迎春/新年最初の日記くらいは、酒から離れようかナ。
2011年 01月 05日
社会に出てからは、増々田舎に居る家族と逢う機会が少なくなった。それでも、元旦の朝だけは皆で雑煮を食べ、無事に新年を迎える事が出来た喜びを分かち合いながら小さな幸せを餅と共に噛み締めるのだナ。
今、この元旦の朝に、とても喜びと希望に満ちた気持ちになれる。誰もが皆同じ気持ちで新年を迎えることだろう。家族に感謝しながら、小さな幸せの時間を過ごすのだ。その心が、青く晴れた元旦の朝の情景となるのだろう。
今年もまた山あり谷ありの一年かもしれない。
そういつも々々、心が晴れているとは限らない。辛く切なく、我慢する日々も少なくないだろう。現実には曇り空の様な日も多いのだ。
それでも、元旦の朝はずっと人々の記憶の中では澄み渡った青空だ。
幼少期、僕は毎年正月は北海道で過ごした。父も母も厳しい冬の寒さに決して抗(あらが)うことなく、雪と向き合って過ごして来た。
家族皆がこの一年も穏やかに過ごして欲しいと願うばかり。
幸せなんて、そんな些細なことなのだ。僕らの気の持ちよう次第で、心の中に青空が広がるのだから。
なるようになるさと捲(めく)る初暦