東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

老舗『尾花』の鰻に舌鼓を打ち、一陽来復を願う。

朝から青空が広がったが、顔に当たる風は冷たく痛い。
b0019140_14152345.jpg
目黒川の桜も徐々に芽吹き始めていた。
今日からもう2月だネ。暦では節分を過ぎると立春でアル。

毎年、立春の境目となる2月3日の深夜零時に恵方の方角に向かって、「一陽来復」(いちようらいふく)のお守りを天井近くに貼るのだナ。
我が家では、恵方巻は食べないがネ。
b0019140_14195292.jpg
この「一陽来復」のお守りとお札は、冬至の日に早稲田の穴八幡神社へ参拝に行き分けて戴く。お守りは節分の日まで貰えるので是非ひとつ。

b0019140_14211715.jpg「一陽来復」の日は、この陰の気から陽の気への季節の替り目なのだ。悪い事が続いた後にようやく良い事が訪れると云う意味だ。
昨年もまた、人災や天災と「災い」が多発した一年だったものネ。
運気の転換は新年ではなく、節分に有ると云われている。3日は、運気好転を願い豆まきをしようか。

毎年古いお守りを穴八幡宮に返すが、昨年はお守りを入れた財布を無くしてしまい、返せずとなった。

一陽来復は、金銀融通のお守りでもアル。穴八幡宮の近くでは、融通にちなんで「融通(柚子)そば」なんてのを出す蕎麦屋も在る。

今年は落とさぬ様、しっかり財布を守ろうかナ。
       ◇       ◇       ◇
さて、先週の土曜日はまたまた東京を縦横無尽に呑み歩いた。
朝は毎度の様に京成立石へと向かう。
b0019140_14263856.jpg
口開け前、暖簾の前で皆と挨拶を交わすのが、土曜の愉しみなのだ。

『宇ち多゛』の奥席側では、酒朋ホシさんや岩崎さんも来た。この日は昼飯を別に予定していたので、此処ではいつもより少なめにした。
b0019140_1428983.jpg
それでも、しっかりと煮込みのホネは戴いた。宇ち多゛のホネは週に一度は食べないとネ。
b0019140_14282557.jpg
梅割りも戴いて土曜朝酒の一軒目が終了。
b0019140_1429941.jpg
いつもの様に二軒目は、『ゑびすや食堂』へ。
b0019140_14292174.jpg
宇ち多゛からハシゴは、立石の重鎮イシさんとウーさんも一緒だ。
b0019140_14293684.jpg
香ばしい銀杏をアテに緑茶割りをグビリ。たまらんなぁ。昼開店の『栄寿司』も行列が出来ていたネ。

この日は、酒朋ハッシーと午後1時に南千住で待ち合わせ。
目指すは鰻の名店『尾花』だ。庭に鎮座する伏見稲荷に先ずお詣り。
b0019140_1435547.jpg
土曜日は途中の休憩が無いので、案外並ばずに入れるのだネ。僕は此処で並んだ事が一度も無いのだナ。
b0019140_14401262.jpg
そして、入れ込み式の座敷へと腰を降ろす。
b0019140_14415473.jpg
尾花は鰻も美味いが、此処の何とも云えない寛ぎ感が好きなのだナ。

注文してから鰻を捌き、蒲焼きにするため裕に3,40分程はかかる。
b0019140_14404992.jpg
僕らはうざくをアテに燗酒を戴き、ノンビリと待つのだナ。
b0019140_14444353.jpg
人によっては此処は蒸し過ぎだ、とか柔らか過ぎると云う声も聴くが、これこそが「尾花の蒲焼き」なのだ。僕は鰻が好物なのだが、その店々の味それぞれに好きなのだナ。

そして、その佇まい、店の人達の温かさ、それに鰻の味が揃った店を贔屓に通う様になる訳だ。此処もそんな鰻屋のひとつでアル。

5日間禁酒をしたと云うハッシーは、箍(たが)が外れたかの如く、お銚子をお代わりしていたナ。うな重が出て来てからも、また頼んでた。

さぁ、お待ちかねうな重の登場だ。
b0019140_14452362.jpg
此処は真ん中の3500円だけ重箱では無く丼なのだ。この方が食べ易いし量も適量なので、僕はいつもコレにしている。

先ずはそのまま蒲焼きを口に入れる。
b0019140_1445472.jpg
ふっくらとした鰻が口の中で溶けるように崩れ、舌に旨味だけが残る。山椒をふりかけ、下のご飯と共に箸で持ち上げてかき込むのだナ。
タレの味もさっぱりとして、もう云う事無しの味わいだ。
b0019140_14471223.jpg
そして、また酒を呑む。ぐふふ。

これこそ、東京の鰻の味だナ。昔は暖簾に「天然うなぎ」と染め抜かれていたが、今その文字は無い。今も時々天然物も食べる事が出来るが、最近の養殖うなぎは抜群に美味い。
b0019140_14493775.jpg
至福の時を過ごした僕らは、元気も戴いたので少し遠くまで足を伸ばすことにした。

新宿から電車を乗り継ぎ、目指す先は「都立小金井公園」だ。
b0019140_14505928.jpg
此処はあと2ヶ月もすれば、見事な桜が絢爛豪華に咲き誇る。
b0019140_14522482.jpg
園内では、冬鳥のツグミが餌を探して歩いてた。
b0019140_14524425.jpg
さて、長くなってきたので、続きはまた次回書くとしよう。
[PR]
トラックバックURL : http://cafegent.exblog.jp/tb/14842879
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by キク at 2011-02-01 15:26 x
恵方巻、某コンビニの陰謀で江戸でも全国でも流行ってしまって。こういうのって。。。。私も食べません。
鰻屋の飲みは時間がゆっくりでいいすね。千駄木の稲毛屋行きませんか。
Commented by cafegent at 2011-02-01 16:38
キクさん、こんにちは!

鰻と地酒の『稲毛屋』、是非行きましょう!
Commented by minimiki8911 at 2011-02-02 08:36
自由人サン、お久しぶりです。

恵方巻き、食べないんですか?
西の方の習慣なのかな??
我家では小さい頃から食べてました。
母が関西人だからかしら??

尾花、現在東京在住の母が、
食べに行こうと思ったら並んでて諦めた、と
言ってました。
並ばないで入れるんですね(◎o◎)
母に教えてあげないと(笑)

寒いですが、風とインフルエンザには気をつけて。

Commented by cafegent at 2011-02-02 16:00
みぃさん、こんにちは!

恵方巻きは昔から食べる習慣が無いですネ。

是非、東京にお越しの際は、お母様と『尾花』に行ってみてくださいナ。

素敵な立春をお迎えください。
by cafegent | 2011-02-01 15:00 | 食べる | Trackback | Comments(4)