東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々ヘベ日記/立石虎ノ門東大前ハシゴ酒の旅!

東京は梅雨入りした日は湿度が高く雨が降り続いたが、その翌日からカラリと晴れた爽やかな五月晴れが続いた。梅雨前線も何処かへ下がり、今朝の東京も爽やかな陽気となった。
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七十二候では「麦秋至」(むぎのときいたる)の季節。麦が熟し、畑が美しい黄金色に輝く時季が来た。初夏の畑なのだが、秋の収穫時期の様な色合いに戸惑いを感じたりする。梅雨の到来の前にほんの少しの間、黄金色に輝くので「麦秋」(ばくしゅう)と呼ぶのだネ。

麦秋と云えば、僕の好きな小津安二郎監督の映画「麦秋」を思い出す。

娘に早いとこ結婚して欲しいと願う家族と、まるで結婚に興味を抱かない娘との日常を独特の描写で描いた傑作だネ。原節子と笠智衆が良かったナ。

秋の文字が付くが「麦秋」は夏の季語でアル。

    野の道や 童蛇打つ 麦の秋    子規

    雨二滴 日は照り返す 麦の秋   虚子

「麦秋」と聞いて、冷えたビールが浮かぶのは呑んべいだけだナ。
     ◇         ◇         ◇
閑話休題。

先週の土曜日は、朝から都営浅草線に乗り、京成立石を目指した。

押上駅を過ぎ京成線に入ると電車が地上に出る。車窓から光が差し込むと、いつだって胸躍るのだ。
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徐々に風景が広がり、東京スカイツリーが巨大な土筆(つくし)の様に天を仰いでいた。

『もつ焼 宇ち多゛』の口開けまで約1時間半、馴染みの土よ宇朝酒の面々と他愛ない与太話に花を咲かせるのでアル。
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この日は立石の重鎮イシさんと宇ち多゛歴35年の大島さんが奥へ。
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地元のウーさんと若いシンゴ君、ホッシーといつものメンバーだ。
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酒朋アキちゃんとパチリ!

一時間程、旨い酒と美味もつ焼に舌鼓を打ち、お会計!二軒目から地元の名士「暁建設」のわんぱく兄弟と合流。

向かうは立石仲見世内に在る『鳥勝』だ。
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わんぱく兄弟は先に来ていた。
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地元『寿司まさ』のマサ君も営業前に参加。
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そして続々と宇ち入り後の酒朋たちが集まって来た。
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さぁ、朝からエンジン全開だ!

つくづく思うのだが、こうして、週末に自然に集う酒朋が居て、ボクは幸せ者だナ。皆に感謝多謝!

立石三軒目は『とっちゃんぼうや』の隣りに最近出来たカラオケスナック『どらんち』へ。
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本当は夕方からの開店なのだが、頼んで昼から開けて貰ったのだナ。

彼女が此処の店主、ドラミちゃん似のアキちゃんだ。
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これで、店名の由来がお判りだろう(笑)
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大いに唄い、呑んでいるとイシさん登場。
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野方『秋元屋』ご常連の鈴木さんを連れて来てくれた。
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ハイ、カンパ〜イ!

宴もたけなわだが、一足先にご馳走様。午後から虎ノ門にて酒朋キクさんと待ち合わせだ。

駅でカミサンと合流し、虎ノ門に最近オープンしたビアバー『ヴルストハウス』へ。
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此処は、神保町『ユーロスターカフェ』の姉妹店なのだナ。
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この日は岩手の『ベアレン醸造所』と此処とお隣の『ニコデンサク』さんのコラボイベントで、ビールも日本酒も料理も総て400円で提供された。

先ずは店主の注ぐピルスナービールを戴いた。
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ハイ、キクさんカンパ〜イ!
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青空の下、皆の笑顔が広がっている。
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お次のビールはさっぱりとしたラードラーを戴いた。
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『ニコデンサク』の提供するイカわた煮が、バカウマだった。
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ベアレン醸造所施設応援団の方が作っていたベアレン王冠バッヂを戴いた。
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帽子につけて、パチリ!
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お二方、ありがとうございました!
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そして午後4時、東大前へと移動。
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目指すは、東大農学部だ。

構内に在るバー『S』は、毎月1日が「Sの日」と銘打ってハウスウィスキーのハイボールが、なんと一杯100円なのでアル。
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そんな訳で、午後の陽射しを浴びながら紫陽花の咲くキャンパスを歩く。
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ズンズンと奥へ進むと目指す酒場の在る棟に到着だ。
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二階に上がり、『S』へ。
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酒朋マタェモンさんも登場し、ハイボールでカンパイ!
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酒のアテは、小いわしのピリ辛煮、岩海苔笹かま等々。
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料理も美味しいので酒がススむススむ。
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少し遅れて、Qちゃんもご登場!

三杯目はブラックブッシュをハイボールで!
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こちらも一杯200円なのだナ。むふふ。

午後6時、程よく酔いも廻って来たので、ご馳走様。
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マタェモンさん、やっぱり此処でもドーンッ!とネ。
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愉しい土曜ハシゴ酒の旅であった。

皆とは此処で別れ、我々は地元武蔵小山へと戻った。

パルム商店街の中の回転寿司屋『すし三崎丸』で軽く握りをつまみ、家呑みへと切り替えた。
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キリリと冷えた白ワインを二本空け、録画しておいた映画「探偵はBARにいる」を観たのであった。
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あぁ、酔い土曜日だったナ。
by cafegent | 2013-06-03 15:22 | 飲み歩き