東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/梅雨間近の六月、公園の自然に触れる。

今日から六月とは、あっと云う間に今年も今月で半分が終わる。
こう年を重ねると日々が過ぎて行くのが早く感じるのだナ。

農家では田植えが終わり、田んぼに水を張る時季だ。
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故に今月を「水月(すいげつ)」や「水張月(みずはりづき)」と呼ぶこともある。風情があって素敵な言葉だネ。

東京ももうすぐ梅雨に入る。

目白の『椿山荘』では、今年もまた蛍が飛び始めたようだ。
今は、ゲンジボタルが飛ぶ時期だネ。来月になればヘイケボタルが出てくるだろう。
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毎年、蛍鑑賞の後、目白駅まで戻り居酒屋『すみれ』に行くのが愉しみなのだ。名物のイワシ料理をアテに吞む酒は格別だ。納豆、おくら、山芋がたっぷりと入った「ねばりそば」も酒の後の〆に良い。

『すみれ』を出たら、徒歩数秒の酒場『なすび』へ。目白で一番古いバーは、店主の伊藤千秋さんとの会話も愉しい酒場だ。
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最近『なすび』の水曜日が、「マリバール」と言って桜井真理さんがカウンターに立っているらしい。

では、今年の蛍鑑賞は水曜日にしてみようかナ。
      ◇           ◇         ◇
さて、毎朝出掛けている都立林試の森公園には都内とは思えない程自然に溢れている。
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昨日は大変珍しい光景に出くわした。せせらぎ橋の下に在る池には沢山の鯉や亀が居る。
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此処の亀も元は縁日で売っている小さなミドリガメだ。子供たちが育てられなくなった亀を此処に放置するのだネ。

本来の名前はミシシッピーアカミミガメと云う。
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何年も育つと相当な大きさになる。

そのアカミミガメのメスが産卵の為に池を出て、のんびりと公園内を歩いていたのだ。大きなクスノキを越えて東門近くの広場の隅まで多分百メートルはあるだろうか。

公園では犬の散歩やジョギング、ウォーキングと沢山の人々が行き交うので、亀に気付かず踏み潰さない様、後ろから見守ってあげた。

土と芝生の境目辺りの土は乾いていてとても卵など埋める状態じゃないのだが、メス亀は凄い。
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自分の体内から体液なのか小便なのか判らないが水を出し始めた。
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乾いた土が徐々に泥と化し、後ろ足で交互に穴を掘り出したのだ。
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メス亀も必死な形相だネ。
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約30分程かけて、自分の後ろ足が届かなくなる程深くそして穴の中をくり抜く様にして堀った。
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そして、その穴の中に卵を産み落としていったのだ。
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ホラ、凄いでしょ!
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アカミミガメの卵ってウズラの卵ぐらい大きいのだネ。それを次々と産み続ける。ナント10個も産んだのだ。
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その都度足で卵を下に押し込めて行くのだが、割れないかと心配してしまった。最後の卵はもう地面ギリギリだったが何とか穴に収まった。
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無事に産み終えたメス亀は、また両足で器用に土を被せて平に成らし元通りの地面になった。

広場では小学校の団体が遠足に来だしていたので、無事に池に戻れるか心配だった。

だが、公園で毎朝遭う方が自転車で池まで運んでくれたらしい。ヨカッタナ。卵が孵るまであと2,3ヶ月だ。この10個の卵のうち、カラスや蛇に食べられずに何匹の子亀が生き残るのだろうか。

同じ公園で今朝は、木の上からドラムを叩く音を確認した。
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コゲラが巣穴を作る為にクチバシで木を突くドラミングの音でアル。

コゲラも春からヒナが孵っていたので、もう何羽も巣立ちしたのだネ。
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子供のコゲラは、うぶ毛が可愛いのだナ。

あちらこちらの樹々の上からコゲラの啼く声も聴いた。
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コゲラは途中で切り落とされた幹に巣穴を掘る。切られた場所で成長が止まるから、幹が枯れて柔らかくなり掘り易くなっているからだネ。自然の知恵は素晴らしい。
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低い木にも降りて来てくれたので、今日は沢山写すことが出来た。

しかし、カミサンに呆れられないうちに仕事場に出掛けたのであった。なんせ、今朝も出掛けに「今日も公園に寄るのかい?」と念を押されたからネ。

そして、今日の昼、公園で弁当の蓋を開けたら、案の定コレだった。
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「ハタラケ!」のキツーイひと言に意気消沈したのであった。全くもって、トホホのホ。
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by cafegent | 2012-06-01 14:59 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)