東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/深まる秋の最中、突然の家元の訃報に泣く。

暦では既に冬に入っているが、実際の東京は秋が深まって来た。

神宮外苑では先週から「いちょう祭り」が開催されているのだが、まだ黄色に染まっている樹々は少ない。
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今郵便局で発売されている記念切手「旅の風景」シリーズでは、見事な神宮外苑の銀杏並木と表参道のイルミネーションなどが描かれている。
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万葉集では、秋を詠んだ歌が多い。「もみじ」は「紅葉」ではなく「黄葉」と詠んでいる歌が圧倒的に多いのだネ。奈良時代、赤く染まるもみじよりも黄色く染まる葉の方が好まれた様だ。

    秋山の黄葉(もみぢ)を茂み、惑(まど)ひぬる
         妹(いも)を求めむ、山道(やまぢ)知らずも

秋山の黄葉が茂っているので、迷っている妻を捜したくても、山道が判らなくなった。

柿本人麻呂が詠んだ歌だが、妻を亡くして悲しみにくれる人麻呂が、亡くなった妻をあたかも山に迷い込んだことの様に詠ったものだ。

読み人知らずだが、同様の歌がある。

    秋山の黄葉(もみち)、あはれとうらぶれて
           入りにし妹(いも)は、待てど来まさず

どうも、紅葉の時季は恋人や妻を亡くした悲しみを詠った歌が多いネ。

昨日は昭和の天才落語家、立川談志師匠の訃報が届いた。こちらも悲しみにくれた方々が全国に大勢いることだろう。

談志師匠の高座はもう何年も観ていない。観たくても中々チケットが手に入らないからだ。20年程前は結構観たがそれ以後はテレビで時々観るくらいだったナ。

いつだったか師匠の本の出版記念の時にサインを戴いた事がある。今では宝になってしまったなぁ。
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数年前、病気療養中に立川一門会に顔を見せるかもしれないと云うので何とかチケットを手に入れて観に行ったのだが、その時はお見えにならなかった。

夕べは以前録画していた師匠のロングインタビュー番組を観た。
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もちろん、献杯しながらだけどネ。

そう云えば、前に「笑う超人」と云うDVDを借りて観た事があった。
爆笑問題の太田さんが談志師匠と対談をしていたのだが、あれももう一度観たいなぁ。

アマゾンで買えるみたいだネ。買っちゃおうかナ。
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笑う超人 立川談志×太田光 [DVD]

師匠は生前に自分の戒名を決めていたらしい。昨晩のニュースで御長男と御長女のお二人の会見で知ったが、思わず吹き出した。

戒名は、立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)だそうだ。「うんこくさい」って凄いよネ。

死して尚、人を笑わせる。やっぱり最後まで笑いの天才だったのだナ。
でも、夕べはやっぱり家元のインタビュー観ながら涙が出てしまった。

慎んでご冥福をお祈りします。合掌。
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by cafegent | 2011-11-24 13:41 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)