東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々雑文雑多日記/新米が届き、胸躍る鯛飯の夕餉。

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     赤とんぼじっとしたまま明日どうする

風天の俳号で知られた故・渥美清さんの詠んだ一句でアル。

昨年出版された「渥美清句集 赤とんぼ」は、フーテンの寅さんを演じた渥美さんの人間らしい一面を垣間みれる。山頭火の様な自由律で、訴えかけてくれる素晴らしい句集だ。
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渥美清句集―赤とんぼ

今年も新潟の従兄弟から魚沼産コシヒカリの新米が届いた。
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箱で届くのは良いが、玄関から台所まで気をつけて運ばないと、またギックリ腰をやっちまうから大変だ。

     白つゆをこぼさぬ萩のうねりかな

芭蕉のこの句を詠むと、秋への移ろいを実感する。

秋の鯛を紅葉鯛と云う。小振りの鯛を手に入れたので鯛飯を炊いた。
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先ずはグリルで鯛を焼く。米を研いで暫く水に浸す。

米とトウモロコシは十分に水に浸すと中に水分を吸収し焚き上がりもふっくらとして、旨味が増す。

ザルにあげて、30分程水切りしたら土鍋に移す。
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新米は普段よりも少なめの水加減にするのだナ。
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出汁と利尻昆布を入れ、その上に焼いた鯛を並べる。
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後は、いつも通りに炊き上げる。土鍋は蓋が良い塩梅に重いので、中の米粒がグツグツと踊り出しベチャっと潰れないのだナ。
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十分蒸らしたら、鯛の身を丁寧にほぐして骨を取り除くのだ。
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此処が一番気を使う所でアル。
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鯛の骨は固いので、残らず取りたいものだネ。

鯛飯が炊きあがる間に長ネギとピーマン、鶏肉炒めを作る。
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これからの時季、長ネギは甘くて美味い旬を迎える。
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これに赤山椒を少し振りかけると美味さが増すのだ。

魚屋で蛸とイカも美味いと云われたので、蛸のマリネサラダにした。
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セロリ、オリーヴ、トマトに玉ねぎをざっくり蛸と和えた。
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イカは、和風に煮浸しで美味し。
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半年ぶりのNHK『ブラタモリ』を観ながら、美味い食事が出来た。

酒場に繰り出さずとも、これもまた幸せな時間なのだナ。
        ◇        ◇        ◇
さて、横浜の野毛には居酒屋、バー等々居心地の良い店が多く軒を連ねている。
今も時々、『武蔵屋』やジャズ喫茶の『ダウンビート』、バー『パパジョン』辺りに行きたくなるものだ。

そんな中、3年前にクローズしたジャズ喫茶の草分け的名店『ちぐさ』が、今日から17日まで期間限定で「復元」されるそうだ。
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     (朝日新聞の記事から)
昭和8年に創業した『ちぐさ』は、ナベサダさんや日野皓征さんと云った蒼々たるジャズプレーヤー達が足繁く通った店だ。

今は亡き店主の吉田衛さんは、「頑固オヤジ」として知られていたが、日本のジャズ界の発展に力を注いだ人生を送ったのだ。吉田さんの5千枚を超すレコードコレクションは、一旦横浜市の図書館に保管され、今年になり「野毛地区街づくり会」に寄贈されたそうだ。

今回は、かつての常連たちで作る「ちぐさ会」と地元の方々、近くのジャズバーのオーナーらの協力のもと、9坪の店内をそっくり再現したのでアル。

店内には在りし日の吉田さんの写真が出迎えてくれるそうだ。この三連休を利用して、出掛けて来ようかナ。

場所は、アートスペース『野毛Hana*Hana』内にて。

野毛でジャズと云えば、かつては『ちぐさ』であり、今は『ダウンビート』や『パパジョン』だろう。
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     (朝日新聞の記事から)
そのパパジョンも先代が亡くなり、今は息子さんが引き継いでいる。それでも、先代の頃からのご常連さん達でいつもカウンターは埋まっているのだナ。終電を逃して、此処のドアを開けたのはいつだったろうか。

「産経ニュース/野毛のちぐさ復活」
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Commented by COLOGNECHAN at 2010-10-08 13:56 x
午前中、目の前にトンボが飛んでいました。一瞬、私が自由人さんだったらなぁ!というちょっぴり悔しい気持ちに(笑)。トンボは木々の間を抜け、歩く私の頭上をするすると進むと(石畳に映る影が私と一緒に移動していました)遠くに去って行きました。文章でなく絵で表現してみたかったですね。
Commented by cafegent at 2010-10-08 14:57
COLOGNECHAN、こんにちは!

トンボと散歩、愉しそうですネ。
外は金木犀の香りも秋を運んでいますね。
Commented by ここちき at 2010-10-08 15:06 x
今日こそは!!と炊いてみたい意気込み。
来客があるのであまりにも危険…(TДT)
Commented by cafegent at 2010-10-08 15:40
ここきちサマ、こんにちは!

土鍋ご飯、本当に簡単なので是非、トライ!!
by cafegent | 2010-10-08 13:27 | 食べる | Trackback | Comments(4)