東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/秋らしくなった東京に曼珠沙華咲く。

一年の季節を72に区切って表す七十二候では、今は「蟄虫坏戸」(むしかくれて、とをふさぐ)頃だ。虫が土の中に潜って穴を塞ぐこと。

虫が、戸を塞ぐのだネ。「ホイ、ちょいとごめんよ!」とか云って虫が戸を閉めるみたいだナ。

「穴惑い」(あなまどい)と云う言葉がある。俳句では秋の季語。

夏に野原などに出ていた蛇が、秋が深まり寒くなってくると土の穴に潜るのだネ。彼岸の入りと共に穴に籠り、また春の彼岸の頃に顔を出すと云われている。

秋になり10月を過ぎても穴に潜らない蛇を「穴惑い」と云う。「蟄虫坏戸」からあぶれてしまったヘビのことなのだネ。

    穴惑ひ石のごとくにゐたるかな

僕の好きな俳人、加藤楸邨が詠んだ句だ。

僕が毎朝歩く都立林試の森公園でもよく蛇を見かける。スルスルと木を昇りシジュウカラやインコのヒナを襲っていたが、奴らももうすぐ土の穴に潜り込むのだろうか。

    穴惑ひ 夕べの女(ひと)が 愛おしく   八十八

以前、句会『舟』にて出た十月の兼題が「穴惑い」だったナ。これは、その時詠んだ句だ。
     ◇         ◇         ◇
閑話休題。

今年は残暑が長引いたせいか、彼岸花(曼珠沙華)の開花が全国的に遅いらしいネ。林試の森公園では、ようやく咲き始めた。
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天に向かってスッと伸び真っ赤な花を開く姿は凛として美しい。

今朝は、今年初のキビタキを観た。池の水を求めて降りて来たのだが、残念ながらカメラを構えているうちに去ってしまった。10月中旬頃には別の場所に移動してしまうから、写したいものだ。
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これは、以前「白金自然教育園」で写したものかな。

草むらでは、秋の虫が集(すだ)く声が朝から響いていた。
葉を除けて、コオロギたちを捜そうとしたらヒョイと飛び跳ねて行ってしまった。そして、そこには大きなかたつむりが居た。
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いろんな生き物たちが、秋が深まる前に色々準備が忙しいのかナ。

そのスグ脇では、小さなクモを見つけた。
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エビグモの様だが可成り小さい。ワカバグモかな?
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小さな鬼田平子の黄花には、さらに小さな蜂が花の蜜を求めていた。

キビタキを観た池に戻ると、緑の葉の上に小さなワカバグモが居た。
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若葉色をしているから付いた名だが、可愛い蜘蛛だ。
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葉の下から写すと朝の陽射しを受けて更に美しかったナ。

目黒不動尊の曼珠沙華はまだ蕾みが開いていない。
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これから毎朝、蕾みが膨らみ見事な花が咲くのが楽しみだナ。

こちらは、ナス科の鵯上戸(ヒヨドリジョウゴ)と云う花。
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ヒヨドリがこの花の実を好んで食べるからこの名が付いたそうだ。秋が深まると実が赤く熟すのだナ。とっても小さな花だが、カタクリの様に白い花弁を後ろに反り返らせて咲く。可愛い花でアル。

こちらは、昨日見つけたツマグロヒョウモン蝶のオスだ。
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よしずの上にとまっていたのだが、いつ見ても美しい蝶だナ。

そんな訳で、今日は酒を語らず。
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by cafegent | 2012-09-27 15:16 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)