札幌酒場巡りその4/『金冨士酒場』で昭和の香り。
2010年 06月 18日
どうもワールドカップが気になって仕方ないのだナ。
房総半島沖で穫れた赤メバルを刺身で戴いた。
マグロの中落ちは生姜とニンニクを刻み海苔で巻いて食べた。
梅雨入りしてから急激に湿度が高くなり、今日も朝から汗ダク君だが、夏バテ防止には豚肉が良いらしいネ。てな訳で、豚の冷しゃぶサラダを作ってみた。
アルゼンチンが韓国に圧勝したネ。ご飯そっちのけでテレビに釘付けになってしまったヨ。それにしても、メッシとイグアイアンが素晴らしい動きをしていた。
イグアイアンは今大会初のハットトリックを決めたし、メッシは監督の期待通りの切れの良い動きで韓国勢を圧倒していたナ。
点が入る度に画面に映るマラドーナ監督のヤンチャな笑顔が印象的だった。
チャンネルを変えて、ギリシャ対ナイジェリア戦を待つ間に飯をかき込んだ。
肝臓を気にしつつ酒が控えられないワタクシは、シジミの味噌汁で気休めの夕餉。
前半16分にウチェが先制点を決めたナイジェリアだが、ギリシャのトロシディスの太ももにカイタのケリが入り一発退場。これが試合の流れを決定的に変えた。
両チームとも激しい鍔迫り合いを繰り返していたが、矢張り全世界が観ている試合の最中に相手選手にケリを入れちゃイカンだろう。
ナイジェリアのゴールキーパー、エニェアマの驚異の身体能力には驚いた。だが、あれだけの好セーブを続けていたのに、最後の最後でトロシディスに痛恨の追加点を許してしまったネ。
韓国戦とは打って変わって機敏な動きで攻めたギリシャがワールドカップ初勝利を飾った。
メッシの動きなんか、サッカーの神が宿っているみたいだったものナ。
ボールを奪ってからの切り返しの早さと相手のスキをつく瞬時の判断力は、凄い。
先取点を守り最後まで耐える試合が目立つ我が日本チームだが、競合相手に明日はどんな戦いを見せてくれるだろうか。
あぁ、明日のオランダ戦、今から興奮してしまうなぁ。
◇ ◇ ◇
さて、また札幌旅行の続きから。
美瑛から札幌に戻った後は、いつもの酒場巡りだ。
先ずは札幌でも可成り老舗の大衆酒場『金冨士酒場』へと向かった。
このビルも古くからのソシアルビル(飲食専門ビル)で渋い店が沢山入っている。
自慢の焼き鳥も3本で230円から260円と良心的でアル。但し1種類3本だから一人だとチト辛いのだナ。
此処は、仙台の老舗酒場『源氏』同様に日本酒はお銚子3本までま毎回違うお通しが付くのだ。今は三代目が切り盛りしているが、初代からの習わしだそうだ。
今はもう無くなってしまったが浅草の『松風』も毎回お銚子にお通しが付いていたネ。
次の予定があるから、これにてご馳走さま。
幼馴染みの仲間たちと『うさぎや』で待ち合わせをした。
此処もすっかり有名になり、今では全国から沢山の方が訪れている。
店主の中沢登志子さんが創る料理は、何を頼んでも美味しい。
お次ぎは「春芹肉豆腐」だ。
赤いゼリーの帽子を冠ったのは、「明太子のチーズ寄せ」だ。
ビールでさっぱりとした後は、食後のデザートも戴いた。
あぁ、此処に来られて、札幌に帰って来た甲斐が有ったってもんだ。
この日は、これにてバタンキューであった。
「うさぎや」紹介のサイト