日々雑文雑多日記/おウチ居酒屋と目黒区美術館
2010年 07月 06日
夕べの様な晩は、熱めの風呂にどっぷり浸かり、ガっと汗を出して、冷えたビールや冷酒で涼をとるのが一番だ。
先ずは牛筋煮込みをアテに冷えたビールで、風呂上がりの躯の火照りを拭う。もつ肉専門『みやこや商店』の牛筋はイイ。
それに、先日酒朋やまちゃんに教わった煮卵も作ってみた。
これだけ使い切れば煮汁も本望だネ。ビールに合うのだナ、これが!
土佐から新鮮な穫れたての鰹が送られて来た。
2キロ程の大きさで4,000円程だから家庭でも十分イケルのだナ。
此処は釣り上げてから24時間以内に冷蔵にして全国何処でも配送してくれるから重宝する。
最近は北海道から九州・沖縄まで穫れたての食材が旬の内に自宅に届くのだからネットや交通網の進化に感謝だネ。まぁ、郵政のゆうパック遅配が問題となっているが、クール宅急便は迅速だったゾ。
で、「鰹のたたき」でアル。
今回は、銀座のおでん屋『おぐ羅』で造るスタイルを再現してみた。
玉葱、長葱、浅葱、にんにく、大葉、茗荷、生姜を刻み合わせる。
強火で炙った鰹は氷水でギュッと旨味を閉じ込めて、キッチンペーパーで水気をきっちりと拭っておく。スライスした鰹にたっぷりと野菜を乗せてポン酢で味を整えれば出来上がり。
先日、旭川の蔵元高砂酒造で仕入れた『国士無双』の北海道限定酒を冷酒で一献。ぐふふ。
ご飯の替わりに純米酒がススンだナ。
酒のアテは、さらに湘南腰越産の畳いわしだ。
これで嫌な高湿度も忘れて、夕べも爆睡だ。
◇ ◇ ◇
その子孫であり、遠州茶道宗家の十二世家元である宗慶は現在87歳だ。
展覧会では、小堀宗慶氏の絵画や書など約90点が展示されている。
小堀遠州の美意識「きれいさび」を受け継いだ表具のデザインは素晴らしい。
また、独自の審美眼で選んだ国宝や重要文化財などの名品も合わせて紹介されている。
雲間より ほし合いの空をみわたせば
しづこころなき 天のかはなみ
こう云う素晴らしい物を世の中かから見出せる目利きになってみたいものだ、とつくづく思った展覧会だったナ。
『目黒区美術館』のサイト