東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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七月、京都の都大路は祇園囃子が鳴り響くのだナ。

京都で「この間の火事」と云えば「そりゃ、応仁の乱でっしゃろ」と答えが返ってくる。それだけ、歴史ある町なのだネ。橘家圓太郎師匠の落語『祇園祭』を思い出す。
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コンコンチキチ、コンチキチ!コンチキコンチキ、コンチキチ!ヒュルーリヒュルーリトッピッピィ..

今年も京都では「祇園祭」が始まった。

七月になると、京都の町は17日に行われる山鉾(やまほこ)巡業に向けて活気溢れてくるのだナ。都大路や小路に山鉾が建ち始めると祇園囃子で町が賑わい出す。

各山鉾町の代表たちが八坂神社に参拝し、祭りの無事を祈願し、祭りが始まるのだ。
日曜日からは、鉾建てが始まり、四条大橋の上では神輿を清める「神輿洗式」がとり行われる。
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各町が造る32基の山鉾は、華やかなペルシャ織物などの染織品で飾られて実に艶やかだ。15日の宵々山、16日の宵山を経て、祭りはいよいよクライマックスを迎える。

17日の朝は祇園囃子に乗って山鉾が京都の町を練り歩く。鉾が交差点を曲がる「辻回し」は実に壮観だ。また、八坂神社で催される「伝統芸能奉納」も今様歌舞楽や狂言、尺八など多彩な芸能を楽しめる。

七月一杯は、どの町を歩いても粋な祇園囃子の音色が聴こえてくる。
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僕が好きな山鉾は、『鯉山』だ。前掛けや見送りには、16世紀ベルギーのブリュッセル製のタペストリーがあり、ギリシャ詩人ホメロスの叙情詩「イリアス」の一場面んが綴(つづれ)で織り込まれているのだ。

この鯉山の山鉾は、唯一人ではなく魚がテーマとなっている。
勢い良く水飛沫(しぶき)を上げる大きな鯉が龍門の瀧を登る姿が飾られている。昔から「龍門の瀧を登る鯉は竜になる」と云う言い伝えが残る。そこから「登竜門」と云う言葉が生まれたのだナ。
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先月、大阪に出張に出掛けた際に京都まで足を伸ばした。
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午前中に打ち合わせを済ませて、午後から京都に入った。
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丁度タイミング良く『志る幸』の昼飯に間に合ったので、自慢の白味噌汁が付いたかやくご飯の「利休辨當」を戴く事が出来た。
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『何必館 京都現代美術館』にて、村上華岳や山口薫のコレクションを拝見し、常設の北大路魯山人の篆刻や陶芸作品を眺めて来た。

新京極の『スタンド』に行こうかと思ったが、もう夕暮れ間近だったので、酒場を変更。

午後4時45分、急ぎ足で御池通を川端二条へと向かう。
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そう、京都に来たら『赤垣屋』の暖簾を潜らねばならないのだナ。
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先ずは、冷えたビールを戴いて、仕事を忘れるのだ。
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「きずし」(〆鯖)をアテに酒もススむ。
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アスパラ牛肉巻やおでんも美味い。自慢の鴨ロースも枡酒に合うのだ。
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酒は、京都伏見の「名誉冠」(めいよかん)だ。
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秋になると樽酒になるので、また来たくなるのだナ。
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最後に寺町通りの『京都サンボア』に寄って、軽くハイボールを吞んで新幹線に飛び乗ったのだ。

あぁ、今年は「祇園祭」に行けそうにない。だが、七月になると無性に胸躍るのだナ。
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Commented by たっつん at 2011-07-12 12:36 x
おいらの高校の1学期期末試験の最終日はだいたい宵山か宵々山
私立とはいえ、試験をおわらせてから浴衣の娘と繰り出しなさい!
って男子校の粋な計らい?
東京に出てきたからは、祇園祭に顔を出してないなぁ~
Commented by cafegent at 2011-07-12 13:52
たっつん、こんにちは!

オールフリーに金宮は、かなりヤバイ取り合わせデス!
笑ってしまいましたが、やってみようかナ。
by cafegent | 2011-07-11 14:21 | ひとりごと | Trackback | Comments(2)