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by cafegent
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日々雑文雑多日記/園子温監督の『ヒミズ』、早く観たい!

今月18日、目黒のさんま祭りが催された。4日にも開かれたさんま祭りだが、実は目黒駅周辺は品川区大崎なのでアル。

目黒区民まつり実行委員会が主催する『目黒のSunまつり』は、今年35回目を迎えた。駅近くのイベントは宮古市のサンマが振る舞われたが、こちらは宮城県気仙沼市から届いた約5,000匹と大分県産のカボスが振る舞われた。
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元々、目黒区の市民まつりが催されていたのだが、1996年から落語「目黒のさんま」の舞台となった茶屋坂が在る田道地区でさんまを提供することになったそうだ。

僕の仕事場のスグ近所でイベントが開催される為、例年僕の仕事場も開放し朝から晩まで酒盛りで賑わっていた。
今年は残念ながら所用で目黒に居なかったなどで、さんま祭り便乗酒宴は開催出来なかったが、また来年は盛り上がりたい。

今年から被災地気仙沼の復興を支援する為、「さんま基金」を設けた。
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目黒区民、目黒で働く僕らでも少しの一助になれば良いのだナ。
        ◇        ◇        ◇
閑話休題。

先日閉幕したベネチア国際映画祭で、園子温監督の新作「ヒミズ」が、マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した。この賞は、新人賞であり主演の染谷将太、二階堂ふみが2人揃って受賞する快挙となったネ。

古谷実の漫画が原作だが、「行け!稲中卓球部」にみられるギャグ漫画とは真逆の内容だ。だが、園子温監督が何故映画に取り上げたかは判る気がする。誰かがこの漫画の感想を現代版「罪と罰」と言っていたが、ウマいネ。

監督は3.11の大震災直後、脚本を変更し設定に震災を加えたそうだ。

映画祭の記者会見で、「10年前に書かれた漫画は、『終わらない日常』の退屈さが若者の意識の中にあった。だが、震災を受けて、『終わらない非日常』が当たり前になってしまった。そんな若者を描きたかった」と園監督は答えていた。

この映画で主人公の二人の次にメインとなる役を演じているのが渋い役者の渡辺哲さんだ。

最近ではNHKドラマ『ハゲタカ』『つばさ』等での小さな町工場の経営者役の印象が強い渡辺さんだが、昨年公開された園監督の「冷たい熱帯魚」では、強烈な個性を放っていたのだナ。あの映画は実際に起きた愛犬家連続殺人事件をベースにしているが、狂気な世界の映像が今も脳裏に強く残っている。
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先週、木場の酒場『河本』にて渡辺哲さんとホッピーを酌み交した。
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その時に、園監督との仕事や震災直後に被災地入りして撮影を決行した話を伺う事が出来た。実際に被災地を目にした人の話は、重い。

今回の「ヒミズ」も前作に出演した役者が中心だ。
でんでんさん、神楽坂恵さん、黒沢あすかさん、また音楽も編集も同じスタッフなので、チーム園子温が固まって来た感じか。
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〈園監督はこれまでの作品とは作風を変え、「ヒミズ」では震災後の希望を描いた。「絶望に勝ったのではなく、希望にまけた」と監督〉
         (9月16日の朝日新聞より)

渡辺さんから撮影時の事なども伺ったし、来春の公開が待ち遠しい。

居酒屋好きな渡辺哲さん、前回は門前仲町の『大坂屋』で出遭った。

『兵六』や『鍵屋』など、好きそうな酒場が沢山在るので、機会を見つけて是非お連れしたいと思うのだナ。

渡辺哲さんのオフィシャルサイト
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by cafegent | 2011-09-20 12:51 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)