端午の節句は朝酒に始まり、オウチ居酒屋で酔う。
2010年 05月 10日
七十二候では、五月の今頃は「蛙始鳴」と云う。蛙がはじめて鳴く時季だネ。
蛙と云えば、「福がかえる」「無事かえる」等の縁起物の置物として、玄関に飾る家を見かける事が有る。
銀座に在るおでんの名店『おぐ羅』には、六つの小さな蛙の置物がお客さんを出迎えてくれる。大切なお客様をムカエルと云う訳だナ。
以前、札幌の酒場で見かけた札は、さらに縁起が良さそうだった。「二升〼〼五合」と記されていたのだが、二升とは一升の倍だから、「商売増々繁盛」と云う事だ。その店も木札の効果か、繁盛店になっている。
五月に入り、昼間はすっかり気温が高くなってきたが、夜はまだおでんで一献つけるのが心地良い時季だ。
久保田万太郎が、おでん屋『おぐ羅』を知っていれば、この句は詠まなかっただろうに、とエッセイストの川村二郎さんが昔、朝日新聞のコラム「きょう」に記していた。二年間の連載コラムをまとめた『一杯目と二杯目の合間に 日付のある六百のお話し』は、酒を舐めながら読むのにちょっといい話が満載だ。
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先週の水曜日は、子供の日。「端午の節句」だネ。
ゴールデンウィークも最後の一日となった。相変わらず酒を呑む以外に予定がない。朝10時半に赤羽駅前で酒朋キクさんと待ち合わせをした。
『いこい』は午前中から凄い人だ。
そんなこんなで、やっとこサ『武蔵小山温泉 清水湯』に到着。
夜はサッカー帰りのフルさんやハッシーさんと共にココットさん宅にてオウチ居酒屋となった。
これまた楽しい宴となり、黄金週間も終了だ。ココットさん、愉しい宴をありがとうございました。感謝!!