今日から8月でアル。暦ではもう晩夏、来週は「立秋」なのだナ。
ここ数日は、とても過ごし易い気候だったネ。
でも、このまま涼しいままな筈がない。今日からまた東京は蒸し暑いアスファルトジャングルに舞い戻ってしまうのだネ。ふぅ。
羽根が真っ黒なハグロトンボを見つけた。とっても珍しい。
今朝は、仕事場に向かう途中の公園でヒヨドリが、鳩やスズメに混じって水浴びをしていた。
実に気持ち良さそうだったナ。行水をした幼き頃が懐かしい。
明後日3日(水)から来月11日(日)まで、東京六本木のアークヒルズにて『お好み焼き祭 in 六本木』が催される。
僕の師匠でもあるコピーライター、CDの若山憲二さんやアートディレクターの御大、長友啓典さんが音頭を取って、白金の『甚六』や天現寺の『ぼちぼち』、岡山から初進出の『ええじゃろう』など総勢14軒もの全国各地のお好み焼き屋さんが集結するのだネ。
期間を分けて、各店が入れ替えで出展をする。協賛についてくれたサントリーが美味いハイボールを提供してくれるので、暑い夏に美味いお好み焼きをハフハフ云いながら食べて、冷たいハイボールで乾杯だ。
◇ ◇ ◇
さて、先週は、土よ宇朝酒をお休みして青春18切符酒の旅に出た。
午前中、駅近くの『高崎市美術館』にて、「ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」展を拝見。
午後1時、駅前からバスに乗り約40分、足門町に到着。
実に長閑な所まで来た。
『食亭つかさ』を営んでいる後閑さんにお会いしに来たのだナ。後閑さんは、顧客向けに手作りのかわら版を製作しており、いつも定期的にお送り戴いている。
ツイッターでもフォローし合っており、今回初めてお会いすることとなった。
先ずは自慢の料理を戴いた。
お昼に人気の「木戸前ランチ」は、このボリュームで1,000円とは実に嬉しい限り。
店主オススメの酒は、地元柴崎酒造が造る「船尾瀧特別純米酒 無ろ過生原酒」から。
季節限定の酒は、芳醇な香りと味で結構ガツンと来ましたナ。
知人が新潟で釣ったと云う鮎もメゴチと共に天ぷらで出して戴いた。
これまた、酒に合うのだネ。
お次も地元の酒「水芭蕉」の純米生酒を戴いた。
こちらは、活性にごり酒で、口の中でシュワッと弾ける活性感と清涼感は夏にベストマッチの一杯だった。
コシの強いうどんで腹を満たし、もう一杯「水芭蕉」から。
「究極の一番搾り中汲み袋取り無濾過生々酒」これも五百万石で仕込んだ特別本醸造酒でアル。
圧力をかけず、じっくりと袋の下に落ちる雫だけを集めた無濾過原酒はコクとキレが絶妙に合うとても贅沢な一杯でしたナ。
美味い料理に舌鼓を打ち、程よく酒を楽しんだ後は、後閑さんの親戚が営む群馬温泉『やすらぎの湯』へ。露天風呂にのんびりと浸かり、小旅行の汗をさっぱりと流した。
夕方、もう一つの旅の目的でもある『市松』のシルバーバングルをオーダーしに駅前のレンガ通り沿いに在るセレクトショップ『ベルーリア』へとお邪魔した。
此処は東京の某セレクトショップから独立した店主が、桐生市に次いで出した2店目だ。手作りのジュエリー『市松』も此処でオーダーを受けているのだネ。
東京の『エディフィス』でもオーダー出来るのだが、矢張り実際にサイズを測って貰ったり、多くのサンプルを拝見出来る『ベルーリア』に伺って良かった。
総て手打ちで叩き出して造る為、時間は架かるが10月まで楽しみに待つ事にしたい。
バングルをオーダーし、気に入ったシャツも見つけた。高崎に来る楽しみが一つ増えたのだナ。
仕事を終えた後閑さんがクルマを置いて迎えに来てくれた。
夕暮れ間近の高崎の街もシャッターが降りている処が多く目立つネ。
『高崎田町屋台通り 中山道恋文横丁』なる屋台村にお邪魔した。
午後6時になったが、皆さんノンビリしているのか、開店準備をしている酒場が多かった。
早く開けても客が余り来ないみたいだネ。皆出足が遅いんだナ。
そんな中、一軒だけとても元気に店を開けている韓国屋台『てっしん』にお邪魔した。
生ビールで乾杯し、ロースターでセセリやホルモンなどを焼いて行く。
下味も良く、大変美味いネ。
ハイボールの杯も重なり、愉しく酔う事が出来た。
小体な屋台ながら、一人で頑張って切り盛りしているテッシン君の今後に期待しながら、また次回訪れるとしよう。
途中、夏祭りの笛の音が聴こえてきたら、子どもたちが練習の真っ最中だった。
もう一軒寄った先は『和包丁』と云う居酒屋。
店主オススメと云う中トロの刺身をアテにお茶割りをゴクリ。
すっかり酔いが回った所で、後閑さんとパチリ!
いやぁ、本当に有り難うございました。一人だと右往左往しそうでしたが、今回も良い酒となった。
日帰りの短い小旅行ではあったが、素敵な方々とお会いする事が出来て実に良い旅になったナ。
さぁ、大宮経由で居酒屋グリーンの旅は帰路へ。
「ベルーリア」のサイト
「食亭つかさ」の食べログサイト