東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々の拾い読み雑文日記/阪本トクロウ展に注目!

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   五月雨をあつめて早し最上川

芭蕉が詠んだ名句だが、五月雨(さみだれ)とは梅雨の事だ。今は6月に入らないと関東は梅雨入りしないが、梅雨の大雨により最上川の水嵩が増す様子が生き生きと伝わってくるのだナ。
ちなみにこの絵は、小野竹喬画伯が芭蕉の句をテーマに描いた作品だ。

芭蕉は幾つか五月雨の句を残しているが、これも好きな句だ。

   五月雨の降り残してや光堂

鬱陶しい雨の降り続く中、朽ちた覆(さや)堂に覆われた金色堂の光り輝く姿を詠んだのだネ。
もう随分前になるが岩手銀行の仕事をしていた時、週末を利用して平泉を訪れた事がある。あの時も五月だったが、今日の様に見事な五月晴れだった事を覚えている。

今日は昨日と打って変わって爽やかな青空になったネ。
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此処数日のジメジメした湿気が無く、歩いていても気持ちが良い。
        ◇        ◇        ◇
レナとリサと云う長身の美少女(もう少女じゃないか)二人組のユニットがちょっと話題になっている。その名を『バニラビーンズ』と云い、北欧系テイストをキーワードにモダンでキュートな可愛さぶりを振りまいているのだ。
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19日にリリースされたばかりのミニアルバム「Def&Def」のジャケットデザインはヒロ杉山が手掛け、曲のイメージは80年代のユーロビートと来たもんだ。
ヒロさんは以前、僕が手掛けたマーベルコミックス展で作品を描いて戴いた事が有ったナ。

最近、パフュームがオジサン連中に随分とウケているが、この路線は中高年の琴線に触れてるんだろうね、きっと。
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うーん、このジャケ写!思わず脇の匂いを嗅ぎたくなってしまうのは、ボクだけじゃない筈だナ。Def&Def        ◇        ◇        ◇
巷ではアップル社の「iPad」の話題が新聞雑誌を賑わせているが、昨日の朝日新聞夕刊の漫画「地球防衛家のヒトビト」は可笑しかったゾ。
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電車内で立ちながら本を読んでいるサラリーマンが、ウトウトして本を床に落としてしまう。それを眺めていたオトーサン、家に戻って一言!「まだまだ電子書籍は早いな...」と。横でオカーサンは「?」と。

さすが、しりあがり寿さんの着眼点とユーモアのセンスはお見事!!

「iPad」欲しい気もするが、悩むなぁ。ネットサーフは仕事場のMacで出来るし、iPhoneが有るから音楽も大丈夫だし、本は矢張りインクの匂いがしないとトイレでの快便の友として役に立たないだろうしなぁ。
増々、悩みどころだ。
        ◇        ◇        ◇
カンヌ映画祭では、話題の北野武監督の受賞はならず。

今年の最高賞パルムドールの受賞は、タイのアピチャッポン・ウィーラセータクン監督が映画「ブンミおじさん」に決まった。

タイの映画がカンヌでグランプリを受賞したのは初の快挙だそうだが、同監督は映画のみならずアーティストとしても世界的に活躍している。
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先日も谷中のギャラリー『スカイ・ザ・バスハウス』にて個展「NATIVE LAND」を開催し、ミステリアスな映像インスタレーションを発表していた。(写真は展覧会DMから)

この「ブンミおじさん」と云う映画は、病を患った主人公が亡くなった妻や息子の幽霊と一緒に死期が迫った最後の時を過ごす物語で、亡霊や輪廻転生など「NATIVE LAND」とテーマが重なっており、とても興味が惹かれた作品だ。

アピチャッポン・ウィーラセータクン氏、名前がスッと出て来にくいが今後増々世界で注目される映像アーティストになるだろうネ。
        ◇        ◇        ◇
さて、今月29日(土)まで銀座の『ギャラリー桜の木』で開催中の「まなざし 阪本トクロウ展」が面白そうだナ。

昨年のギャラリー桜の木軽井沢店での展覧会に続き、新作が観られるのも嬉しい。

阪本トクロウ氏は東京芸大の日本画を専攻し、大学卒業後はニューヨークで千住博画伯の制作助手として修行を積んだ画家だ。1975年生まれと云うことは、今35歳だろうから、精力的に制作活動出来る時期だネ。
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日常のありふれた風景を切り取った断片を描いているのだが、人は一切登場せずにブランコやクレーンなどを画面の中に配置し、まるで白昼夢の中に置かれた錯覚を覚えるのだ。
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展覧会DMの右側の絵は、『Sky』と云う作品だが、旅客機の窓から雲の上を眺めている光景を描いているのだが、是非とも間近で観たい絵だ。

僕は阪本トクロウの絵画を観ていて、代官山の『ギャラリーMIN MIN』が扱うアーティストのCameron MartinとGraham Parksの二人の作品を思い出した。

彼らも同様なモティーフで絵を描いているのだが、観ている自分がその中にワープしてしまう様な感覚になる所に共通点を見出すのだナ。
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こちらが、キャメロン・マーティンの作品でアル。
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そして、これはグラハム・パークスの『Ueno』と云う作品だ。
「ギャラリー桜の木」のサイト
「ギャラリーMIN MIN」のサイト
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by cafegent | 2010-05-25 15:59 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)