東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/『アヒルストア』でホッコリと冬日和。

今朝の東京は、青空が広がったネ。朝から豊洲へと出掛けたのだが、船が気持ち良さそうに浮かんでいたナ。
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トランクルームに預けていた荷物を仕分けして、半分以上を減らすことにしたのだが、それだけで午前中が潰れてしまった。

さて、師走の風物詩『世田谷ボロ市』が、15日から四日間開催される。
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実に430年以上もの歴史を誇る東京都無形民俗文化財に指定されている伝統的な市だネ。

戦国大名によって城下町で生まれた楽市・楽座は、世田谷新宿でも開かれ、後の徳川時代を経て農民たちが中心となり、ボロを編み込んだ丈夫な草鞋(わらじ)などを安く売ったりしたことから、ボロ市と呼ばれる様になったそうだ。
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骨董品や古着、雑貨、植木類など多種に渡るが、何故か神棚を売る店が多く出店しているのだナ。
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大行列は覚悟だが、ボロ市名物の「代官餅」は、あんこ、きな粉、からみ餅の三種類有ってどれも美味い。

近くに保存されている代官屋敷を訪れれば、歴史を知る事が出来る。
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冬日和の週末、世田谷線沿線散策も楽しいひとときになる事だろう。
      ◇         ◇         ◇
月曜日は、夕暮れから渋谷へ出た。

JR渋谷駅から246を跨ぐ大きな歩道橋を昇ると東京で生きているのだと感じる。学生からサラリーマン、商売人達が大勢行き交い、白い吐息が空に舞う。

歩道橋を渡り、スグの路地を恵比寿方向に入ると『富士屋本店』の看板が見える。
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階段を降りて行くと客達の賑わう声が響いてくる。そう、此処は居酒屋パラダイス。
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変形凹カウンターがグルリと配され、皆楽しそうに酒を酌んでいる。

入口辺りには、看板娘「富士屋本店の冨士真奈美」こと原川さんが迎えてくれる。

先ずは大瓶を戴き、ハムキャ別か湯豆腐を貰うのだナ。
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続けて寒梅の燗酒をクィっと空けて、ご馳走様だ。

この日は一段と冷え込んだが、熱燗のお陰で躯が温まった。いつの間にやら「バスケットボールストリート」と改名された渋谷センター街を抜けて、神山町方面へと歩く。

午後6時を15分程回り、この日の愉しみ『アヒルストア』に到着だ。

先ずは琥珀ヱビスのハーフパイントを戴いて、カンパイだ。
前回は、某A新聞社のコカ爺ぃと訪れたが、今回はカミサンを伴った。

最初に「アンディーブとパルミジャーノのサラダ」を戴く。
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アンディーブを覆い隠す程に荒く削ったパルミジャーノが絶妙。

ワインは料理に合わせて店主の輝彦さんに選んで頂いた。
この日は、ミディアムボディ「COULTADES」(クルタード)の赤。
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とてもエレガントで、ほんのりとカシスの香りを感じるワインで美味しかったなぁ。南仏ので、やや濁っているが、ビオらしいワインだ。

「豚肉と香味野菜のリエット」には、低温長時間醗酵のフランスパンをお願いした。
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リエットは、ケチケチせずにたっぷりとパンに乗せて食べるのが良い。
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香味野菜の香りにパンチが効いて、ワインもススむのだ。

「スープ・ド・ポワソン」は適量でホッとした。スープ鍋担当はポール君だネ。淡々とした表情で仕事をこなす姿が、これまた可愛いのだナ。
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魚介の旨味を凝縮したスープは、まるで海を食べているみたい。
フランスパンに滲み込ませても美味い。

此処のフランスパンも驚く美味さだ。大抵、パンの切れ端で歯茎を切りそうになるくらいに堅いものが多いが、和歌子さんが焼くパンは違う。堅さも絶妙なのだ。

ボトルも空いたので、肉にあわせてグラスの赤をセレクトして貰った。
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「Domaine de la Cadette L'Ermitage 2009年」(ドメーヌ・ド・ラ・カデット・レルミタージュ)、ブルゴーニュ地方の赤ワイン。口の中で色んな味が折り重なる様で独特な味わいだった。美味しいナ。

カミサンは、フランス南部ラングドックの赤「LA BARONNE Le Mourvedre de Jean 2010年」(ラ・バロン・ル・ムールヴェードル・ド・ジャン)にしてみた。当然ながら、ひと口貰う。むふふ。
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濃厚で深みのある味わいは、素晴らしい。次回、ボトルで頼みたいワインを見つけたネ。

メインは、「地鶏とトマト、根菜のロースト」にした。前回も戴いたのだが、何度食べても美味しいのだナ。
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コンガリとローストされた地鶏は中がとってもジューシーで絶妙な塩胡椒加減でアル。野菜から出た汁もパンに付けて残らず戴く。
収穫祭を終えた農家の食卓の様な無骨さがとても良い一皿なのだ。

月桂樹やローズマリー等の使い方を知ると我が家のハーブの活用法の勉強になるのだナ。

この日も、ひっきりなしに戸が開き、順番を待つ方々が顔を覗かせていた。さぁ、お腹も膨れたし、外で待っている方々と入れ変わろう。
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今回も美味しい御料理とワイン、ご馳走さまでした。

心もお腹も十二分に満たされて、外の寒ささえ気にならない。次回は何を頼もうか、などとあれこれ話ながら渋谷のんべい横丁へと到着した。
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この後は『アミュレット-d』で、また吞んだのであった。
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フムフム、前髪を切ったカナちゃん、可愛かったなぁ。
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Commented by ティコティコ at 2011-12-08 09:44 x
軽いつまみで美味しいワインのハシゴとはい~いですね~

先日まではドイツのフランケンなどの辛口白や、シャンパンばかり飲んでいましたが秋も深まり寒さを感じるとブルゴーニュのしっかりした白やボルドーのフルボディーの赤が飲みたくなります。

重たい赤は肉の重たいソースにマリアージュしてメタボリ一直線(涙)

仕方なく軽い赤で軽いつまみで我慢の子です(苦笑)
Commented by cafegent at 2011-12-08 12:27
ティコティコさま、こんにちは!

ワインを語るには、流石ティコティコさんには敵いません。

冬のホットワインも良いですよね。
by cafegent | 2011-12-07 16:22 | 食べる | Trackback | Comments(2)