東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/家呑みで春を味わい酒を酌む。

今朝の東京は、窓の外を小雨が路面を濡らしていた。浅春の芽吹きの頃に静かに降る雨を「春雨」と云う。これが、長雨になると「春霖(しゅんりん)」となる。桜の季節、桜花を散らす程に降る雨は「桜流し」と呼ぶ。

雨ひとつとっても四季折々、様々な呼び方が有るのだから、日本は素敵な国なのだナ。

9時過ぎには雨も上がり、いつもの公園に出掛けたが風は冷たく手もかじかんだ。
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雨上がりの空にハクモクレンの花が揺れていた。北風はまだまだ東京を寒くさせるのだネ。

暦の上ではとっくに春を迎えているが、今朝などは冬の寒さに逆戻りしたかのようだった。俳句の世界では「春寒し」とか「冴返(さえかえ)る」などと云う。

     妻の肌 乳張ってゐる 冴返る

私小説家で俳人の瀧井孝作が詠んだ句だ。今朝の寒さでこの句を思い出し、独りニヤリとしてしまった。
      ◇          ◇          ◇
閑話休題。

京都出張から戻って来たカミサンから嬉しい土産を貰った。
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祇園の和菓子屋『甘泉堂』が作る栗むし羊羹だ。此処の羊羹は「とらや」などの濃厚な羊羹とは違い、口当たり滑らかで甘さも控えめな蒸し羊羹なのだ。
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実際に食べてみないと判りづらいが、水ようかんかと思う程に口溶けが良いのだナ。

毎年、京都に出掛けると『赤垣屋』の酒と〆さば、そして此処の和菓子は外せない。そんな訳で朝から濃いお茶と共に戴いた。むふふ。

さて、昨日はカミサンが休みだったので夕方から酒場『牛太郎』で合流した。
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先ずはポテサラと大瓶だネ。カミサンが到着してからは、ガツ酢ととんちゃんをアテに酒がススんだ。

酒場は一軒に抑えて、家呑みに切り替えた。

酒は、奈良の長龍酒造が造る「純米新酒 初しぼり」を買ってみた。
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奈良県産のキヌヒカリを使って昨年秋に醸造した純米酒だ。

すっきりとした口当たりと純米の旨味が、料理にもマッチしたナ。
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菜の花は、豚肉の塩麹漬けの付け合わせに。
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山うどは人参ときんぴらにして春を食む。
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こちらは水菜とえのき茸、油揚げの煮浸しだ。どれも酒がススむ料理でアル。

そして、夕べのメインは鯵のなめろうだった。
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カミサンが呑む前に仕込んでくれたので、この日は安心して『牛太郎』で酔えたのだナ。

以前、酒に酔って包丁を使って大けがしたことがあったからネ。酔って刃物は禁物だ。そんな訳で、夕べはだらだらと家呑みを楽しんだ夜となった。

    春寒し 酒徳利も ふるえをり   八十八
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by cafegent | 2013-03-14 15:08 | ひとりごと | Trackback | Comments(0)