東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/新橋の小さな寿司屋で至福のひととき!

今月も今日でおしまいだ。

朝から会社の口座の入金確認をしながら何とか支払いを済ませることが出来た。だが、残高が足りず、僕の給料が出ない。週明けの入金確認を待ってみよう。トホホのホ!

北京のホテルの窓から見かけた鳥の名前が不明だったのだが、唐津出身のライター森一起さんから、その鳥の名は「鵲(カササギ)」だと教えて頂いた。
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カササギは七夕伝説の中で織姫と彦星との間をつなぐ架け橋となる幻の鳥と伝わっている。九州などで見られるカササギは秀吉の朝鮮出兵の時に九州の大名達が朝鮮半島から持ち帰って、それが繁殖したらしいネ。

     鵲の渡せる橋におく霜の
          白きを見れば 夜ぞ更けにける

百人一首の中で、中納言大伴家持に七夕伝説を元にして冬の情景を詠ったものだネ。

カササギの渡した天の川が冬空に霜が降りたように白く輝く姿を眺めているといつしか夜も更けてしまった、とでも解釈すれば良いのかナ。
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子供の頃に好きだったアメリカのカートゥーンアニメの「ヘッケルとジャッケル」は、ずっとカラスだとばかり思っていたらカササギだったのだナ。あぁ、牟田梯三の「コンチまた...」のナレーションが懐かしい!

九州地方にしか生息していない筈のカササギがここ最近、北海道の苫小牧に棲むようになったらしいネ。そして、今年は札幌でも確認されているみたい。

それにしてもこの鳥の黒と白のコントラストは美しい。こんな柄の着物を作って着てみたいものだナ。
     ◇         ◇         ◇
閑話休題。

昨日は酒朋ケン君と新橋駅で待ち合わせをした。彼とはいろんな酒場で出逢う。先週も立石『宇ち多゛』で遭ったばかりだ。

今回は新橋駅前ビル2号館の地下に在る日本一小さな寿司屋『すし処まさ』にケン君を誘ってみたのだ。丁度仕事を半休出来たとのことだったので、タイミングが合ったと言う訳だ。

先ずは駅前ビル1号館の一階に在る『信州おさけ村』へ。

此処は信州の地酒が数多く揃っており、唎き酒が出来る店でアル。
しかも安いのだヨ。同じ金額の地酒を三種類選んで唎き酒セットにしてくれるのだ。例えば、300円の酒3杯ならば500円、700円の酒3杯ならば1000円と云う破格のシステムなのだナ。

そして気に入った酒が見つかったら、購入出来るのだ。

前回、酒朋キクさんと此処で呑み過ぎて『まさ』のカウンターで寝落ちした失敗談もあったので、今回は大人しくペールエールビールで残暑厳しい暑さを吹き飛ばした。
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『信州おさけ村』は11時から営業しており、酒の肴も充実している。此処で軽く酒を引っ掛けてから酒場をハシゴする人も多いんだナ。

そして、奥の冷蔵庫に案内して戴き冷えた一升瓶を捜した。『すし処まさ』さんは、黒龍や越の寒梅、八海山など日によって違う酒が用意されているが、一本二千円の持ち込み料で酒を持ち込めるのが嬉しい限り。

そんな訳で今回も此処で日本酒を捜したのだ。選んだ酒は信州長野の酒千蔵野(しゅせんくらの)の「川中島 幻舞」だ。この酒蔵は女性杜氏・千野麻里子さんが蔵元を継いで美味しい酒を生み出している。

さて、優(マサ)さんの料理にどうマッチするか愉しみだ。

酒も手に入れたので、いざ新橋の迷宮新橋駅前ビル2号館の地下へ。
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小料理屋や立ち飲み屋が軒を連ねる飲み屋街に目指す寿司屋が在る。
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この暖簾の向こうにたった3席のお寿司屋さんが在るのだナ。

我がカミサンは仕事が長引き三鷹から向かってるとの事なので、一足先にカンパイをした。
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先ずはヱビスビールで喉を潤す。

さぁ、優さん先に始めちゃいましょう!
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ほぉ、今回も選りすぐりの魚介が待ってますなぁ。

最初はお造りから。北海道余市産の稚鰤(ワラサ)と牡丹海老。
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海老が濃厚で甘い。こりゃもうお酒でしょ!
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てな訳で先程仕入れてきた「幻舞」の栓を開けて貰う。
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トクトクトクとグラスに酒が注がれる。優さんとも乾杯をして、呑みに突入だ。

無濾過生原酒の「川中島 幻舞」はフルーティな香りで口に含むと爽やかな甘みが広がるのだナ。
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旨味の後にほんの少し酸味を感じる素晴らしい酒だ。美山錦を使ったこの純米酒は、ケン君も気に入った様子だネ。

ワラサの刺身にも合うなぁ。
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続いて、優さんは大きな殻を開いている。

今度は秋田能代で捕れた岩牡蠣の登場だ。
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これはもうレモンを絞るだけで良い。

『すし処まさ』に初訪問のケン君もゴキゲンなご様子。彼の顔って僕が子供の頃に好きだった「怪獣ブースカ」に似てるのだよネ。
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彼のツイッターでのアイコンもブースカなんだよネ。可愛いヨ。

お次は、お馴染みの手作り濃厚豆乳豆腐だ。
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先ずはそのまま食べて大豆本来の旨味を堪能。続いて塩を少しかけると豆腐の甘みが増すのだネ。これは本当に美味しい一品だ。
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此処で45分程遅れてカミサンが到着だ。職場が銀座だから近いと思ったのに三鷹に営業していたのだネ、お疲れさん!
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では日本酒でまたカンパ〜イ!
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淡々と料理に集中する優さんの姿は凛々しいネ。

牡丹海老の頭を立てると、我がカミサンの顔に似ていることが判明。
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単に目がポニョの様に離れているからなんだけどネ(苦笑)

こちらは、マグロの炙りに使うマスタードソースを仕込んでいる最中。
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粒マスタードを漉して酢と醤油で味を整えるそうだ。

どうですか赤い牡丹の花が開いた様なこのメバチ鮪の美しさ。
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これも此処の名物、メバチ鮪のカマを炙って頂く一品だ。
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コレ、店が小さいのでお客さん自身で炙って貰うスタイルになったのだとか。
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軽く炙って、マスタードソースで戴く。
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あぁ、幸せなひとときだ。
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水茄子の浅漬けで口をさっぱりとさせたら、また酒がススむのだナ。
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クィクィと酒が喉を通って行くのだ。
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ここからは握りに入る。
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先ずは本鮪の赤身のヅケから。
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云う事無しの美味さでアル。ねぇ、ケン君!

優さん、本当に愉しそうに寿司を握るのだナ。
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この笑顔にいつも癒されてしまうのだ。
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呑み歩き食べ歩きを綴っているジプキンさんが、この店の事を「寿司のファンタジスタ」と紹介していたが、本当にその通りなんだよナ。
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香川県産の赤貝や小肌も相変わらず美味い。
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鹿児島の墨イカも美味かった。
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ご飯は愛知県産の赤酢で〆るそうだ。
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酒が美味いと寿司もススむナ。
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鯵も脂が乗って実に美味い。
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あぁ、満腹満足、大いに美味し!
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〆の一品は、イクラご飯。
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この日も最後まで素晴らしい料理の数々だったなぁ。
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今回選んだ酒「川中島 幻舞」と寿司のマリアージュも絶妙だったネ。

最後に優(マサ)さんともう一度乾杯をして終了。
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外には次のお客様が待っているものネ。今回も、美味しいお料理、ご馳走様でした。

この後、神保町へと向かったのだが、出張疲れが出たのか目眩がしたので『兵六』に寄れずに帰宅することにした。

ケン君、急な誘いにお付き合い戴き感謝多謝!また行きましょう!

さぁ、明日は年に一度の『立石フェスタ』だネ。僕は朝からまた『宇ち多゛』の裏手に並んでいるので、良かったら皆さん立石で呑みましょ!

では、また!CHAO!
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by cafegent | 2012-08-31 16:04 | 食べる | Trackback | Comments(0)