東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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美瑛の丘に立ち、何もせず眼下に広がる景色を望む。

札幌は滞在中ずっと晴天が続いていた。
この日は朝から札幌駅へ向かい旭川行きの列車に乗った。

途中、車窓からは黄色い絨毯を幾つも目にすることが出来た。
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今が丁度開花時期の菜の花畑が一面色鮮やかな花を咲かせていた。
これだけでも、来た甲斐が有るのだナ。

特急スーパーカムイ9号は、1時間20分で旭川駅に着いた。
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駅では『旭山動物園』のペンギンたちがお出迎え。

駅前では小さなスズランが沢山咲いていた。
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季節がまだ早かったため、富良野のラベンダー畑はまだ開花していないとの事だった。それでも、あの遥かなる丘の景色が観たくなり美瑛へと向かうことにした。

JRとレンタカーのセットだと3千円でクルマが借りられるので、駅併設の店でレンタカーを借りて真っ直ぐ美瑛町を目指した。
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美瑛に向かう一両の電車は、模型の様で可愛い。
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美瑛駅でガイドマップを貰い、カーナビで観光名所を検索していく。世の中便利になったものだナ。「MAP CODE」の数字を入力するだけで、目的地に行けるのだからネ。

先ずは、「ケンとメリーの木」から。
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昭和47年、日産スカイラインのCMに使われたポプラの木だ。
バズが唄った「愛のスカイライン」と共にこの木は一躍全国的に知れ渡ったのだ。随分と懐かしいなぁ。
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前に此処を訪れたのはいつだったろうか。
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こちらの丘では、かしわの木が3本並んで立っており、まるで親子の様な光景から「親子の木」として親しまれている。

そして、「マイルドセブンの丘」だ。
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かつてマイルドセブンのパッケージに使用された丘でアル。この風景は真冬の雪景色も幻想的だし、夏の夕日が沈む頃もとても美しい。
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牛たちも長閑に昼寝の真っ最中だ。
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クルマを走らせていると、道路の真ん中にヒバリが降り立った。
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オイオイ、危ないぞ。コイツ、我れ関せずって感じで動かない。

駅を挟んで反対方面へと向かうと見事な丘の景色を望む事が出来る。
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新栄の丘に到着だ。
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前に立つと旭岳や白雲岳などを連ねた大雪山系の峰々の裾が広く、後ろには壮大な丘が交差し、まるでヨーロッパの田園風景の中に立っているようだ。
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だが、ここは美瑛町であり、遠くからカッコーの啼く声がこだまする。
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十勝岳連峰の山々は所々、まるで白い指を広げて山を掴んでいるかの様に雪が残っていた。
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午後の日差しも目に眩しく刺さり、畑の土を一面橙色に染めていた。
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青い空と白い雲、そして行く層にも色を重ねる美瑛の丘を太陽の光が絶妙のハーモニーで一枚の絵を創り出してしまうのだ。

何をする訳でもなく、ただ広い大地に身を置いてみるのも良いものだ。
一句詠もうなんて気すら起きない程、無になり山から下りてくる初夏の風に躯を揺らすのだ。

そして、ただただそこに広がる景色を眺めていた。
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四季彩の丘でちょっと一休み。
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電線にアオジがとまって啼いていた。
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牧場では牛が草を食べている。可愛いナ。
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「拓真館」で、写真家の故前田真三氏とその息子、前田晃氏の写真作品を観た。
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もう随分前になるが、前田真三展で初めて美瑛の風景を知り、自分の目で見たくなったものだ。今でも時々写真集を眺めている。
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丘の四季―前田真三写真集

旭川駅で車を戻し、銘酒「国士無双」を造る高砂酒造の酒蔵を訪ねた。
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入ってすぐ、仕込み水を戴いた。
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宮尾登美子の名作「蔵」に出て来た様な酒蔵では、雪国ならではの雪中貯蔵で酒を仕込むのだ。
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こうやって冬の雪が今でも残っているのだから凄いネ。
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この地中の扉を開けると中に酒が仕込まれている。
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廻りを雪で固めて寝かすのだ。
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こうやって、実際に観ることも出来るのだ。
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おぉ、杉玉が出ていると云う事は、今年の新酒が出来たのだナ。

たっぷりと酒も試飲させて戴いたし、土産も買った。
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さてと帰りは酒呑んでのんびりと帰ろう。
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by cafegent | 2010-06-17 16:52 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)