もうすぐ七夕だネ。双七とも云うが、子供の頃は願い事を短冊に書いて笹に飾ったなぁ。
昨年は行かなかったが、平塚で開催される「湘南ひらつか七夕まつり」は盛大なお祭りだ。町中を豪華絢爛な七夕飾りで埋め尽くされ、夏の風物詩になっている。

明日から開催の谷中「朝顔まつり」が終わると、すぐに浅草寺の「四万六千日」(しまんろくせんにち)が催される。7月の9、10日で、江戸の頃からこの両日にお詣りをすれば、四万六千日分の御利益(功徳)が得られると云われているのだ。
ほうずき市も浅草寺の境内に立つので、縁起物を買うのも良いネ。
朝顔市、ほうずき市とくれば、もう盛夏も近いネ。今月26日は「土用の丑の日」だ。鰻好きなワタクシは、この時季は毎日が土用丑の日の様に鰻が食べたくなるのだナ。
そんな訳で、今日も打ち合わせの前に鰻を食べに出掛けて来た。
目黒から都営三田線に乗り、御成門へ。

愛宕神社へ向かう途中に在る『ての字 本丸』は、江戸から続く鰻の老舗だ。
僕が持っている『深川のうなぎ』と云う随筆の中に嘉永元年(1846年)に出た『江戸酒飯手引』なる小本が紹介されている。

それによれば、当時江戸鰻屋は九十軒あったそうだ。その中の一軒が、「芝金杉二丁目の海老屋鐵五郎」と記されている。

主人(あるじ)の鐵五郎のあだ名が「ての字」だったので、屋号の海老屋よりもこっちの呼び名の方が通り名となり、今に続いているのだナ。
ビリーの店なら、さしずめ「ビの字」ってとこか。
神田明神下の『神田川』もしっかり江戸酒飯手引に載っていた。老舗中の老舗だネ。
さて、今日はちょっといつもと変えて「ひつまぶし」を戴いた。

明日のプレゼンに勝つためにスタミナを付けるのだ。

おひつの中をしっかりと混ぜ鰻とご飯が一体化。蒸さずに焼いた鰻の香ばしさが口一杯に広がるのだナ。むふふ。
二膳目は、たっぷりと薬味の刻み葱を乗せて戴くのだ。長葱にちょいと鰻のタレをかけてまぶすと更に美味しさが増すのだ。ぐふふ。
そして、三膳目は、刻み海苔と山葵をのせた上からダシ汁を注ぐのだ。

汁かけ飯にして、サラサラと喉を通せばもう一杯イケルのだナ。
あぁ、ささやかな至福の時であった。
土用丑の日まで、あともう数回は鰻を食べるのだろうナ。うヒヒ。
◇ ◇ ◇
日曜日は、夕方からまた酒を呑むので、昼飯はあっさりと野菜たっぷりのサンドウィッチにしてみた。

先日のBLTサンドに更にキュウリも加え、粒マスタード味の野菜サンドだ。
山形の友人が送ってくれたサクランボが甘くて美味しかった。

今年の初物だったので、これで寿命が七十五日延びたのだナ。
近所の花屋さんで、向日葵を買って来た。

カーテンを洗濯し、網戸も掃除したし、これで我が家も夏を向かい入れる準備が整って来た。
午後はいつものように高田馬場経由で野方『秋元屋』の口開けへ。
駅を出て、角を曲がるといつもより行列が多いのに驚いた。

僕で15人目程並んで居ただろうか。
列の前を見るとライターの森一起さんが息子さんと並んでた。いつまでも幼い子供だと思っていたが、もうすぐ中学生になるんだネ。今からもつ好きなのだから、将来が愉しみだ。

ナンコツスライスをアテに三冷ホッピーをグビリ。

本当はその前に生ビールを呑んだのだが、写真撮る前に一気に呑み干してしまった。
最近人気メニューとなった「半焼きタン」と「半焼きハツ」だ。

刻みネギの上にチロっと醤油を垂らすと美味さが増すのだ。
サッポロ赤星で気分爽快だ。

森さん親子も休日もつ焼き三昧を満喫かナ。

店が混み出して来たので、僕らは二軒目へ移動。
いつもの都立家政『竹よし』の暖簾をくぐった。

一の蔵を冷やで戴き、旬のどじょうを鍋で戴いた。

マスター、いつも美味しい肴をありがとうございます。

大分、お元気になられて嬉しい限りです。

ハテ、どじょうは大丈夫だっかな?
深酒せずに切り上げて、僕は銭湯でひとっ風呂浴びる事にした。

初めて訪れた戸越銀座駅近くの『金泉湯』は昔ながらの風情の銭湯だ。

「手ぶらでOK!」と云うお風呂セットが100円でアル。

手拭にボディソープとシャンプー付きなのが、嬉しい限り。
ザブっと湯船に浸かって汗を流した後は、商店街の串かつ『でんがな』へ。

どて焼きをアテに瓶ビールをゴクリ。

風呂上がりのひとときを満喫し、日曜が更けていったのだ。
「東京自由人日記/湘南ひらつか七夕まつり」