東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是また雑文雑記/今、現代アートは立体作品が面白い!

大型の台風12号は、四国から中国地方方面へと進み、日本海を北上し抜ける模様だ。
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今朝の東京は青空が広がり、久しぶりの夏雲が浮かんでいる。

それでも、太平洋側から吹き込む湿った風の影響で、雨雲が広がり明日は雨になりそうだ。気象庁天気予報の破れ傘マークは消えたが、傘マークは依然出ていたナ。

明日は夏の終わりの風物詩、恒例の「立石フェスタ」が催される。
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雨が降ろうが、嵐が吹こうが、僕はいつもと変わらず朝の都営浅草線に乗り、立石駅を目指すのだ。アーケードの屋根に落ちる雨音が、少しでも涼しさを運んでくれると良いのだが。

      ひと恋し 宇ち多゛の暖簾 秋あかね   八十八

そんな立石の酒場で、最近二人の現代アーティストと知り合った。
御一人は、石の町イタリア・カッラーラから帰国したテラコッタの彫刻家北川宏人さんだ。『二毛作』で知り合い、先週も『ゑびすや食堂』にてお会いした。

もう御一人は、画家の川島秀明さんでアル。『小山登美夫ギャラリー』が扱う作家であり、僕もこれまでに何度も作品は拝見していたが、お顔までは存じ上げていなかった。それが、まさかいつも『二毛作』でお見掛けしている方だったとは想像もしなかったって訳だ。

二毛作にて初めて話をした時は、『宇ち多゛』帰りの北川さんもいらっしゃり、最近のアート談義に花が咲いた。
        ◇        ◇        ◇
その日、川島さんが二毛作に置いて行ってくれた「アートフェア東京2011」のチケットを戴き、翌日東京フォーラムへ出掛けた。
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今回のアートフェア東京の中では、興味を抱いた若手のアーティストが何人か居た。

大阪『帝塚山ギャラリー』が出品していた小松孝英さんの『儚』と云う作品は、じっくりと足を止めて眺めてしまった。
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最初、パッと観た時に速水御舟の傑作『炎舞』にそっくりな構図だナと思ったのだが、会場で戴いたDMに「儚 -速水御舟へのオマージュ-」と記されていた。
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なるほどネ、琳派が何度も風神雷神図を描いているのと同じなのかナ。もうひとつ、タガメの作品も良かった。

徳島出身の若手、美浪恵利(みなみえり)さんの描く花の作品にも惹かれた。美しい花を見つけた時に、自分の視線が動く。その一瞬を捉えたような光景を見事に描いている。
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それにしても、あの『日動画廊』が現代アート作品を取り扱うなんて、時代も変わったのだナァ。

『いつき美術画廊』で拝見した彫刻家、馬場稔郎(ばばとしろう)さんの木彫の動物彫刻も良かった。
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丁度今、同画廊にて展覧会が開かれている。初日の月曜に早速観に行って来たのだが、ちょっと欲しい作品も有ったので、今日もう一度行ってみようと思っているのだナ。

若い作家だが、2006年製作の「トラノイ」と「太陽崇拝」の二つに興味を抱き、気になっている作家の一人なのだ。

『靖山画廊』で拝見した吉水快聞さんの木彫の蝉も素晴らしかった。
「月夜の晩に」とタイトルが付けられていたが、夜の帳に羽化したばかりの真白い蝉と月がなんとも云えず良かった。欲しかったなぁ。

先日テレビの番組で、吉水快聞さんが模刻製作された『東大寺俊乗堂』に祀られている快慶作「阿弥陀如来像」を観た。
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黄金の輝きが蘇り、螺髪(らはつ/渦を巻いた頭の部分)も色鮮やかな蒼色だった。
芸大で彫刻を学び、自らも浄土宗の僧侶となり、また仏師として仏像を彫っている。

彼の作品が、今一番興味惹かれるかナ。
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今出ている「月刊アートコレクター」の中に作品が紹介されていた。
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この蛙がそうだ。仏師ならではの、丁寧な仕事に加え、そのクリエイティブ・センスが素晴らしいのだナ。

もう一人、愛知県在住のアーティスト杉山健司さんの立体ジオラマ作品もいつか手に入れたいと思ったヨ。
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鏡を上手く利用して観る者の足を止めてしまうとてもインパクトの強い作品だった。海外での活躍が多いらしいが、僕は初めて知ったのだナ。

小さなパスタの紙パッケージの中に広がる壺宙天の様な作品も素晴らしかった。
名古屋の『STANDING PINE - cube』なるギャラリーで扱っている作家なのだネ。

アートフェア東京では、北川さんの彫刻作品も観ることが出来た。
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スタイリッシュで、エネルギッシュ!凄いなぁ。素晴らしいなぁ。

あの日の『二毛作』では、気鋭のアーティストとして活躍中のお二人から中々興味深い最新のアートシーンについて聞く事が出来て面白かったナ。

アートフェア東京のチケットも感謝多謝!

それにしても、もつ焼きと下町酒場文化ばかりが目立つ京成立石だが、現代アート界をも席巻しているとは恐れ入った。凄いなぁ、TTIS!

さて、今日は『いつき美術画廊』で再度「馬場稔郎木彫展」を拝見し、銀座『ギャラリー玉英』にて「野口哲哉」展を観よう。

野口哲哉さんは、昨年青山スパイラルで開催された「BASARA展」で初めて作品を拝見したのだが、それ以来気になっている作家だ。あの展覧会は、僅か4日間だけだったから、拝見出来て良かったナ。
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全身シャネルの鎧兜に身を纏った「シャネル侍着甲座像」は素晴らしかった。
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こちらも「月刊アートコレクター」に掲載されていた作品だが、展示されているそうなので、是非とも観て来たい。

画廊巡りの後は、アークヒルズで開催中の「お好み焼き祭 in 六本木」に行って、ハイボールとお好み焼きを楽しむとしよう。
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Commented by ナイトメアー M at 2011-09-02 22:40 x
へぇ~ 川島さんて「二毛作」に来ているんですね!!
2年前に 高橋コレクションのアーティストトークで
作品集にサインを書いてもらったことがあります。

また今度「二毛作」連れて行ってくださ~い。
Commented by cafegent at 2011-09-05 14:30
ハラマユちゃん、こんにちは!

川島さんの絵もいいですよネ!立石で吞んでいると、いろんなジャンルの方々にお会いする事が出来ますよ!
by cafegent | 2011-09-02 13:23 | ひとりごと | Trackback | Comments(2)