東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々雑文雑多日記/新聞の拾い読みから。

岡山のお土産で、僕の大好物『白十字』のワッフルを戴いた。もうそろそろ夏期間となり発売が中止されるので、グッドタイミングだった。
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フワフワのワッフル皮は、蜂蜜の風味豊かで素朴なカスタードクリームとの相性が抜群なのだナ。沢山有るので冷凍庫で保存して、毎朝食べようかナ。むふふ。

毎朝歩いていると路傍の片隅に名も知らぬ小さな花を見つけたりする。写真に納め、後で名前を知ると「あぁ、この花がそう云う名前だったのか」と名前だけ知っていた花だったりすることがある。

昨日見つけたこの小さな黄色の花もそうだった。
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カタバミと云う名の多年草だが、「満天星」の別名もあるそうだ。

自分で名前を調べて覚えた花の名は、ずっと忘れないネ。
       ◇        ◇        ◇
今日は、新聞の拾い読みから。

僕が日記でいつも引用する季節の表現に、『二十四節気』がある。丁度今の時季は「立夏」だネ。

これは一年を24の季節に分けたものだが、更に細かくして表現したのが『七十二候』だ。今は「蚯蚓出」(みみずいづる)、蚯蚓(みみず)が這い出て来る時季と云う訳だ。

まだ肌寒い季節なのに暦では「立春」だったり、8月の猛暑時でも「立秋」だったりするのが、中国伝来で今に伝わる二十四節気だネ。

この度、日本気象協会は、現状の二十四節気に違和感を覚えるとのことで、現代の気象状況に見合った新しい「日本版二十四節気」を作ると発表した。
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協会では「現代の日本の季節感になじみ、親しみを感じる言葉を選びたい」としているそうだ。

でもネ、これもちょっとどうかと思わないか?
古来から伝わる「立春」や「啓蟄」「穀雨」「立夏」「霜降」等々、実に味わい深くて、素敵な響きだと思うのだナ。

また、日本人には古来より季節を先取りする美的感覚が有る。夏の着物の柄に秋の蜻蛉(トンボ)をあしらったり、初春の頃に卯波に千鳥飛ぶ柄などで遊んだりするのだネ。

そんな小粋な風情も今に伝わる二十四節気が残るからこそ、馴染むのだからネ。僕ならば、「まだ猛暑が続く八月なのに暦はもう立秋かぁ」と言うほうが素敵だと思うがなぁ。ハテ?
       ◇        ◇        ◇
5月7日の朝日新聞の「天声人語」を読んで、アレ?っと思った方は可成りいたんじゃなかろうか。

夏目漱石の名作「坊っちゃん」を引用し、集団食中毒事件を引き起こした焼肉チェーンに対して苦言を呈していたのだが、その肝心の引用部分が大間違いだったからでアル。

誰もが幼い頃に一度は読んだに違いない古典文学の名作だものネ。学校で読んだ当時は、皆で教頭先生のことを「赤シャツ」と呼んだり、算数の先生を勝手に「山嵐」なんて呼んだりして笑ったり、死ぬ程天ぷらを喰ってみたいと思ったものでアル。

僕は酒が呑める様になってから、もう一度「坊っちゃん」を読み直したことがある。燗酒の美味さや蒲鉾のつけやき(つけあげ)を思い出したからだ。酒が呑める大人になってから読み返すと、彼らの酒宴の様子が本当に羨ましく伝わって来たのだナ。

そんな訳で、後半で山嵐が牛肉を買ってやって来て、無闇(むやみ)に肉を頬張っていた箇所もうる覚えだが思い出した。
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7日の天声人語では、〈坊っちゃんと盟友の山嵐が牛鍋をつつく場面がある。江戸っ子の坊っちゃんは何かにつけて気が短いらしい。会津っぽの山嵐は「そこの所はまだ煮えてないぜ。そんなのを食うと条虫(さなだむし)が湧くぜ」と注意する〉と書いてあったのだ。
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これ、実際は坊っちゃんが山嵐に言ったせりふだったのだネ。ハテ?と思ったので、また読み直してみたが、矢張り間違っていた。

翌日の新聞に「おわびと訂正」が出ると思ったが、見当たらなかった。

しかし、天下の「天声人語」だよ。こんな些細な間違いをするなんて、大騒ぎにならなかったのか、と人ごとながら心配してしまったヨ。

これが、僕の駄文散文の『東京自由人日記』の中での間違いだったら、「スマンスマン、オスマントルコ!」ぐらいの駄洒落でカンベン願うのだが、入試の問題にも引用される天声人語だけに驚いたのなんの、南野陽子でアル。(くどいか!)

そして、そのことはその日のうちにすっかり忘れていたのだったが、それから三日後の朝日新聞「天声人語」欄で、その間違いを訂正すると云う内容が載ったのだった。

あれだけ正確にせりふを一言一句引用したのだから、事前に再読したのであろう。それでも、間違えるなんてねぇ。
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筆者は、〈少年時代に読んで以来、そう思い込んできた。引用前に確かめたが、つゆ疑わず。だが、さすがは国民的小説と言うべきか、相次いで指摘を頂戴して「真実」を教わった。感謝とともに粗忽をおわびします〉と説明し、こんどは件(くだん)のユッケ食中毒事件の「真実」はどうだろう、と己の間違いを引き合いに出して説いていた。
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先日も、天声人語を書き写そうと子どもたちに603文字原稿用紙の「天声人語書き写しノート」を紹介していたばかりじゃないか。

こりゃ、「エヘヘ、僕間違えちゃった!」と落語の主人公の様な粗忽者じゃ済まないのだからネ。毎日「天声人語」を愛読しているファンとしても、もうちょっとしっかりして欲しいと思ったのだナ。
       ◇        ◇        ◇
さて、夕べは午後6時40分頃に立石『宇ち多゛』に入った。

連休明けにしては比較的スンナリと座れたナ。
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店内を見渡せば馴染みの顔が各テーブルに居た。宝焼酎の瓶が置かれる店中央の大黒柱が心機一転新しくなっていた。今回は鏡下二の字カウンターも修理されたみたいだネ。

タイミング良く、宗さんから最後のカシラを戴くことが出来た。
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せっかくなので、一本は酒朋ビリー隊長に取って置いてあげよう。

レバ生は自粛でまだ食べられないが、「レバ素焼き若焼きお酢」は健在なので「うんと若焼き」にしてもらえれば生同様に美味でアル。

大瓶を飲む間にビリーが登場。
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地元の若松君と入れ替わりにスっと座る。
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梅割りもしっかりと戴いて、ご馳走さま。

この日は立石徘徊はせずにこのまま神保町へと向かった。

実は月曜日に神保町でハシゴ酒した時から必需品の帽子が見当たらないのだった。しかも、昨日などは帽子が無いことも気が付かなかった。
たぶん此処か『銀漢亭』だろうと思いながら、 ビリー隊長と『兵六』の暖簾を潜った。

窓際に荷物を置こうと思った途端、一番端っこに僕の帽子が置いてあるではないか。あぁ、やっぱり此処に忘れていたのネ。昨年のメガネと財布に引き続き、今年は帽子だったが、無事に戻って助かった。トホホ。

さて、兵六の小さなコの字カウンターの中は、いつもの店主真人さんの姿がない。
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いつも厨房で美味しい料理を作ってくれる兵六ガールズが店を切り盛りしていたナ。
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取り敢えず僕らはテーブルに座り、無双を戴いた。
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長い黄金週間バケーションが明けたばかりだと言うのに、真人さんはまたも風邪を引いたそうだ。毎年の年中行事の様になっているが、ハテ?

本当に体調は大丈夫なのだろうか。心配だネ。もしかして、日曜日の対カターレ富山戦で、FC東京の応援し過ぎて体力消耗しちゃったのかしら?まぁ、試合は勝ったが、店主が倒れちゃうんじゃネェ。

カウンターでは、酒朋ハッシーが小粋な和服美人を連れて吞んで居た。
聞けば、吉田類さんの大ファンで、先日の笹塚ボウルでのチャリティイベントでハッシーと仲良くなったらしい。

そうかそうか、草加煎餅!と言う訳で、テーブルに座っていた僕らもカウンターに移動。
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ハッシーに便乗して愉しく無双がススんだ夜であった。
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Commented by miyanocchi2 at 2011-05-12 18:02
なんと、和服美人!!
我が家には黒毛美人がいますよぅ!!

岡山にそんな名物が!
知らなかった~。
夫のお勧めで教えてもらったのはポエムっていうお菓子のみ。
他にもいろいろ食べたいな~。
Commented by 兵六・真人 at 2011-05-13 11:38 x
ご心配かけました。
昨日から復帰しました。
いい加減、病弱キャラから脱したいと思うのですが、
昨年、帰りの電車で倒れ救急車で運ばれたのがトラウマになっていて
大事を取らさせていただきました。すいません。

かたばみは、満天星という別名があるのですね。
自由人さんの影響で、花や鳥に興味を持ち、
子供と一緒に探したり写真を撮ったり、図鑑で調べたりしています。
なかでもかたばみは、近所の子供たちの間で
「かたばみ探し」が流行するというムーブメントがおき(笑)
しまいにはみんなで食べ始めたので、よく調べたら
若干、毒性もあるらしく、食べるのは禁止!になったイワクつきの花です。今ではいい思い出です。
自分で調べると、忘れないですよね、実感しました。
Commented by cafegent at 2011-05-13 12:07
ここちきサマ、こんにちは!

黒毛美人のりんこは、毎日日記で癒されてます!

「白十字」は岡山が誇る洋菓子屋さんですヨ!
是非是非!オススメしま〜す!
Commented by cafegent at 2011-05-13 12:12
真人さま、こんにちは!

大事にならなくて良かったですネ。
明日は恒例の「兵六・散歩の会」なので、今夜も大勢のご常連が集うのでしょうネ。

「かたばみ」は薬になり、解毒剤や下痢止めになっているそうです。ただ、羊が食べると腎臓障害を起こすみたいですね。

まぁ、むやみに食べない方が無難ですネ。

では、またお店で!
by cafegent | 2011-05-12 15:56 | ひとりごと | Trackback | Comments(4)