東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々雑文雑多日記/啓蟄の時季、また冬将軍が舞い戻る。

日曜日は温かく青空が広がった。
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家の近くでは、寒椿と梅の花が仲良く咲いており、季節のバトンタッチをしている様に見えた。
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暦では「啓蟄」(けいちつ)、七十二候では「蟹虫啓戸」(すごもりむし、とをひらく)。土の中に居た虫や蛇が、温かい光を求めて土の扉を開いて外に出る時季でアル。

昨日の東京は桜の芽が一気に膨らむ程の温かさとなったが、今日は打って変わって冬将軍が舞い戻って来た。
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朝の雨も牡丹雪へと変わり、屋根を白く覆っていたネ。

     穴を出る蛇を見て居る鴉(カラス)かな

高浜虚子が詠んだ名句だが、土日の好天に相応しい啓蟄の句だネ。
出虫や蛇たちもまた土の中に隠れてしまったのだろうか。それを狙う鴉(カラス)どもも肩すかしを喰った訳だナ。

虚子はもう一つ啓蟄を詠んでいる。

     啓蟄の蟻が早引く地虫かな

昨日の様に花粉の飛来は困り者だが、早くまた温かい春の陽射しが戻って欲しいものだナ。
       ◇        ◇        ◇
まだ、雪の多く残る信州白馬から可愛い酒が届いた。酒が可愛いとは?と不思議な事を言うと思うかもしれないが、本当に可愛いのだ。

長野県大町市の薄井商店醸が造る信州清酒『雪ン子 白馬錦』だ。
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小さな雪だるまは陶製の徳利で、ちょこんと乗った帽子がお猪口になるのだネ。
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夜にはもう雪は溶けて消えてしまっているだろうが、今朝の雪を思い出して雪見酒でも洒落てみようかナ。

目黒区美術館で開催中の『包むー日本の伝統パッケージ展』で、「土」のパッケージ展示コーナーにこの『雪ン子』が展示されていたのだ。

昔、白馬に旅行に出掛けた時に、ハイランドホテルで見つけて土産に買って帰った事があった。

とても懐かしい酒に再会出来たので、白馬のハイランドホテルに問い合わせると直ぐに送ってくれた。
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まだこのカタチのまま残っていたと云う事は、とても素晴らしく貴重な事だネ。

さて、東京の雪はスグに溶けてしまうが、北海道や白馬あたりの雪はとても低い気温のお陰で「雪の結晶」を直に見ることが出来る。
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もちろんルーペが必要だが、初めて見る時は只々驚くばかりだろう。
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本当にこんなカタチをしたものが空から降ってくるのだから。
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携帯のゲームに夢中になるより、自然の中に在る様々な発見に驚く方がずっと素晴らしい体験だろうネ。
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by cafegent | 2011-03-07 13:59 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)