東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/十二月の句と共に可愛い地酒が届く。

     路地ぬけてゆく人声や十二月   真砂女
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銀座の街で、永く料理屋『卯波』を営んでいた俳人、鈴木真砂女の詠んだ句だ。

慌ただしい年の瀬を実にうまく表した名句だナ。冬の句で、もうひとつ僕が好きな句を紹介したい。

     降る雪やこゝに酒売る灯をかゝげ

この句は、店のマッチに載っていた句だが、寒さが一段と増して来た師走になると思い出す。
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『卯波』は、真砂女さんがお亡くなりになった後、一度再開発の為に店を閉めた。だが、料理人のお孫さんが新たに旧店の向かい側で再開している。

吐く息が白い季節、『卯波』名物新じゃがの甘辛煮をつまみながら、燗酒でも呑みたいものだナ。
     ◇          ◇          ◇

   七つ長野の善光寺、八つ谷中の奥寺で竹の柱に萱の屋根、
   手鍋下げてもわしゃ、いとやせぬ
   信州信濃の新そばよりもあたしゃあんたのそばがよい!

フーテンの寅さん好きならば、誰もが知っている啖呵売の口上だネ。

以前、白馬に旅をした時、ハイランドホテルの土産店で可愛い酒を見つけた。
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雪だるまの形をしていて、思わず買ったのだった。

あれから、随分と年月が経ったのだが、昨年目黒区美術館で開催された『包むー日本の伝統パッケージ展』で、この『雪ン子』が展示されており久しぶりの再会となった。

おぉ、まだ有ったのか!と懐かしく思い、白馬ハイランドホテルに問い合わせると今も販売しているとの事だった。

そんな訳で、昨年から世話になった方々へのほんの気持ちとしてこの小さな雪だるまを贈っている。
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雪だるまにはバケツの帽子が定番だが、この帽子はお猪口になっているのだナ。可愛いでしょ!

我が家では、この空いたボトルを燗酒用にして利用している。あぁ、書いているだけで熱燗が呑みたくなってきたゾ。
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by cafegent | 2012-12-18 15:49 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)