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by cafegent
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日々是日記/深まる秋、田舎から届く物が美味い!

毎朝歩いて仕事場へ向かう途中、沢山のスズメと出逢う。
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よく眼を凝らして見てみると親スズメの後をくっついて廻るヒナの姿も見られる。
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不動公園の水場では、毎朝決まって水浴びをする光景を目にする。
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羽の間にはびこるダニなどを取るためだネ。
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小さな羽を広げてバシャバシャと水を浴び、頭を突っ込む姿のなんと愛らしいことか。

時々、読み返したくなる一冊を本棚から出した。「ある小さなスズメの記録」と言う。著者のクレア・キップスさんが書いた実話だ。
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ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

第二次大戦中のロンドン郊外、音楽家の老夫人は玄関先で巣から落ちた1羽の生まれたばかりのスズメのヒナを拾った。

小さなヒナを拾い上げ、温かいフランネルで包み、温かいミルクを与え様子を見た。夜のうちに死んでしまうだろうと諦めながら眠りについたが、翌朝かすかだけど小さな声が聞こえてきたのだ。この小さな生き物の生命力に心打たれたキップス夫人は、家で世話をすることになった。

羽と足に障害を持った小スズメは、日を追う毎に成長し、夫人のベッドの羽毛布団の中で一緒に寝るようになった。

音楽家の夫人は彼にクラレンスと言う名を与え、彼にピアノを弾いて聴かせた。すると、クラレンスは、ピアノの伴奏に合わせて歌うようになったのだ。

夫人はこのスズメの歌を、彼が絶頂期の時に録音しなかったことを悔やんでいるが、本当に歌ったのだろうネ。

十二年と七週と四日間をキップス夫人と共に生き抜き、最後まで勇敢で聡明だったクラレンスは、老衰でこの世を去った。

この本を読んでいると人間の人生とも重なるのだ。人はいつか死を迎えなくてはならないが、良き人生の伴侶と共に残りの生涯を過ごしていけるだろうか、と考えるのだナ。
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この本は、原作はもちろんのこと、梨木香歩さんの翻訳も素晴らしい。加えて、酒井駒子さんの挿絵も大久保明子さんの丁寧な装丁も素敵だ。

秋も深まって来た。寝酒でも嗜みながら、是非この一冊を読んでみて欲しいのだナ。
      ◇          ◇          ◇
      人肌の酒と秋刀魚と古女房     八十八

サンマが随分と安くなって来たネ。
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焼いたサンマを炊き込みご飯にするのも美味い。
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北海道から沢山届いたから、塩焼きも戴くのだ。

カミサンの実家、岡山からは大きなガザミが送られて来た。
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ガザミとは渡り蟹のこと。岡山では、ガザミとシャコは小さい頃からおやつ代わりだったらしい。
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カニ味噌がたっぷりと詰まっており、ほぐした身と共に食すと酒が一段と旨いのだナ。

こちらの海老も天然物だそうだ。
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日々の酒場巡りも愉しいが、秋は美味しい味覚が沢山届くから、家呑みも最高だネ。

日本酒の後は、先日山形の高畠ワイナリーで仕入れた白ワインを味わった。クィクィとイケる爽やかな味わい!
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どんなにヘベのレケになっても寝落ちして終電を逃すってこともない。ムフフのフ!w
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by cafegent | 2012-10-18 15:22 | 食べる | Trackback | Comments(0)