東京だからこそ出会う人や店をつれづれなるままに紹介


by cafegent
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日々是日記/冬ぴあ発売!ハシゴ酒無事に一年!

先日、新聞のコラムに目を通していて、懐かしい言葉に出逢った。

それは、18世紀初めの賢人で、オクスフォード大学の学寮長を務めたヘンリー・オールドリッチが残した言葉だ。

  余のつらつら思うところに過ちなくば、
          酒を飲むのには5つの理由がある。

    良酒あらば飲むべし
    友来たらば飲むべし
    のど、渇きたらば飲むべし
    もしくは、渇くおそれあらば飲むべし
    もしくは、いかなる理由ありても飲むべし。
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そのコラムでは、漫画原作者である城アラキ氏が、まだ駆け出しのライターだった30年程前、鎌倉・小町通りの居酒屋で取材をした詩人の田村隆一氏のことを綴っていた。田村隆一は痩身な躯を軽くひねり、右肘をついてウィスキーグラスを傾け、実に格好良く酒を飲んでいたらしい。

戦後を代表する詩人田村隆一は、かのヘンリー・オールドリッチの言葉を好んでいたそうだ。田村隆一が没して15年、城氏もいつか田村隆一の様な酒の飲み方が出来るようになりたいと思いつつ、まだ果たせないでいると記していた。

先の酒を飲む5つの理由は、その田村隆一が翻訳を手掛けた「わが酒の讃歌=うた」の中で知ったのだナ。
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著者は、イギリスの作家で評論家のコリン・ウィルソンだ。

副題には「文学。音楽・そしてワインの旅」とあり、ワインを飲む愉しみを読者に伝えるために書いたのだそうだ。ワインにまつわるエピソードや歴史、ワインを求めてイタリア、スペイン、ポルトガル、果てはアメリカのワイナリーまでを旅して廻り、酒や音楽の話に引き込まれてしまうのだナ。

新聞のコラムから久しぶりにコリン・ウィルソンの本を思い出した。そして、僕も田村隆一にならって、ヘンリー・オールドリッチの残した5つの飲み方の様な酒呑みになりたいものだ。
     ◇           ◇           ◇
閑話休題。

ワタクシごとで恐縮だが、連載中の季刊情報誌『冬ぴあ』が発売となった。
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1月の『早春ぴあ』からスタートし、なんとか一年間連載が続いた。来年も引き続き書くので、ハシゴ酒する街を探さなくちゃならないのだナ。
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今回の『冬ぴあ』では、赤羽~十条を歩いた。

『まるます家』の若女将、和子さんには大変お世話になった。
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いつもは二階を仕切って切り盛りしているのだが、撮影用に忙しい中、下に降りて来てくれた。感謝多謝!
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また、料理の撮影で二階を使わせて頂いたのだが、その間もビールやジャン酎を出して頂き恐縮至極でアル。

お店のお姐さんたちも僕らの取材を気遣ってくれて、他のお客さんたちに説明してくれたり、と本当に頭が下がる思いだった。
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良い酒場とは何かを、いつも教えられる最高の店なのだネ。
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大好きな『丸健水産』も若旦那がメチャメチャ気を使ってくれて、出来立て薩摩揚げの美味しい食べ方を伝授してくれたり、料理撮影以外にも沢山のおでん種を出してくれたのだナ。
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此処はずっと酒朋ビリー隊長と共に訪れていたのだが、最近はずっと一人で伺っている。
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強面(こわもて)だとばかり思っていた兄貴だが、実はこんなにも優しい気遣いの持ち主なのだ。
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ひっきりなしにお客さんが途切れないのもおでんの味に加え、若旦那を始め、お母さんやスタッフの皆さんの気遣いが有るからだネ。
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丸眞正宗のマルカップのおでんダシ割りが美味しい季節。是非、足を運んで欲しいものだ。

また、十条では『斉藤酒場』のご主人と女将さんに大変親切にして戴いた。
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『まるます家』と『丸健水産』は営業中の取材だったが、こちらは営業前に撮影を行った。
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冬の季節に大人気の大根煮や自慢の串かつ等もご主人に丁寧に作って戴いた。
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燗酒など撮影なのだから水で構わないと申し上げたのに、しっかり熱燗を出して頂き、撮影が終わってもお銚子を運んで来てくれました。
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本当に下町の人情溢れる酒場だと云うことを再認識させて戴いた。

一月発売の『早春ぴあ』では、渋谷界隈をハシゴしようと考えている。

読者の皆様、来年の『季刊ぴあ』も宜しくお願いします!是非!
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Commented by terute at 2013-11-24 15:28 x
美しい女性と飲むモヒートは格別でしょうね!うらやましい!
Commented by cafegent at 2013-12-11 15:30
terteさん、こんにちは!

取材用の仕込みだったのですが、若いコと飲む酒は格別でした!w
by cafegent | 2013-11-21 15:41 | ひとりごと | Trackback | Comments(2)