東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/目黒『Inglewood』で美味しい珈琲Time。

作家の北杜夫さんがお亡くなりになった。

若い頃、「どくとるマンボウ航海記」や「怪盗ジバコ」を読んで、好きになったっけ。後に読んだ「楡家の人々」や「夜と霧の隅で」などの作風の違いに大いに戸惑ったが、その後、遠藤周作氏や山口瞳氏もシリアスとユーモア溢れる作品を書き分けベストセラー作家になったね。

狐狸庵先生や江分利満氏も今も繰り返し読むが、どくとるマンボウのシリーズも今読んでも面白い。

今朝の朝日新聞『天声人語』でも取り上げていたが、大歌人であった斎藤茂吉の息子が下手な小説なぞを書くのは恥ずかしい、との思いでペンネームを使い出したそうだ。
松本から仙台と寒い地で学んだから北。トーマス・マンの小説「トニオ・クレーゲル」に心酔していたので、トニオをもじって杜二夫。それが杜夫になったとの事だが、初めて知ったなぁ。
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作家のペンネームの由来は、笑わせるものが多い。二葉亭四迷は、文学に理解がなかった父親に「くたばってしめえ!」と言われたことに由来すると聞くし、遠藤周作氏の狐狸庵は、「こりゃあかんわ」をもじったそうだ。

久しぶりに「マンボウ交友録」でも読み返そうかナ。
      ◇         ◇         ◇
閑話休題。
四谷三丁目での打ち合わせが終わり、地下鉄で目黒駅まで戻って来た。

アトレの有隣堂書店を覗き、駅周辺を散策してみた。
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普段、余り昼間は歩かない裏通りを歩く。雑居ビルの地階に自家焙煎珈琲の店を発見したのだナ。

店の名は『Inglewood』(イングルウッド)でアル。
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それにしても、目立たなさ過ぎる。シングルモルト好きならば、名酒場『マッシュタン』のビルの地下と云えばお判りだろう。

美しいカウンターと奥に白いソファ席。まるでオーセンティックなバーの造作だと思ったら、夜7時からは別の方が入ってラム中心のバーに変わるらしい。

午前10時半から午後6時までが珈琲屋さんとなっている。
いろんな豆を焙煎しているので、行く度に違う珈琲を飲んでみたい。
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今日は初めての訪問だったので、ブレンド珈琲にしてみた。此処はブレンドも四種類用意されている。
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今日は苦味とコクのブラックスワンを戴いた。程よい苦味が昼食前に丁度良かった。

此処は今年の夏に出来たそうだが、マスターはそれまで亀戸天神の近くで珈琲屋を営んでいたそうだ。ブレンドのひとつに天神と云う名が有るのも、それが由来らしい。

最近「サードウェイブ」と呼ばれるスペシャルティコーヒーの時代が来ているが、『イングルウッド』も正にそんな珈琲専門店だナ。

目黒に美味しい珈琲が飲める店が出来て、ちょいと嬉しい。

「自家焙煎珈琲Inglewood」のサイト
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by cafegent | 2011-10-27 15:47 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)