東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々ヘベレケ日記/酒朋ビリーと『鳥重劇場』の夜。

今朝の朝刊を開いたら、「ぴあ」が最終号との広告が掲載されていた。

及川正道氏の描いた歴代の表紙で「ぴあ」の文字が浮き上がっていた。
39年間、本当にお世話になったなぁ。コンサート情報や新作映画もこの雑誌を頼りに赤鉛筆で丸を記したりしたっけ。
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丁度僕が中学生の時に創刊されたのだから、夢中になって読んでいたのは70年代から80年代にかけての頃だナ。インターネットが無かった時代が懐かしく蘇って来た。

最終号には付録として創刊号の復刻版が付いているらしい。さて、書店に行って来ようかナ。
      ◇         ◇         ◇
昨日は仕事場を17時に出て、真っ直ぐ神保町へ。雨が降ったり止んだりしていたが、地下鉄の階段を昇るとまた小雨が降っていた。

気温は確かに低いのだが、湿度は尋常じゃない。シャツの下に一枚Tシャツを着て正解だったネ。薄鼠色の空がケタケタとあざ笑う様に、湿気を多く含んだ重たい空気を空から落として来た。

せっかく地下鉄の冷房で汗が引いたと思いきや、喫茶『さぼうる』の路地から三省堂書店裏の『兵六』に辿り着く間にまた汗びっしょりになってしまった。
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台風が来ていると云うのに『兵六』の一番奥の席には、まったく風が入って来ない。雷さまの意地悪だろうか。くわばら、くわばら....
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だが、手に入れたばかりの「からす扇子」を開いて扇げば、心地良い風が厄払いの福を一緒に届けてくれた。
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新しょうが玉ねぎサラダをアテに、冷えた瓶ビールをグイと呑み干し店を出た。

地下鉄半蔵門線に乗り、そのまま渋谷に移動。酒朋ビリー隊長が待つ立ち飲み『富士屋本店』の階段を下りる。
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ホワイトアスパラガスをアテにキリリと冷えた一の蔵で汗を拭う。
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時計の針が午後7時40分になったので、ビリー隊長と共に店を出た。

地下道を抜け、一路「渋谷のんべい横丁」へ。
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この日は、焼鳥『鳥重』の7時半の回を予約していた。路地を曲がると既に7人程が外で待っていた。

中を覗くと、まだ一巡目の方々の〆の鶏スープも出ていない。
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外は小雨がパラついている。では、もう一杯吞んで待つか。
と云う訳で、『鳥重』の右隣りに在る『黍』(きび)の戸を開いた。

此処は、以前「ぶゐ」と云う、渋いお婆ちゃんが切り盛りしていた店だったのだが、今は友人のタマちゃんがママとして立っている素敵な酒場でアル。
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土鍋ご飯も好評で、此処は酒のアテがすこぶる評判が良い。
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赤いドアに潜水艦の様な丸い窓が開いているのだが、これも「ぶゐ」からの名残でアル。
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冷えた生ビールを戴いていると、店のオーナーでもあるカヨさんもやって来た。彼女は、のんべい横丁でもう一軒『莢』(さや)と云う店も営んでいる。

午後8時半、一時間押しで『鳥重』劇場の二回目の幕が上がった。

瓶ビール、一の蔵、生ビールと続いたので、赤ワインを戴いた。
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大振りのグラスに波々と注がれる赤ワイン。これが焼鳥に合うのだナ。

この日は男二人だったので、柔らかいモツ(鶏レバ)のタレ、心臓(ハツ)の塩、合鴨塩、だんご(ツクネ)をタレと塩半々でお願いし、生を少々(レバ刺しとササミ刺し)混ぜて貰った。
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6年ぶりの来訪と云うビリー隊長も赤ワインで気分爽快。
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ジューシーなモツに山椒をたっぷりと振りかけ、大根おろしと共に口に入れる。

外は備長炭でカリッと焦げて、中はトローリとベリーレアでアル。
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本当に『鳥重』の鶏レバーを一度でも食べたら、もう虜になること間違い無しなのだナ。

続いて、心臓が焼けた。半分に割っていないので、これぞ天然のソーセージと云った食感なのだネ。
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プリっと噛めば、幸せが口一杯に広がるのだ。柚子胡椒が絶妙に合う。
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合鴨が焼けた所で赤ワインをもう一杯。
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そして、だんごの登場だ。
大きなツクネが3つなので、最初の1つだけをタレにしてもらい、2つは塩で焼いて貰った。
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どうですか、デカイでしょう!他の店のツクネ何串分なのだろうネ。

レバ生とササミ生をニンニク生姜醤油と胡麻塩で戴いた。
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フォアグラ以上に美味しい此処の鶏レバーは絶品だ。
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最後にお漬け物と鶏スープを戴いて、鳥重劇場第二部の終了だ。
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お母さん、毎度毎度ご馳走さまでした。

第三部を待つお客さんが外で待っている中、見て見ぬふりをしながら吞む酒は胃に深く滲みたネ。

ビリーももう少し時間が有ると云うことで、山手線側の酒場『Non』へと移動した。
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酒朋ヤマバ君やツイッター仲間のdejavu819_jpことスワちゃん登場。
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スワちゃんも今朝は、きっと二日酔いかナ。

隊長は電車の時間を気にしつつ、途中で帰路へ。
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僕はまたもやヘベのレケになってしまったナ。そして、朝は服を着たままソファで目が覚めた。

あぁ、東京に戻って来たのだナ。と一人で実感した朝であった。
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by cafegent | 2011-07-21 13:23 | 食べる | Trackback | Comments(0)