東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

一陽来復

今日は2月3日、節分だね。一日好天気にめぐまれてどこの境内も盛大に豆まきを行ったんだろうね。
僕もちょうど打ち合わせが終り時間が出来たので、芝大神宮の豆まき行事に足を運んでみた。b0019140_1731228.jpg

芝大神宮の節分祭は、木遣(きや)り威勢の良い響きの中、神主と御子さんが行列をなして、境内まで行進する神聖な行事である。b0019140_17351040.jpgめ組の半天を纏った連中の粋な姿も青空に映えた。b0019140_17424797.jpg芝大神宮は、「関東のお伊勢様」と呼ばれて伊勢神宮に行かなくても天照大御神(アマテラスオオミカミ)に参拝できる所だ。運気が好転できればと境内で福豆をもらってきた。b0019140_17425670.jpg

節分とは本来、立春、立夏、立秋、立冬の季節の変わり目の前日のことらしい。
その中でも、寒い冬が終わり、暖かな春の始まる立春の節分が大変おめでたいと言われて、更にその前後に旧暦のお正月がくることから他の節分より珍重されるようになったんだってさ。友人の占い師の新さんが教えてくれた雑学ね。
そして、節分といえば豆まき。家の中にたまった悪い気や鬼を豆をまいて追い出す訳だ。
この儀式のことを本来は追儺(ついな)と呼ぶらしい。

この追儺は朝廷の年中行事でしたが、もともとは中国の儀式で、日本で初めて行われたのは慶雲三年。
追儺は「おにやらい」とも読み「鬼遣」と書くこともあるのだそうだ。
読んで字のごとく鬼を追いやる行事で、いわゆる「鬼は外」になったんだね。

豆まきで使う豆は「しっかりと煎った大豆」であることが大事らしい。
豆は大豆じゃなくても余り関係なく「堅い豆を煎る」という事が重要なんだそうだ。
もし煎った豆から芽が出ると悪いことが起こるらしい。(人から聞いた話は、らしい、らしい、が多くてすまんね、まったく。)
煎ることで病の素になるものを焼き尽くすといういみがあるようで、このとき食べる豆は自分の年齢+1個なんだってさ。今まで生きてきた年に加えて新たに始まった年の分の豆を食べることで無病息災になるという願いが込められているのだ。さぁ、今日は豆まきをして、自分の年+1個の豆を食べて今年をよい年にしてみてはいかがだろうか。

2月3日は、我が兄弟の誕生日でもあるのだ。1959年の2月3日は、伝説的ロックン・ローラー、バディ・ホリーが飛行機事故で亡くなった日でもある。音楽にドっぷりと浸かっていた中高生の頃、我が兄は、「俺はバディ・ホリーの生まれ変わりだ」と廻りの連中にのたまいていた。が、月日が流れ、本当に名うてのミュージシャンになってしまった。我が兄よ、誕生日おめでとう。それにしても、マツケンサンバⅡの次は、小倉優子か!「来るもの拒まず」の音楽活動なんだろうね。

節分に話を戻そう。『一陽来復』って知っているだろうか?昔の中国の占い「易経」に出てくる言葉だ。b0019140_17303875.jpgイチヨウライフクのフクは福ではないのだ。復活の復ね。要するに、陰の気が去って、陽の気がまた来る、良く無い事が続いた後にようやく良い事が訪れると云う意味だ。我が家では、代々ずっと正月を迎える午前0時になると、方角を確かめて『一陽来復』のお札を家の角に貼る。親と離れて暮らすようになって久しいが、今でも毎年正月になるとこのお札を貼っている親父を思い出すものだ。

運気の転機は新年ではなく、節分にあると云われています。昨年は、人災、天災を問わず「災い」の多発した一年でした。今年も、世の中まだまだ様々な問題を抱えていると懸念されますが、節分にあたり、共に「運気好転」を祈りましょう。

我ながら、たまには真面目に心して節分を祝いたいと思います。

平成17年 節分
[PR]
by cafegent | 2005-02-03 17:42 | ひとりごと