東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々雑文雑多日記/いつもの宇ち入りと桂離宮のお話。

連日、37度越えの猛暑が続き、東京は熱波が地表を回遊している。
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歩いているだけで、目眩を起こしそうになる。

仕事場に向かう途中に目黒不動尊が在るのだが、夏前に木々の整備があった。昨年まで植えられていた木々が無くなってしまったので、土から出た蝉の幼虫も面食らったのであろう。
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羽化する為に登る木が無くなっているので、仕方なく坂下のブロック塀まで移動して羽化したのだネ。
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一昨日辺りから沢山の空蝉の姿をブロック塀で見つける事が出来た。
これもまた殺伐とした都会の光景なのだナ。

月曜日、お盆休み明けの立石『宇ち多゛』では、この暑い最中行列がずっと続いていたみたい。
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僕は酒朋ハッシーと午後6時半に待ち合わせをしたのだが、その時刻はスンナリと暖簾を潜る事が出来た。

僕らに遅れること15分、ビリー隊長も合流。
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僕らは中席へ。この日は初宇ち入りのCOLOGNECHANがタイミングよく僕らの席へ。いつもツイッターで呟いていた仲でしたが、お会いするのは初めてだった。とっても素敵な方で、酒もお好きらしく愉しいサプライズな出会いとなったネ。
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秋元屋冷蔵庫前のユリちゃんも奥席にやって来て、閉店間際の店内はまったりと和みモードで酒を戴けたナ。

二軒目はいつもの『二毛作』外席へ。カウンターには早々に宇ち入り帰りの宇ち中さんが居て、ユリちゃんたちと呑んでいた。
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西村サンから「バスですね〜!」と云われたが、昨日の気分はドブハイでした。ビリーとハッシーたちは日高さんオススメの日本酒だ。
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どちらも呑んだ事無いなぁ。
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二杯目はやっぱりバス・ペールエール。うん、美味い。
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そして、COLOGNECHANお初なので、オススメのトマトおでん。
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海苔のおでんも酒のアテに良かったナ。
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僕は用事が有って此処で失礼したが、ハッシーたちは根岸の『鍵屋』まで足を伸ばしたらしい。『鍵屋』、開いてて良かったネ。
      ◇        ◇        ◇
さて、明日から松屋銀座の『デザインギャラリー1953』で開催される写真展「石元泰博 桂離宮」は是非観たい。
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先日、朝日新聞の書評にて美術家の森村泰昌氏が写真集『石元泰博 桂離宮』(六耀社刊)が紹介していたので興味があったのだ。

「名前くらいは聞いたことはあったけれど、何も知らなかった」と、この写真集の中で写真家石元泰博が言っているのだ。
長いこと海外にいた石元氏は、日本の美の象徴とも云うべき桂離宮を「何も知らなかった」故に斬新な切り口、構図で桂離宮を捉えている。

森村氏は本書を次の様に綴っている。
「ここには、日本美の粋を見学するたぐいの、悠長な観光気分はない。洒落たデザイン感覚とも異なっている。そうではなく、この写真家がこだわるのは、桂離宮の肌合いである。
 桂離宮は戦中を生き、焼けずに戦後に生き永らえた。それは戦争体験を経て戦後に生きようとする日本人の姿と重なる。両者には、形は違っても根はひとつである戦争の傷跡があり、その傷跡が皮膚を傷めザラつかせる。「なにも知らなかった」カメラアイが敏感にとらえたのは、この荒れた肌合いであり、その皮膚感覚を通じて見えてくる時代のリアリティーである。(中略)
 千変万化する時代の荒波の中で、それ自身の命を生き続けた桂離宮の地肌が写る写真。これを2010年に復刻させることと、戦争や戦後が風化してゆくことへの危機感とは無関係ではない。本書は優れた「戦後論」の書として読み込まれるべきではないだろうか。」と。

今回の写真展では、この中から30点のオリジナルプリントが展示されるそうだ。
森村氏が語る「戦後論」としての桂離宮の地肌をこの目で感じ取ってみようかナ。
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展覧会は9月15日まで開催。入場無料でアル。是非!
「デザインギャラリー1953企画展」
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by cafegent | 2010-08-17 13:03 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)