東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々へべ日記/いわき市から酒朋の来訪に角打ちへ。

     波郷忌の空晴れ渡る深大寺   八十八

今日は俳人石田波郷(はきょう)の命日だ。今から42年前の今日、肺結核で亡くなったのだネ。正岡子規や波郷など病と闘いながら沢山の秀句を詠んだ俳人は多い。
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清々しい程に晴れ渡り青空が眩しい今朝の東京は寒さも忘れて歩きたくなった。もう少し寒さが増して来たら深大寺まで足を伸ばし、波郷の墓参りをしよう。何よりも帰りに立ち寄る『湧水』の深大寺そばが楽しみなのだナ。

     木のかげが舗道をかざり秋日落つ   石田波郷

       ◇         ◇         ◇
この週末も怒濤のハシゴ酒となった。

先ずは金曜日。
福島県いわき市から酒仲間の呑み師さんが来ていたので、木場『河本』にて合流した。彼は一足先に赤羽『喜多屋』から始めていたネ。
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福島の状況は相変わらずだそうだ。子どもたちは首から測定器をぶら下げて登校している。皆が少なからず被ばくしていると聞いた。

毎日、仕事とボランティア活動を続けており、可成り疲れ切っていたのだが、奥様が「たまには東京に出て、好きな居酒屋で羽を伸ばして来たら」と励ましてくれたそうだ。スバラシイ家族を持って幸せだネ。
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『河本』では漸くおでんが始まった。いつもなら一の酉が終わると始まるのだが、今年は温かい日が続いたので先週からとなった。

真寿美さんのホッピーで心を潤し、おでんでホッコリと温まった。

木場から飯田橋へと移動。目指すは酒屋の角打ち『杉山商店』だ。
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此処で酒朋ビリー隊長と合流だ。
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きんぴらごぼうや切り落としハムを貰って、燗酒に口を持って行く。
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ビリー隊長は一件目なので、生ビールからだネ。

我々は既にゴキゲンでアル。
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福島の話は少し脇に置いて、呑み師さんの疲れを癒そうじゃないか。

愉しい酒宴はあっと云う間に時が経ってしまうのだ。
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呑み師さん、もう最終電車の時間となった。次回も素敵な酒場で一献傾けようネ。

僕らは、神保町『兵六』へ。
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新疆ウイグル地区の写真旅行から帰国したばかりのトクちゃんからまたまたヘンなお土産を戴いた。
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ハイ、キクさんとパチリ。
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そして、トクちゃんもビリーとドーンッとナ!

ドクターは今日もお洒落に赤でキメていた。
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掌中人形作家の舌波クン、今日は珍しく奥席でしたネ。
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何故ならば、手前はご覧の通りのバカ騒ぎだからでアール。

この日は、此処で僕は終了。後は家呑みに切り替えた。ビリーたちは、更に神保町の街に消えて行ったのだナ。
       ◇         ◇         ◇
土曜日は朝から激しい雨となった。所用が有ったので、口開けの『宇ち多゛』を諦め、午後宇ちとなった。

しかし、12時半だと云うのにカシラもナンコツもレバーも終了。煮込みも無かった。
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ただ、タン生が残っていたのが幸いだったネ。カミサンも一緒だったので、梅割りは控えてみた。「梅の呑み過ぎ→泥酔→ケンカ→怒られる」と云う図式が出来上がって来ているので、ちょいと自粛(苦笑)

『ゑびすや食堂』を覗くと、見事に満席。窓の外から皆に挨拶をして、『二毛作』へ。

今年最初のボージョレー・ヌーヴォーを戴いた。店主の日高さんオススメは、シャトー・デュ・モンソーのヌーヴォー。
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フレデリック・コサールが作る「レ・ラパン」は、ヌーヴォーとは思えない程芳醇な香りとコクが有った。ラベルのウサギの横に小さな亀が居るのもご愛嬌。

カミサンは、日本人醸造家大岡弘武さんが作るローヌのヌーヴォーだ。
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こちらの白は、葡萄ジュースの様にガブガブと吞めそうなヌーヴォーだったナ。
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ローヌの赤も戴いて、ご馳走様だ。
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立石の迷宮「吞んべ横丁」の『さくらんぼ』へと移動。この日は、夕方から誕生日会が催されるのだが、一足先にお邪魔した。
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既に大島さん、イシさん、自転車ホッシー、岩崎サン等が来ていたナ。

ウーロン茶割りに酔いしれて、ワタクシ大いに唄ってしまいました。
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皆さんご馳走様でした。

地元で用事が有ったので、僕らは途中で引き上げた。
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午後5時近く、『牛太郎』の暖簾を潜り、とんちゃんをアテにハイッピーがススんだナ。

こうして、土曜日も陽が暮れたのでアール。
by cafegent | 2011-11-21 15:24 | 飲み歩き