東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/節分の日、天声人語と広告を考える。

先日の朝日新聞コラム「天声人語」で、〈増税は政治が決める。きのうの川柳欄が、人気ドラマをもじって野田首相を「課税夫(かぜいふ)のノダ」と一刺ししていた。乾坤一擲(けんこんいってき)の消費税は、ここににきて、不人気がいっそう高じている。〉とあった。
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いや、別に増税問題のことを僕が兎や角云う訳ではない。ただ、小中学生からご高齢の方まで幅広く読まれている天声人語に登場していた“乾坤一擲”なる熟語を一体どれだけの人がその場で理解出来たかなぁ、と思ったからなのだナ。
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天声人語では、俳句、短歌、川柳などを用いて時勢を判り易く取り上げている。僕も毎朝必ず、ここから読み始めるものネ。

先程、電車の車内広告を眺めていた。進学塾の広告なのだが、確か「国語をしっかり学べば、社会も数学も理解出来る」と云った内容だった。なるほどね、その通りだナ。

その昔、僕も何かの試験で「食物の咀嚼とは、単に食べ物を嚥下して....うんぬんかんぬん」なる問題が出た時に、咀嚼(そしゃく)も嚥下(えんげ)も全く判らなかった事を思い出した。

若い時にもっと懸命に国語の勉強をしておけば良かったと感じたネ。

そう云えば、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんと云う方が、「天声人語」の新CMを制作したそうだネ。まるでロックスターの様な出で立ちの広告クリエーターだが、作る広告は嫌いじゃない。

この朝日新聞のCMも天声人語の持つコトバの力をとても丁寧に伝えていた。

ただ最近は、作る広告物よりも本人のキャラクター性やスター性の部分に制作依頼する側が、その術にハマっているような感じがするのだナ。


今日の朝、ツイッター上で多くの方々がリツイートしていたが、『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書刊)の著者で、編集者の中川淳一郎氏が広告クリエイターが「作品」というのを批判していた。

〈広告は「販促物」であり、お前の名誉と地位のためにあるんじゃねぇよ〉とね。僕もまさにその通りだと思うネ。

「作品」とは、誰かに依頼されて作るものじゃない。自分が創りたいと思うものだから「作品」なのだ。故に締め切りもない。「広告」はどんなことがあっても締め切りに間に合わせて仕上げなくちゃならない。
そう、僕らはアーティストじゃなくて、職人なのだからネ。

と、そんなことを今日誕生日を迎えたアーティストの兄貴の事を思い出しながら、考えてみた。
      ◇         ◇         ◇
今朝は風も無く、穏やかな冬晴れとなった。
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さて、今日は季節の節目「節分」だ。明日からは、立春となる。
午前中に打ち合わせを二つ終わらせて、目黒不動尊へと急いだ。
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境内から参道を進み本堂まで辿り着くと大勢の方々が、豆まきに集まっていた。
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親方衆たちもイナセだネ。
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午後2時、本堂前に設置された節分式の櫓の上に地元議員や名士の方などが登場し、豆まきが始まった。
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     天に花咲け 地に実なれ
     福は内 福は内 鬼は外

掛け声と共に一斉に福豆が撒かれたのだナ。
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福豆を無事にキャッチし、皆様の福寿開運と除災招福を願って、お詣りも済ませて来た。
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さぁさぁ、雑誌原稿の締め切りを確認し、デザイナーに指示を出さなくちゃナ。お仕事、お仕事!
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「天声人語の1文目」のサイト
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by cafegent | 2012-02-03 16:27 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)