日々ヘベレケ日記/立石&大井町ハシゴ酒の旅!
2012年 05月 14日
梅雨入り前のこの季節は、本当に外で過ごすのが気持ち良いネ。
暦の上では、もう「初夏」でアル。樹々の上では営巣していた四十雀やコゲラなどが、小さなヒナを孵している。
五月雨を あつめて早し 最上川
誰もが知っている松尾芭蕉の句だネ。初夏を迎えると、先ずこの句が浮かぶ。
最上川は、山形を流れる大きな河川だ。以前、最上峡芭蕉ライン舟下りに乗ったことがある。新緑の時季だったので、川面から眺める雄大な自然の景色が見事だったことを覚えている。
いつの日か、芭蕉の歩いた「奥の細道」を辿りたいものだナ。
◇ ◇ ◇
閑話休題。
土曜日は、いつもの様に朝から京成立石へと向かった。
戸越駅まで歩けば、そこから一本で立石まで行ける。いつもより早い電車に乗り、土よ宇朝酒へ。
いつも仕事場まで徒歩なので、立石までの電車の中が唯一の読書タイムとなる。文庫本一冊あれば、長い移動もまるで気にならないネ。
毎週土曜の朝、『もつ焼き宇ち多゛』に集う面々はいつも殆ど同じだ。
初めて訪れた方々も此処を気に入った人は、毎週顔を合わすことになりいつのまにやら土よ宇朝酒の仲間となるのだナ。
午前10時半、赤い暖簾が下がり口開けとなる。
先ずは瓶ビールの大瓶を戴き、喉を潤す。宗さんは、寶焼酎の梅割りを出すよりも先にビールの栓を抜いてくれるので、誰よりも真っ先に酒に有り付けるって訳だ。むふふ。
この日は、シロよく焼きをタレで戴いた。
ビールをチェイサーに梅割りも美味い。
二軒目は、ヨーカドー裏の『ゑびすや食堂』へ。
土曜日は朝ご飯を食べる前に酒を吞んでしまうので、いつも此処で白飯を食べる。この日は、ハムエッグに小ライスと味噌汁だ。
もちろん、酒も欠かせない。焼酎の緑茶割りを戴いた。
この日は、酒朋の深谷さんと有意義な話も出来て良かった。
程よく酔ったナ。これにて、ご馳走様。
さて、僕は一足お先に皆さんと別れた。立石から金町へと移動し、『水元公園』へ。
野鳥たちの写真は、また次回。自然の中を数時間歩いたらすっかり酒が抜けた。
◇ ◇ ◇
金町から西馬込行きに乗り、中延駅へ。此処で東急線に乗り換えて、大井町駅へ。
この日は、友人の藤本陽平クンが本を出版したので、ささやかな祝宴を開催。彼とは表参道のゴールドジムで知り合ったのだが、酒仲間の美沙ちゃんのパーソナルトレーナーを引き受けてくれてからの付き合いだ。
今は二子玉川でパーソナルトレーナーをしているが、美沙も毎週通っているそうだ。僕も早速、股関節ストレッチを開始しなくちゃ。
さて、この日の酒宴は大井町『そのだ』だ。
美沙も陽平クンも初訪問。
さぁ、『そのだ』に来たら、先ずこれを食べなくちゃ!の「揚げたてあつあげ」だ。
此処の「手作りポテトサラダ」も美味い。
最後はお待ちかねひな鶏の素揚げだ。もも肉とむね肉のセットを二つお願いした。
むね肉には手羽も付いている。
そしてこちらが、もも肉だネ。
酒もススみ、ご馳走様でした。此処の店主もまた、実に腰が低い。
この日も忙しい中、わざわざ外に出て僕らを見送ってくれた。味のみならず、この人柄が此処を評判の店にしているのだナ。
相変わらず素晴らしい店だった。また次回を愉しみにしよう。
駅方面に戻り、飲み屋街の東小路へ。大井町に出店したばかりの立ち飲み屋『晩杯屋』へ初訪問。此処は武蔵小山に本店が在るのだが、朝から晩まで本当にいつも人が溢れている。晩杯屋ならぬ満杯屋だナ。
武蔵小山本店は小さな立ち飲み屋だが、こちらは大箱だ。一階が立ち飲みで二階は椅子席となっている。
我々は一階の立ち飲み席へ。品書はムサコと同じ。二人とも初めてだったので、この価格設定に驚いていたネ。なんせ、マグロ刺身が180円なのだから。
天羽の梅の焼酎ハイボールで再び乾杯だ。名物レバホルも美味い。
気を良くした一行は、もう一軒行こうと云うことになる。『晩杯屋』の斜め前、ワインバー『8 huit』(ユイット)へ。
この日はオーナー店主の平野由希子さんも居ましたネ。
この日のル・クルーゼ鍋料理は「うさぎと筍のオリーブ煮込み」だったネ。
陽平クンと美沙と三人でハイ、パチリ!
出版の世界では、平野さんの方が大先輩。陽平クンもしっかりとアドバイスを受けたし、次の本や彼のメディア登場を応援しなくちゃネ。
そんなこんなの土曜怒濤のハシゴ酒の旅、終了。
あぁ、また日記が長くなっちまったがご勘弁ネ!