼します。たまにしかあの辺りには 行けませんが あのお風呂やさんのギャラリーのむかいにフィギュアを製作されているアトリエが自宅?の軒先にあったように覚えがあります。あの渋~い佇まいの喫茶店は、いつもお休みにぶつかるのか 未だ未訪 隣のカフェ『谷中ボッサ』は 大好きなカフェです!
Commented by cafegent at 2010-04-06 13:41
スコッチエッグさま
コメントありがとうございます!

『谷中ボッサ』、時々行きますヨ。
昔は此処で珈琲飲んでから、おでん『おせん』に行ってました。

フィギュア制作のアトリエは、判りませんでした。17日の散歩の会で確認してまいりますネ。
by cafegent | 2010-04-01 13:07 | ひとりごと | Trackback | Comments(4)