日々是日記/ムサコ『Quatre Avril』にフランスの風が吹く。
2012年 06月 22日
高浜虚子の弟子である木国(もっこく)は、今の高校野球の元となった「全国中学校野球大会」を立案創始した人としても知られている。
師匠の虚子も夏至を詠っていたナ。
夏至今日と 思いつつ書を 閉ぢにけり
昨日は「夏至」を迎えたネ。一年の中で一番昼間が長い日だ。
東京の街は、湿気を帯びた重たい空気に覆われて、シャツから出た腕がすぐに汗ばんでいくのだナ。
そんな訳で、武蔵小山の働く人の酒場『牛太郎』の暖簾を潜った。
ヒロ君に大瓶をお願いし、乾いた喉を潤す。
彼女はビールの小瓶で、つくねを焼いて貰った。
今回はプレーンにチーズを乗っけて貰ったネ。
ジョーさん、ヒロ君、ご馳走さまでした。
夕飯は気になっていたビストロへ。
武蔵小山駅前の焼き鳥『鳥勇』の路地を入って左角に出来た店でアル。
4月30日にオープンしたばかりのビストロ『Quatre Avril』(キャトルアブリール)は、小体ながら料理が素晴らしいと評判を聞いていたので愉しみにしていたのだナ。
4月4日がお嬢さんのお誕生日とのことで、この店名にしたそうだ。
先ずは白ワインをデキャンタで戴いた。
このパテもワインがススむ美味さだナ。
武蔵小山の飲食街にこんな素敵なビストロが出来て嬉しい限り。
有機野菜の天ぷらが人気の『金安(キンアン)』やもつ焼き『豚星』、立ち飲み『晩杯屋』と、このスナック街にも新しい風が吹いて来ているのだナ。