東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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1月のパリは東京よりも暖かかったなぁ

1月だと言うのにシャルル・ドゴール空港では、コートもいらない程陽が燦々としていた。毎度のつもりで防寒体制バッチリでやって来たのに拍子抜けしてしまった。

今回は、パリ在住のインテリアデザイナー、クリスチャン・リエグル氏に逢いに来たのが旅の目的であったから、まずは彼が手掛けた「ホテル・モンタランベール」に泊まった。b0019140_11403465.jpg10年ちょっと前に古いホテルを買い取りリノベーションしたらしく、シックで落ち着いたインテリアが特徴的だったなぁ。今から20数年前、80年代の始め頃に初めてパリにやってきて、友だちの家に泊めてもらったのも丁度この辺りだった。リュ・ド・バック駅からすぐの処で、オルセ−美術館の裏手側。リエグルさんとの打ち合わせ以外は、街のインテリアショップや雑貨屋を見て廻った。サンジェルマン・デ・プレを散策し、ポンピドォーセンターを抜けてオシャレなマレ−地区へ。b0019140_11404755.jpg数年ぶりに来るのにまるで変わりのない街並み。シックな石畳の街だからこそ、色鮮やかなファッションが映えるのだろう。b0019140_1142919.jpg
ここ何年かは、クライアントを連れてのパリ訪問が多かったから、泊まるホテルも右岸が多かった。シャンゼリゼ近くとか、フォーブル・サントノーレとかばかりだったから、今回久しぶりの左岸滞在で何だかホッとした気分に浸れることが出来た。

b0019140_11382175.jpgパリのマレー地区には、ボ−ジュ広場のすぐ前に「パヴィヨン・ド・ラ・レーヌ」という4つ星のシャトーホテルがある。1泊350ユーロだから、約5万円弱だけど、それなりに価値のあるホテルだと思う。ルイ13世頃のアンティークな調度品でしつらえているそうで、中庭もあってお忍び旅行にもってこいな処だった。

行きの機内の中で「ダヴィンチ・コード」という小説を読んだ。頭の中でパリの街並の記憶を辿りながら、読み進み一気に読破してしまった。b0019140_11375892.jpgパリに着き、実際にルーヴル美術館の中を通り抜けて、ガラスのピラミッドを見るとキリストの聖杯伝説もまんざら小説の世界だけでは終らない様な錯覚を覚えてしまった。

クリスチャン・リエグル氏は、欧米ではかなり著名な方で、サンジェルマンにも大きな家具の店を持っている。基本的には、個人住宅や別荘を多く手掛けていて、その家や住む人に合わせて家具もデザインしていた。b0019140_11384174.jpg
彼に家を建ててもらった方々は、カルヴァン・クライン、カール・ラガーフェルド、ヴァレンティノ・ガラバーニ、などがいる。みな個性的でこだわりを持った連中だが、彼等の個性を十分に把握してから取り組むそうだ。日本でも過去に2件だけ住宅を作ったことがあるそうだが、今は欧米が中心らしい。62才のインテリおやじだったが、40人近くいるというスタッフの大半が若い女性だった。お茶を持って来てくれるコや資料を運んでくれるコたちが何故かみんな若くて美人で、これが若い秘訣か、って勝手に解釈。本人も鍛えた体をさりげなく自慢するようなタイトなセーターを羽織っていて、ニクいオヤジだった(ちょっと、悔しいが..)そして、言うことがまたニクいのだ。「大抵いつも10幾つプロジェクトが進行しているから、
無理して仕事紹介してもらわなくっていいんだよね。とくにプロモートもいらないし。」と来たもんだ。「仕事の内容が、興味を惹くもので、あとはギャラが納得すれば請けるよ。」だってさ。ウムウム、僕もこんなセリフ吐いてみたいものだ。さすが、トップクラスだけの事はあった。誰かと仕事がしてみたいと思ったら、まずどこに居ようが、飛んで逢いに行ってしまう。これが一番だね。今回も本で見ただけのインテリアデザイナーに直感が働き、心が疼き、男3人で逢いに行ってきた。まさにピッタリの人だった。彼に仕事をお願いしたい、と思いつつ策略を練る日が続くんだろうなぁ。そんな事を考えつつ夜は、生牡蠣三昧の毎日であった。b0019140_114219100.jpg
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by cafegent | 2005-01-24 11:49 | ひとりごと