東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々呑んだくれ日記/『西日暮里ホルモン』恐るべし!

6月に入って3日経つが毎日気持ち良く晴れているネ。
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紫陽花も少しずつ咲き始めてる。
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朝顔ももう咲いているのだネ。
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花の中では、ミツバチがせっせと花粉を集めてた。
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山手通りでは、額紫陽花(ガクアジサイ)も咲いていた。
       ◇        ◇        ◇
夕べはライターの岡本ジュンさんにお誘いを受けて、森一起さんと共に西日暮里駅近くに在る『西日暮里ホルモン』へ行くことになった。

予約の時間が21時15分との細かい刻みだったので、渋谷のんべい横丁の『Non』にて生ビールを戴き、時間を潰した。
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この横丁は山手線の線路脇の小径に在るので、電車の音をバックに一杯引っかけるのがイイ。
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初夏の夜風も心地良く通りを駆け抜ける。
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よっさんも頑張って毎日酒のアテを作っているのだが、生憎この日はホルモンが待っているので、じっと我慢。

呑み仲間のヤマバ君も登場し、しばし他愛ない与太話に花が咲いた。

JR西日暮里駅から舎人ライナーの駅方面に歩くと色々な処でハングル語を目にする。三河島界隈は昔ながらのディープ・コリアンタウンだネ。

西日暮里から三ノ輪にかけて、この辺りは戦前から韓国人の方達が多く済州島から移り住んで来たエリアだから、本格的な韓国料理屋や焼き肉屋が多い。

『西日暮里ホルモン』は前々から一度来たかった店でアル。
いつも満員で予約が取りにくいと聞いていたので、実にラッキーなお誘いだった。と云うか無理矢理森さんに便乗させて戴いただけなのだが。
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この店は駅から近いのだが、裏道沿いに在るので初めてだと迷ってしまうのだナ。

丁度の時刻に店に入り、座敷に座る。テーブル席も有るのだが座敷は可成りギューギューって感じだナ。男4人じゃ絶対キツイだろうなぁ。
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先ずはホッピーで乾杯し、牛レバ刺しから戴いた。
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レバーはエッジが立っていて新鮮さが際立ってる。甘さが口の中一杯に広がるのだ。塩胡麻油でもニンニク醤油でもイイネ。これも580円とウレシイ価格。
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ハチの巣刺しはしっかり下処理されて、その食感は酒のアテに最高だ。
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キムチは流石本場の味でウマイ!

暫くすると七輪が運ばれて、お待ちかねの焼きスタートだ。
先ずはホルモン五点盛りから。
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上から時計廻りにタン、シロサンド、ギヤラ、ブツレバ、テッポーだ。味はネギ塩なので、お酢で食べるといい。
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テッポーは堀切菖蒲園『のんき』のシロに匹敵する味だ。
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レバーも美味い。どれも新鮮で、素晴らしい味だ。

続いて熟成ホルモンだ。
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しっかりと甘い味噌味が付いており、コレも酒がススム。
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このくらいが食べ頃か。

そして圧巻「とことん極太ハラミ一本焼き」の登場だ。
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この店の人気メニューが『一本焼き』だ。

「丸腸ホルモン一本つぼ漬け」や「長いカルビの一本つぼ浸け」も名物なのだが、残念ながら品切れだった。それはまた次回にしよう。
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それにしても網一杯にデーンと乗る牛ハラミの大きさに皆圧倒されるのだ。
四谷三丁目の『焼肉 名門』のスーパーホルモンに負けない程の此処の一本焼きは絶対にオススメだ。なんせ、このハラミ一本焼きが880円なのだから驚いちゃうでショ。

レアでも生でも大丈夫と云う牛ハラミは表面を炭火で焼き、中がまだ赤いうちにハサミで切って食べてくれとの事だった。
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しっかりと云う事を聞いて、ベストなタイミングで切り分けた。ワサビを乗っけて食べたら、もう天国行きだ。

ここから黒毛和牛カルビに突入だ。

先ずは王道の牛カルビを塩ネギで。
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980円はリーズナブルだネ。続いてヒモカルビ(780円)をタレで。
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こちらは赤身のところ。
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上ミノ(580円)の食感に舌鼓を打ちながら、ホッピーがススムなぁ。

黒毛和牛のホホカルビを戴いた。
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牛の顔の肉だそうだ。どれも文句なしの美味しさだった。
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最後はナンナン(豚のど笛)を追加して、コリコリ食感を楽しんだ。

ホッピーは焼酎の量が多かったので、結局1本で中四杯いけたナ。ちなみにホッピー480円、追加の中は確か280円だったかナ。

〆の炭水化物系は、石焼ビビンパだ。
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金髪の素敵なお姐さんが辛いコチュジャンをたっぷり入れてテキパキと手際良くビビンパをかき混ぜてくれた。
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しっかりと混ざったら石鍋の中に張り付く様にのばし、後はジッと3分間待てば完成だ。
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どうですかッ!カリッと焦げたご飯が香ばしい匂いを放ち僕らを至福の時へと誘ってくれたのだナ。

この界隈では比較的新しい焼肉店なのだが、本当にビックリする程安くて美味い。
四人で呑んで食べて14,500円だった。一人当たり3,600円なのだから恐れ入る。『西日暮里ホルモン』、噂通りの凄い店だったなぁ。
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これでまた一軒美味い店を知った。極上和牛が食べたかったら篠崎『ジャンボ』へ行けばいい。皆でワイワイと美味いホルモンで酒が呑みたくなったら迷わず西日暮里に来るとしよう。

いやぁ、岡本ジュンさん、ありがとうございました。感動しました。
お誘い戴き感謝!感激!デス。

山手線に乗って僕らは目黒駅を目指す。ディープなホルモンを満喫した後は、口の中をさっぱりとリフレッシュさせなくちゃ、と向かった先は『権ノ助ハイボール』だ。

深夜零時を廻り、明けてライターの森さんの誕生日だ。
廻りに年齢不詳の不良中年オヤジが増えて来たからみんなが幾つかホント判らなくなって来た。モリンコも確か54歳になったのかナ。
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誕生日オメデトウゴザイマス!!とハイボールで乾杯。

こうして夜は更けて行ったのでアル。

さて、今日は肝臓を休ませなくちゃ躯がもたないナ。
by cafegent | 2010-06-03 15:47 | 食べる